【懐メロ】しとしと雨の歌。邦楽名曲まとめ
窓の外を眺めると、しとしと降りしきる雨模様……こう言葉にすると、なんだかその情景が目に浮かびますね。
「雨の日が好き」という方、たくさんいらっしゃるんじゃないでしょうか。
今回ご紹介していくのは、聴けば懐かしい気分にひたれる邦楽、雨を題材にした名曲たちです。
90年代以前の作品を「懐メロ」としてピックアップしていますので、幅広い世代にドンピシャな内容かも。
ぜひ最後までご覧になっていってください。
きっと思い出の音楽にまた、出会えますよ。
【懐メロ】しとしと雨の歌。邦楽名曲まとめ(11〜20)
雨の物語イルカ

イルカといえば雪の名曲『なごり雪』が有名ですが、雨を描いた名曲もあります。
1977年に発売され、『なごり雪』に次ぐヒットを記録しました。
こちらも伊勢正三さんによる作詞作曲です。
叙情性の豊かな大人の恋模様が描かれていて、すごく切ないんですよね。
恋人とすれ違っているときや別れを迎える直前に聴くと共感が深まりそうです。
伊勢さんならではの文学的な情景描写が光っている本曲。
味わい深いギターの音色も曲の良さを引き立てているように感じられます。
Ice Rain工藤静香

1994年11月にリリースされたシングルの『Ice Rain』。
年末にかけての華やかな街並みに隠されたドラマを思って書かれたという本曲。
バラードに定評のある工藤静香さんですし、この曲も素晴らしい内容に仕上がっています。
青春時代の思い出がよみがえる方もいらっしゃることでしょう。
お別れの切ない気持ちがつづられていて、どうしようもない心情に寄りそってくれます。
雪の描写ですが、雨に置き換えられる内容でもあると思います。
かっこいいイメージとまた一味違った、工藤静香さんのやわらかい歌唱がステキで優しく染みわたります。
雨の慕情八代亜紀

演歌歌手としてご高齢の方にはもちろん、若い世代にも広く親しまれている八代亜紀さん。
彼女は『舟唄』や『なみだ恋』、『おんな港町』などのヒット曲で知られていますが、『雨の慕情』も忘れてはいけない、6月にピッタリの雨をテーマにした名曲。
彼女のしぶくて切ない歌声が心にしみるこの曲は、サビがとっても親しみやすいメロディーですよね。
その分多少歌自体がうろ覚えでも、最後まで歌いきりやすいのがこの曲のオススメポイントですよ。
長崎は今日も雨だった内山田洋とクールファイブ

福岡出身のミュージシャン、内山田洋さん。
彼がひきいる歌謡グループのクール・ファイブとの連名でリリースしたのが『長崎は今日も雨だった』。
同グループは長崎の出身で、この歌にも長崎の町なみが連想されるようなフレーズがたくさんちりばめられています。
雨の情景を切なく描写しているので、6月のカラオケレクで歌うのにはピッタリなんですよ。
サビが特に印象的なこの曲は、こぶしを気持ちよくきかせて最後まで歌いきりたいですね!
Rainy Day Woman松原みき

対比が素晴らしい『Rainy Day Woman』を紹介します。
こちらは1980年にシンガーの松原みきさんがリリースした1曲。
妖艶な雰囲気のシティポップで、歌詞は雨の日のできごとを描いた作品です。
曲の前半は夏の晴れた日に愛する人と過ごした思い出を、後半では雨の日に恋人に別れを告げる様子が描かれています。
この構成により、雨のもの悲しい雰囲気がいっそう際立っていますね。
悲しいことがあっても自分を肯定するメッセージが胸に刺さるのではないでしょうか?
おわりに
みなさんにとっての思い出の作品はあったでしょうか。
切なげな世界観を持った楽曲が多かった気がしますね。
雨の降る日に窓から外の景色を眺めながら、聴いてみては。
ぜひ、ステキな音楽たちにひたってみてください。