【懐メロ】しとしと雨の歌。邦楽名曲まとめ
窓の外を眺めると、しとしと降りしきる雨模様……こう言葉にすると、なんだかその情景が目に浮かびますね。
「雨の日が好き」という方、たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
今回ご紹介していくのは、聴けば懐かしい気分にひたれる邦楽、雨を題材にした名曲たちです。
90年代以前の作品を「懐メロ」としてピックアップしていますので、幅広い世代にドンピシャな内容かも。
ぜひ最後までご覧になっていってください。
きっと思い出の音楽にまた、出会えますよ。
【懐メロ】しとしと雨の歌。邦楽名曲まとめ(1〜10)
雨やどりさだまさし

ちょっとコミカルで温かい気持ちになるステキな雨ソング『雨やどり』。
さだまさしさんが1977年に発表し、初のオリコンシングルチャート1位を獲得した楽曲です。
雨やどりで出会った人とのラブストーリーを、ゆったりとした曲調に乗せて歌っています。
さださんらしい、誰もが具体的に想像できるユニークでコミカルな歌詞は、どこか雨の日にほっこりさせてくれるような安心感がありますね。
ライブで収録された本曲には随所に笑い声が盛り込まれているのもポイント。
楽しい雰囲気に仕上げられているので、ゆっくりしたい雨の日にぜひ聴いてみてくださいね。
レイニー ブルー德永英明

男性アーティストによる雨ソングといえば、昭和から平成にかけて長年歌い継がれる多くの名曲が生まれましたよね。
この『レイニー ブルー』もそのひとつ。
シンガーソングライター、徳永英明さんのデビューシングルで1986年にリリースされました。
懐メロでありながら数々の音楽番組で披露される機会が多かったり、さまざまなカバーなどにより幅広い世代に親しまれている点でも、雨の王道曲といったおもむきを感じられます。
作詞を大木誠さん、作曲を徳永さん本人が手掛けました。
徳永さんのハイトーンボイスとはかない詞の世界観が絶妙にマッチしていて、聴く人それぞれの雨の情景が浮かび上がります。
美しい名曲です。
雨の御堂筋欧陽菲菲

大阪人にとってなじみの深い雨ソングの一つ『雨の御堂筋』。
もともとは、アメリカのインストロックバンドであるザ・ベンチャーズが発表した作品で、1971年に欧陽菲菲さんがカバーしました。
デビューシングルにあたるのですね。
今も関西の音楽番組を中心に聴く機会が多いご当地ソング。
梅田新道や心斎橋といった地名が出てきます。
思いを寄せる人を探しもとめていて、ベースのリズムが当てもなく歩きまわっている姿とリンクする感じがします。
欧陽菲菲さんのクールな歌唱とどこかミステリアスな雰囲気がかっこいい雨ソングです。
【懐メロ】しとしと雨の歌。邦楽名曲まとめ(11〜20)
追憶の雨の中福山雅治

雨がすべてを洗い流してくれるさまを歌った『追憶の雨の中』。
平成を代表する俳優&シンガーソングライターとなった福山雅治さんが1990年にリリースしたデビューシングルです。
失恋ソングですが、エネルギッシュなバンドサウンドや踊るピアノが印象的で華々しい雨の歌なんですね!
とにかく明るい曲をと作られたそう。
「僕の始まりの歌です」という一声で始まって、ライブでも一層盛り上がるナンバー。
つらさや苦しさをふっ飛ばしてくれるような晴れやかさに包まれます。
雨でもスカッとさせてくれますよ!
ENDLESS RAINX JAPAN

X JAPANといえばYOSHIKIさんのピアノが強調された、壮大なバラードも魅力的ですよね。
そんなX JAPANのバラードを代表する、降り続く雨をテーマにした感動的な楽曲です。
YOSHIKIさんのピアノとTOSHIさんのボーカルという、やさしさが伝わるシンプルな構成から、バンドが加わって壮大に展開していくサウンドが印象的ですね。
雨がやまないように、悲しみが積もっていく様子が描かれており、TOSHIさんの高らかに響く歌声が、心のさけびのようにも聞こえてくる、切なさが伝わる楽曲です。
雨の物語イルカ

イルカといえば雪の名曲『なごり雪』が有名ですが、雨を描いた名曲もあります。
1977年に発売され、『なごり雪』に次ぐヒットを記録しました。
こちらも伊勢正三さんによる作詞作曲です。
叙情性の豊かな大人の恋模様が描かれていて、すごく切ないんですよね。
恋人とすれ違っているときや別れを迎える直前に聴くと共感が深まりそうです。
伊勢さんならではの文学的な情景描写が光っている本曲。
味わい深いギターの音色も曲の良さを引き立てているように感じられます。
Ice Rain工藤静香

1994年11月にリリースされたシングルの『Ice Rain』。
年末にかけての華やかな街並みに隠されたドラマを思って書かれたという本曲。
バラードに定評のある工藤静香さんですし、この曲も素晴らしい内容に仕上がっています。
青春時代の思い出がよみがえる方もいらっしゃることでしょう。
お別れの切ない気持ちがつづられていて、どうしようもない心情に寄りそってくれます。
雪の描写ですが、雨に置き換えられる内容でもあると思います。
かっこいいイメージとまた一味違った、工藤静香さんのやわらかい歌唱がステキで優しく染みわたります。





