【80’s】ニューロマンティックを代表する名曲まとめ【New Wave】
1980年代初頭のイギリスで生まれたニューロマンティック。
華やかなメイクとファッション、シンセサイザーを多用したサウンドは、新たな音楽シーンを切り開く原動力となりました。
パンクの反動として生まれたこの音楽スタイルは、ムーブメントとしては短いものでしたがグラマラスな装いと共にダンスミュージックとの融合を果たし、日本も含めて多くのミュージシャンに影響を与えているのですね。
本記事では、そんなニューロマのルーツとも言える曲から代表的な楽曲までをご紹介!
最近ニューロマンティックという言葉を知った、という方もぜひチェックしてみてくださいね。
【80’s】ニューロマンティックを代表する名曲まとめ【New Wave】(21〜30)
エノラ・ゲイOrchestral Manoeuvres in the Dark

“エノラ・ゲイ”とは日本に原子爆弾を落とした時に使われた、戦闘機の名前です。
“エノラ・ゲイが使われるべきではなかった”というメッセージを歌詞に入れていますが、OMDは世の中の人にエノラ・ゲイが何かを知ってもらいたかったそうです。
アメリカではもちろんヒットしませんでした。
イン・ザ・ネーム・オブ・ラブThompson Twins

この曲は、トンプソン・ツインズが初期の頃に出したヒットソングです。
歌詞は“In the name of love “のフレーズを何度も繰り返してシンプルですが、シンセサイザーの音がふんだんに使ってあるせいか、シンプルな曲に感じませんよね。
この曲がリリースされた2年後に、映画”ゴーストバスターズ”で使われました。
ドント・ユー・ウォント・ミーThe Human League

ヒューマン・リーグといえば“ヒューマン”の曲で有名ですが、初期の頃はまさにニューロマンティクのスタイルですね。
この曲は世界各国で大ヒットし、イギリス、アメリカでチャート1位を獲得し、さらに1982年にはグラミー賞新人賞を受賞しています。
スイート・ドリームスEurythmics

ボーカルのアンが男性のスーツを着ているというスタイルは、ニューロマンティックの男性スタイルと真逆という感じでしょうか。
このスタイルに度肝を抜かれた人も多かったでしょう。
低音が効いたこの曲調は、特徴があってカッコいいですよね。
Ashes To AshesDavid Bowie

2016年にデビット・ボウイは亡くなってしまいましたが、ミュージシャン歴は長く、その間にさまざまなジャンルの音楽に関わっています。
常にジャンルの先頭をきって音楽界をリードしていたかもしれません。
最初のシンセサイザーの音はシンプルですが、デビットの独特な歌い方がお洒落ですよね。
グッディ・トゥ・シューズAdam Ant

アダム・アンド・ザ・アンツのバンドから独立して、初めて出したシングルですが、イギリスのシングルヒットチャートで1位になりました。
曲調は個性があって、ノリもいいのでヒットした理由がわかる気がします。
ビデオの中での中世風のスタイルは、なかなか似合っていますね。
ポイズン・マインドCulture Club

みんなが知っているカルチャークラブ、たくさんのヒット曲を出していますが、あまり紹介されないこの曲を選んでみました。
ボーカルのボーイ・ジョージのメイク、服装はニューロマンティック・ミュージックに完璧すぎるぐらい、完成されていますね。
また、甘いボイスがシンセの曲調に合いますよね。