【高齢者向け】盛り上がる!10月にみんなで楽しめるオススメな歌
高齢者施設などで、季節を感じる歌を歌ってみましょう。
今回は、10月がテーマの歌をご紹介します。
童謡や歌謡曲など幅広く選びました。
子供の頃に歌ったことや社会人になってから聞いたことなどを、思いだす高齢者の方もいらっしゃるかもしれませんね。
そこからさらに、会話も広がっていくかもしれませんよ。
歌うことで、お口の体操にも役立ちます。
歌うことに抵抗がある方も、手拍子などでレクリエーションに参加していただくなど楽しみ方はたくさんありますよ。
【高齢者向け】盛り上がる!10月にみんなで楽しめるオススメな歌(11〜20)
旅愁

こちらの『旅愁』は、犬童球渓さんが作詞を手がけた明治時代の1曲。
日本の唱歌として知られていますが、原曲は『Dreaming of home and mother』というアメリカの楽曲。
音楽教科書「中等教育唱歌集」に取り上げられたことで、日本でも広く知られるようになりました。
歌詞では、挫折した主人公が故郷を懐かしむ心情が描かれており、メロディーと相まって切ないんですよね。
過去の夢、懐かしい故郷に思いをはせながら歌ってみてください。
東京五輪音頭
東京オリンピックの応援ソングとしてリリースされた本作は、三波春夫さんの歌声で広く知られています。
日本の伝統的な音頭スタイルで作られており、オリンピックを通じて世界中の人々がつながる喜びを表現しています。
1963年に発売され、当時の国民の間で非常に人気を博しました。
日本の文化や伝統が反映された歌詞は、聞く人々にオリンピックの祝祭感を伝えています。
高齢者の方にとっては、青春時代の思い出と重なる曲かもしれませんね。
みんなで歌って手拍子をすれば、楽しい時間を過ごせそうです。
365歩のマーチ水前寺清子

水前寺清子さんの代表的な曲のひとつです。
演歌歌手として活躍していた水前寺清子さんが、歌謡曲を歌ったという部分でも注目されました。
タイトルからも読み取れるように行進曲をイメージした楽曲で、前へと進んでいくようなポジティブな気持ちも伝わってきます。
未来に向かって着実に歩みを進めていく様子が描かれており、聞いているだけで楽しい気持ちが湧き上がってくるような印象です。
行進曲のリズムの楽しさも大きなポイントで、その場を巻き込んだ楽しい空間が演出されるのではないでしょうか。
どんぐりころころ

高齢者の方が集まる秋のカラオケやイベントの場面にぴったりな曲は『どんぐりころころ』。
物語性のあるユニークな歌詞とともに、キャッチーなメロディーが響く唱歌です。
秋の果実であるどんぐりをテーマに制作されているので、秋の風景を眺めながら聴きたくなりますね。
歌を披露する場面では、軽快なリズムに合わせてコーラスや手拍子してみるのもいいでしょう。
高齢者の方同士で仲を深めたり、コミュニケーションを取るきっかけにもなりますよ。
日本の歌百選にも選ばれている、伝統的な楽曲を聴いて秋らしさを感じてみてくださいね。
まつぼっくり

高い山にあるころんとしたまつぼっくりを、お猿さんが拾って食べちゃった!
猿がパクッとまつぼっくりを口にするかわいらしい情景が目の前に浮かんでくるような、ほっこりした気持ちになれる童謡です。
一番のみのシンプルで覚えやすい歌詞なので、子どもの頃に歌った記憶が残っている方も多くいらっしゃるでしょう。
歌いやすい曲なので、振り付けを加えて手遊び歌として楽しむのもオススメ!
体を動かしながら歌えば、外を駆けまわった子どもの頃の楽しい思い出がよみがえってくるかもしれませんね。
虫のこえ

1910年に『尋常小学読本唱歌』に初めて掲載され、100年以上たった現在でも小学二年生の学習指導要領の中に含まれている文部省唱歌です。
マツムシ、スズムシ、そのあと出てくる虫をご存じですか?
実は、もともとは次にキリギリスが登場していましたが、1932年にコオロギに変更されているんです!
キリギリスがコオロギを指す古語であったことから改変が加えられたそう。
高齢者の方の中でも、もしかしたらキリギリス派とコオロギ派に分かれるかもしれませんね。
【高齢者向け】盛り上がる!10月にみんなで楽しめるオススメな歌(21〜30)
柿の木坂の家青木光一

1957年に大ヒットしたのがこの曲『柿の木坂の家』。
作詞を石本美由起さん、作曲を船村徹さんが手がけ、青木光一さんの歌唱で発表されました。
哀愁を感じるメロディーが、故郷を懐かしむ歌詞をさらに切なく感じさせますね。
当時聴いていた高齢者の方も多いのではないでしょうか?
ちなみに、タイトルにもなっている「柿の木坂」のモデルは、広島の汐見坂だそうですよ。
訪れたことのある方もいるかもしれませんね。
秋のカラオケのレパートリーにぜひどうぞ。