癒やしのピアノ音楽。心が落ち着く静かなピアノ曲
家に帰ってきて、ほっとおちついたとき。
誰にも邪魔されないゆったりとした休日に……。
そんな瞬間に聴きたくなる、心が落ち着くピアノ曲を集めてみました。
ピアノが奏でる感動的で心地良い、思わず目を閉じて聴き入ってしまいたくなる曲ばかりです。
クラシックの名曲はもちろん、日本人ピアニストのオリジナル楽曲ほか、癒しのBGMや睡眠音楽としても大活躍しそうなピアノ曲をセレクト。
「ピアノだけのシンプルな曲が聴きたい」「ピアノ音楽でリラックスしたい」という方はぜひ、聴いてみてくださいね。
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癒やしのピアノ音楽。心が落ち着く静かなピアノ曲(41〜50)
子守唄Gabriel Urbain Fauré

フランスの音楽家で幼少期に教会のリードオルガンに触れることでその才能を開花させました。
ドリーという組曲の中の一つでドリーは彼が可愛がっていた子供の名前であり、その子に送られた曲の中の一つです。
子守唄という題名の通りとても安らぎ愛情を感じます。
24の前奏曲 Op.28 第15番「雨だれ」Frederic Chopin

しっとりと降り続ける雨をイメージさせる静かな旋律が、聴く人の心をうるおすピアノ曲。
ショパンさんが28歳から29歳の頃に作曲したこの曲は、1839年に出版されました。
断続的に連打される音が、雨音を表現しているのが特徴的。
優しさと美しさを感じさせる旋律が、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
家に帰ってきてほっとした時や、ゆったりとした休日に聴きたくなる一曲。
心地よい癒しのBGMとしても大活躍しそうですね。
ロマンティックなワルツDéodat de Séverac

フランス生まれの作曲家で、故郷の伝統音楽に深く根付いた楽曲を多く作っています。
優雅さや洗練された美しさが曲から感じ取ることができます。
貴族の旧家に生まれた彼ならではの感性といえるでしょう。
ワルツを踊っている人々が浮かびます。
悲愴第二楽章Ludwig van Beethoven

数多くの名曲を残すベートヴェンの中の3大ピアノソナタの中の一つです。
起伏が激しいことでも有名な彼ですが、27歳の時の作品の一つで、若いころの悩みや苦悩も感じ取れる曲となっています。
この曲は感情を落ち着かせようとするような優雅な落ち着いた雰囲気もあります。
無言歌集 第2巻 Op.30 第3曲 慰めFelix Mendelssohn

比較的難易度が低く、子どもの練習用の教材としても使われる『無言歌集』ですが、全48曲の中で多少難易度も変わってきます。
こちらの『第2巻 作品30 慰め』はおそらく最も難易度が低い部類の楽曲ですから、初めて『無言歌集』に取り組むにはもってこいの作品と言えそうですね。
複雑な構造の楽曲ではないですが、スラーや強弱記号はしっかり意識して弾いてみてください。
やや地味なタイプの作品ですし淡々と弾いてしまいがちなのですが、落ち着いてゆっくりとしたテンポながらあまり遅くなりすぎず、場面場面でしっかり表情をつけてあげることで楽曲の上品な美しさが表現できるようになりますよ。
SoirèeBill Evans

アメリカのジャスピアニストでクラシックやスタンダードな音楽要素を詰め込んだ演奏は多くの人に影響を与えました。
おしゃれなジャズの中にどこかメランコリックな印象も受けます。
夜部屋で一人でお酒など飲みながら聴くととてもリラックスできると思います。
子供の情景 作品15-13「詩人のお話」Robert Schumann

『子供の情景』の第13曲『詩人の話』は、終始穏やかで落ち着いた雰囲気の楽曲。
詩人が子供たちにやさしいく語りかけているかのような、温かみを感じられる作品です。
非常にゆったりとしたテンポで進行し、途中で小節線が拍子通りに書かれていない部分が出てきます。
ここは、即興的に自由に弾いていい部分!
ただ音を並べるだけでなく「こんな感じに弾くと詩人が悠々と語っている雰囲気を表せるかな?」と思考を巡らせながら弾いてみると、より曲への愛着が湧いてきますよ。





