ピアノの難しい曲|クラシックからジャズピアノまで紹介
ピアノへの造詣が深い方は、ある程度のピアノへの知識や技術が身についてくると難易度の高い楽曲を好んで聴くような時期があると思います。
さまざまなジャンルがあるなかで、クラシックとジャズピアノは特に難易度の高い作品が多く、長年にわたって多くの弾き手にとって壁として君臨しています。
今回はそんなピアノの難しい曲をピックアップしました。
速弾きを重視したジャズピアノから、音階の飛びが激しいクラシック、さらにはその両方の特徴を持つ現代クラシックまで、幅広いジャンルからチョイスしているので、ぜひチェックしてみてください。
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ピアノの難しい曲|クラシックからジャズピアノまで紹介(31〜40)
パガニーニによる大練習曲 S.141 第3番「ラ・カンパネラ」Franz Liszt

フランツ・リストの作品のなかで、高難易度といえばまっさきにこちらの『パガニーニによる大練習曲 S.141 第3番「ラ・カンパネラ」』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
難易度としては超上級者向けで、圧倒的な難しさをほこります。
それでも他にも難しい作品は存在するのですが、『ラ・カンパネラ』ほど高い演奏効果を持った高難易度の作品は見かけません。
演奏家にとっては地獄のような曲ですが、聞き手にとっては至高の1曲です。
メフィスト・ワルツ 第1番 S.514 『村の居酒屋での踊り』Franz Liszt

ピアノ発表会の定番として愛され続けているのは、悪魔のフィドル弾きと美しい踊り子の恋を描いた情熱的なワルツ。
19世紀ロマン派を代表するピアニスト、フランツ・リストの作品です。
1856年から1861年にかけて作曲され、村の居酒屋を舞台に繰り広げられる官能的な物語を音楽で表現しています。
冒頭から響き渡る五度の和音の積み重ねや、激しいリズムの中に織り込まれたロマンティックな旋律は、聴衆を魅了せずにはいられません。
本作はさまざまな映画やドラマでも使用され、その劇的な音楽性が映像作品の中でも効果的に活かされています。
ピアノの技巧を存分に活かし、聴衆を圧倒したい発表会でぜひ演奏してみてはいかがでしょうか。
巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」Franz Liszt

マイナーな作品でピアノ発表会に出たいという方にオススメしたいリストの作品が、こちらの『巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」』。
難易度としてはショパンの幻想曲よりも簡単で、異常なまでに難しいというわけではありませんが、確かな技量を見せるにはうってつけの作品です。
リストの作品にしては珍しく演奏効果が高いので、単純な楽曲としても楽しめるでしょう。
コーダの跳躍の難易度が高いので、腕に自信のある方はぜひ挑戦してみてください。
超絶技巧練習曲 第5番 『鬼火』Franz Liszt

フランツ・リストの楽曲は、超絶技巧と詩的表現を兼ね備えた名曲として高い評価を受けています。
本作は、夜に浮かぶ揺らめく青白い光の幻想的なイメージを象徴しています。
半音階的な速い音型が絶えず続き、音の揺らぎが「鬼火」の幻想的な動きを思わせます。
変ロ長調の調性感を持ちながらも、時折現れる不協和音的な響きやリズムの変則性が、神秘的な雰囲気を作り出しています。
1851年に完成したこの曲は、ピアノ音楽の発展に大きく貢献しました。
クラシック音楽に興味がある方や、技術的な挑戦を求めるピアニストの方におすすめの一曲です。
超絶技巧練習曲 第7番『英雄』Franz Liszt

フランツ・リストを代表する難曲集『超絶技巧練習曲』。
『マゼッパ』や『鬼火』といった非常に難しい楽曲がラインナップする作品ですね。
今回はその中から、こちらの『超絶技巧練習曲 第7番「英雄」』を紹介したいと思います。
日本ではイタリア語の『エロイカ』というタイトルでも有名ですね。
本作の難しさはなんといってもアルペジオが非常に多いこと。
最上級の作品ではありませんが、アルペジオに関してはすさまじく難しい作品です。
ピアノの難しい曲|クラシックからジャズピアノまで紹介(41〜50)
バラード 第1番ト短調 Op.23Frederic Chopin

ショパンの作品のなかでも、特に右手が難しいことで有名な作品『バラード 第1番ト短調 Op.23』。
冒頭と終盤を除けば、4分の6拍子にまとめられています。
要するに「ズン・タッ・タッ」のリズムですね。
このリズムをベースに裏打ちのアクセントが多い右手のメロディーを展開していきます。
そもそも、4分の6拍子は日本人にとってなじみのないリズムです。
このリズムをキープしながら複雑なメロディーを弾いていくのはそれだけで高難易度といえるでしょう。
コーダに関しては非常に演奏効果が高いのですが、その分、難易度も圧倒的ですので、ぜひ終盤を意識しながら聴いてみてください。
4つのエチュード 第4番 Op.7-4 嬰ヘ長調Igor Stravinsky

1908年に制作された2分弱の小品は、和声とリズムの斬新な組み合わせが光る傑作です。
軽快で活発な音の動きは、まるで花火のようにめまぐるしく弾け、聴く者を魅了します。
シンコペーションを巧みに取り入れたダイナミックな展開と、鮮やかな和音進行が絶妙に調和し、演奏者の技量を存分に引き出します。
本作は、短いながらも音楽の可能性を追求したイーゴリ・ストラヴィンスキーの革新的な精神が凝縮されており、ピアノ演奏会のアンコール曲として、心に残る感動を与えることでしょう。
なお、1947年11月にはピアニストのナディア・ライゼンバーグさんがカーネギー・ホールで印象的な演奏を残しています。


