ジャズピアニストに転身!大江千里さんの優しく彩り豊かな名曲・人気曲
1983年デビューのシンガーソングライター、大江千里さんの楽曲をご紹介します。
『格好悪いふられ方』や『あいたい』などの名曲で知られ、『Rain』が秦基博さんにカバーされるなど、ミュージシャンからの支持も熱い彼。
自身のアーティスト活動の他にも楽曲提供や執筆活動なども行っています。
ピアノを弾きながら歌う姿がとってもかっこいいですよね!
類まれなポップスセンスの持ち主であり、2008年に47歳でニューヨークへ渡り拠点に。
現在ではジャズピアニストとして活躍されています!
大の不動産通だそうで今まで何度も引越しを繰り返しさまざまな家に住んだ経験があるそうですよ。
大江千里さんの優しく、彩りに魅了される楽曲にせまっていきます!
ジャズピアニストに転身!大江千里さんの優しく彩り豊かな名曲・人気曲(11〜20)
ありがとう大江千里

1992年にリリースされたシングル『ありがとう』。
大江さん自身の楽曲をジャズピアニストとしてピアノでつづった35周年の記念アルバム『Boys & Girls』のバージョンです。
当時と違って歌は入っていないのですが、まるで歌っているような響き。
一つひとつ、ていねいに紡がれる繊細な音色が心に染みわたります。
あの頃の思い出と重ねて聴いていらっしゃる人も多いのではないでしょうか。
時代がたったことを感じさせてしみじみとした気持ちになります。
これから大江千里

大人の歌を指向していた頃の楽曲です。
当時の若いサラリーマンや学生たちの等身大の恋愛を描く描写力が歌詞によく出ています。
歌詞を聴かせるための歌声であることがこのビデオからもよくわかります。
演劇的です。
歌詞で聴かせるボーカリストとしては無二の存在でした。
詩人だったなと思います。
また、ボーカリストとしても復活してほしいです。
格好悪いふられ方大江千里

ドラマ主題歌になった楽曲で、ストレートなラブソングです。
失恋しているのに、彼女のことを心配するやさしさがいい男だなと思います。
恋愛が人生に大きな影を落とすという千里音楽の哲学のひとつがよく表現された歌だと思います。
BOYS & GIRLS大江千里

1984年にリリースされた4枚目のシングル。
どこかノスタルジックな雰囲気を感じるミディアムナンバーで胸がキュッとなります。
千里さんらしいポップセンスも感じられて弾けるリズムと同居した不思議さ。
口ずさみたくなるサビも印象的ですね。
槇原敬之さんが大きな影響を受けたそうで、彼の作風にも表れているような若いころの甘酸っぱさや青春の日々を思い起こさせる雰囲気に引きつけられます。
初心に返れそうな感覚に包まれたり、初々しい気持ちが僕たちリスナーはもちろん、ミュージシャンの方にも共感されるのかもしれませんね。
Rain大江千里

1988年のアルバム『1234』に収録された、千里さんの代表曲。
2013年に映画『言の葉の庭』のエンディングテーマとして秦基博さんがカバーしたことでも話題になりました。
その影響で世代ではなくとも『Rain』になじみがあるという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
雨が降ったときのブルーな心情や、終わりを迎える前の感傷的な気持ちにフィットしたサウンドがキュッと染みます。
情けなくて不器用だけど、衝動的な思いが動かす力。
美しい旋律とともに恋模様が描かれた名曲です。
Togetherness大江千里

しっとりと優しい音色が心に染みる『Togetherness』。
コロナウイルスの流行において「STAY HOME」を余儀なくされた期間に制作され、ニューヨーク・AP通信による「コロナ禍のなかで作られた40曲」に選出された楽曲です。
日本でさまざまなポップスを届けてきたキャリアをへて、52歳でジャズピアニストとしてデビューし活躍している千里さんの思いが詰まった1曲。
爽やかだけど温かくて明るさに包まれます。
ほんの一瞬でも小さな幸せを感じてほしい、そんな声を千里さんのピアノに感じました。
ジャズピアニストに転身!大江千里さんの優しく彩り豊かな名曲・人気曲(21〜30)
POWER大江千里
曲のなかにたくさんの言葉やメッセージを入れて私小説のように楽曲を組み立てるのが千里さんの歌の特徴のひとつなのですが、この曲は正にそんな歌で、この曲を聴くと、誰もがこの青年を好きになってしまうように描かれています。