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【80’s】ニューロマンティックを代表する名曲まとめ【New Wave】

1980年代初頭のイギリスで生まれたニューロマンティック。

華やかなメイクとファッション、シンセサイザーを多用したサウンドは、新たな音楽シーンを切り開く原動力となりました。

パンクの反動として生まれたこの音楽スタイルは、ムーブメントとしては短いものでしたがグラマラスな装いと共にダンスミュージックとの融合を果たし、日本も含めて多くのミュージシャンに影響を与えているのですね。

本記事では、そんなニューロマのルーツとも言える曲から代表的な楽曲までをご紹介!

最近ニューロマンティックという言葉を知った、という方もぜひチェックしてみてくださいね。

【80’s】ニューロマンティックを代表する名曲まとめ【New Wave】(1〜10)

Do You Really Want To Hurt MeCulture Club

恋人との間に流れる不穏な空気に、胸が締め付けられるような思いをした経験はありませんか?

イギリスのバンド、カルチャー・クラブが1982年に放ったこの曲は、まさにそんな瞬間の痛みを切り取ったようです。

軽快なレゲエのリズムとは裏腹に、「本当に僕を傷つけたいの?」と繰り返すボーイ・ジョージさんの歌声は、まるでガラス細工のように繊細で切実ですよね。

「君は恋人であって、ライバルじゃない」という一節には、愛するがゆえにすれ違ってしまう二人の悲しい関係性が凝縮されています。

華やかなサウンドの奥に隠された、涙がこぼれ落ちる寸前の張り詰めた感情に、心を揺さぶられる名曲なのかもしれません。

You Spin Me RoundDead Or Alive

Dead Or Alive – You Spin Me Round (Like a Record) (Official Video)
You Spin Me RoundDead Or Alive

ディスコ世代を過ごした人だったら、この曲を聴いて踊りたくなるかもしれませんね。

デッド・オア・アライブの曲の中で一番ヒットして、イギリスでは1位を獲得しましたが、アメリカでは11位とあまりヒットしなかったようです。

デット・オア・アライブのスタイルは一段と個性がありますよね。

Life in TokyoJapan

グラムロックとニューウェーブの架け橋的存在とも言えるジャパンが、ディスコ界の巨匠ジョルジオ・モロダーさんと手を組んでグラムロックから大胆な転換を遂げた楽曲です。

幾度かの再リリースを経てヒットしたのを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね。

きらびやかなシンセのフレーズは、まるで近未来都市・東京のネオンを音で描いたかのよう。

デヴィッド・シルヴィアンさんのクールで抑制された歌声が、華やかな喧騒の中に潜む孤独感や、どこか傍観者のような視線を映し出します。

無機質なビートの上で官能的にうねるミック・カーンさんのベースが、楽曲に生々しい体温を吹き込んでいるのも印象的です。

【80’s】ニューロマンティックを代表する名曲まとめ【New Wave】(11〜20)

ElectricityOrchestral Manoeuvres in the Dark

イギリスの先駆的エレクロトニック・バンド、オーケストラル・マヌーヴァーズ・イン・ザ・ダークの記念すべきデビューシングルです。

1979年にファクトリー・レコードから発表され、後のシーンに絶大な影響を与えました。

クラフトワークに触発されたという実験的な電子音に、パンクの性急なエネルギーを掛け合わせたサウンドは、まさに時代の発明といえるかもしれませんね。

ボーカルの代わりにメロディーを奏でるシンセのフレーズが、無機質でありながら不思議なほどの哀愁を帯びて耳に残ります。

「電気」という近代エネルギーのきらめきを通して、未来への無限の可能性や、人と人との間に流れる見えない絆を歌っているかのよう。

彼らの原点にして、ニューウェイヴを象徴する一曲として愛され続けています。

AntmusicAdam&the Ants

イギリス出身のバンド、アダム・アンド・ジ・アンツが1980年に発表した、ニューロマンティックを象徴する一曲です。

彼らの音楽が「Antmusic」という固有名詞で呼ばれていたことも有名ですが、最大の特徴といえば二人のドラマーが叩き出す「ブルンディ・ビート」!

この部族的で力強いリズムと派手な海賊ファッションは、一度見たら忘れられないインパクトがあります。

「ジュークボックスのプラグを抜け」と歌い放つ歌詞は、まるで古い音楽への挑戦状のよう。

自分たちの新しいサウンドで世界を塗り替えるんだ、というアダム・アントさんの革命的なメッセージが、カリスマ性あふれる歌声とともにパワフルに響いてきます。

退屈な日常を吹き飛ばしたいときに聴けば、きっとアドレナリンが湧き出てくるはずです!

No G.D.M.Gina X Performance

ドイツの音楽プロジェクト、ジーナ・エックス・パフォーマンスが1979年に発表したデビューシングル。

当時のロンドンのクラブシーンで熱狂的に支持され、ニューロマンティックを象徴する一曲になったことでも知られています。

ジーナ・キコインさんの氷のように冷たいナレーション風のボーカルと、ミニマルで洗練されたシンセサウンドが際立つ楽曲です。

「偉大な救世主なんていない」と繰り返される歌詞には、誰かが求める理想像をきっぱりと拒絶し、ありのままの自分を貫くという強いメッセージが込められています。

他人の価値観に惑わされず、自分自身でいることの尊さを、この無機質で美しいサウンドが教えてくれているのかもしれませんね。

R.E.R.B.Shock

1980年にイギリスのパフォーマンス・トリオ、ショックが発表した、ニューロマンティック・シーンを語る上で欠かせない楽曲です。

プロデュースはヴィサージのラスティ・イーガンさんが担当。

シャープなクラップ音と氷のように冷たいシンセの音色が、無機質でありながらもスタイリッシュな世界観を構築しています。

このインストゥルメンタル曲が描くのは、まるで近未来の都市で繰り広げられる一夜の物語のよう。

反復されるクールなビートの中に、華やかさの裏に潜むメランコリックな感情や、機械的な世界で確かに脈打つ鼓動が感じられます。

時代の最先端を駆け抜けた、きらびやかでどこか切ない空気をまとったダンスナンバーです。