1982年デビューの女性歌手、中森明菜の楽曲をご紹介します。
中森明菜さんは1981年、当時多くのスターを生み出していた人気のテレビ番組「スター誕生!」に出演したことがきっかけで「スローモーション」でデビューしました。
レコード大賞受賞や、テレビドラマの主演を務めるなど歌手としてだけでなく女優としても大変評価されました。
そんな彼女がデビュー直前に、芸名をどうするかという話になった際、事務所からは「森アスナ」という芸名を提案されたそうですが「両親がつけてくれた本名で歌いたい」といって断ったそうです。
それでは、80年代に大変な人気を誇った中森明菜さんの楽曲をお聴きください。
中森明菜の名曲・人気曲(1〜10)
サンド・ベージュ中森明菜

アイドルからアーティストに成長し、絶大なヒットと人気を得た中森明菜の秋曲は、夕日の砂漠を歌ったオリエンタルな曲です。
彼女のストイックな世界観がまず引き込まれ、その姿に憧れる人も多かったことでしょう。
永遠の歌姫の声はずっと耳に残っています。
あなたのポートレート中森明菜

切ない恋の感情を表現した情熱的な1曲。
優しいギターの音色に透き通るようなボーカルが重なり、聴く人を曲の世界へと誘います。
普遍的な恋愛の物語が、その独特の世界観の中で描かれており、運命的な恋の出会いから、思いが募るまでの過程に、思わず引き込まれてしまいます。
デビューアルバム『プロローグ〈序幕〉』に収録された中森明菜さんの隠れた名曲で、アルバム作品としては初のオリコントップテン入りを果たしました。
デビュー当時の輝きを放つ本作は、多くのファンを魅了しました。
淡い恋心を抱えながら、夢見る乙女心をストレートに表現したその歌声は、恋をしたことのある全ての人の心に響くはずです。
October Storm中森明菜

十月の嵐を余すところなく描き出した名曲。
ポップスとシンセポップを融合させたバラードの中に、恋愛の誤解や別れの予感が織り込まれ、切なさと力強さが同居しています。
中森明菜さんの表現力豊かな歌声が、曲の世界観をさらに引き立てているんです。
1984年10月10日にリリースされたアルバム『POSSIBILITY』に収録された本作は、タイアップこそありませんでしたが、ファンの間で根強い人気を誇る1曲となりました。
恋に悩む人はもちろん、人生の岐路に立つ方にもおすすめです。
秋の夜長に聴けば、きっと心に響くはず。
中森さんの魅力が詰まった珠玉の1曲をぜひ味わってみてください。
中森明菜

1980年代のCMで、当時大人気アイドルあった中森明菜さんが出演されています。
オリジナルと思われるCMソングが流れ、男性が歌唱していますが、後半に中森明菜さんも歌われます。
80年代の景気の良さを反映した、よくできた爽やかなニューミュージックソングです。
目をとじて小旅行中森明菜

アルバム「ファンタジー(幻想曲)」に収録されている曲。
浮気した男と別れた女が思い出に浸りながらそれでも好きでいることを謝るという心情を爽やかに歌ったポップソングです。
TERMINALまでのEVE中森明菜

膨大な中から厳選された曲を集めた、中森明菜さんの4枚組CD-BOX『AKINA』にも収録されている1曲。
この曲『TERMINALまでのEVE』は、もともとは伊集院静さんが手がけたコンセプトアルバムに収められている1曲で、それを知ってからこの曲を聴くとどこか物語の一場面を切り取っている風にも聴こえます。
「別れを予感させる不安定なクリスマス、でも女性にはまだまだ未練があって……」と少し切ない歌詞も特筆。
中森さんが歌うとその切なさもひとしおです。
ファン以外にはそれほど知られていない……かもしれないクリスマスの名曲です。
秋はパステルタッチ中森明菜

あまり知られていないかもしれませんが、こちらの曲はなんと、あのギターの高中正義さんが作曲された曲です。
フュージョンの大御所と、ポップス界の女王のコラボがとてもワクワクする曲ですよね。
当時の打ち込みサウンドにのって軽快に演奏されるギターのリフやエンディングのソロの音色やメロディーはまさに高中さん。
まあ当たり前なのですが。
作詞は来生えつこさんとなっておりこちらも見逃せません。
明菜さんはこのフュージョンの曲のイメージに合わせてか、いつもよりあっさり目に歌っておられるイメージです。






