ピアノの難しい曲|クラシックからジャズピアノまで紹介
ピアノへの造詣が深い方は、ある程度のピアノへの知識や技術が身についてくると難易度の高い楽曲を好んで聴くような時期があると思います。
さまざまなジャンルがあるなかで、クラシックとジャズピアノは特に難易度の高い作品が多く、長年にわたって多くの弾き手にとって壁として君臨しています。
今回はそんなピアノの難しい曲をピックアップしました。
速弾きを重視したジャズピアノから、音階の飛びが激しいクラシック、さらにはその両方の特徴を持つ現代クラシックまで、幅広いジャンルからチョイスしているので、ぜひチェックしてみてください。
- ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ
- 【超上級】上級者でも難しい!難易度の高いピアノ曲を厳選
- 【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
- 【最高難度】ピアノの魔術師・リストが手掛けた難しい曲を厳選
- かっこいいジャズピアノ。定番の人気曲から隠れた名曲まで
- 【ワルツの名曲】ピアノのために書かれたクラシック作品を一挙紹介!
- 【中級レベル】ピアノで弾けるかっこいい曲【発表会にもおすすめ】
- ピアノの難しい曲|プロでも弾けない!?超絶技巧を要するクラシック
- ピアノで弾けたらかっこいい!魅力抜群の名曲たちをピックアップ
- 【上級者向け】聴き映え重視!ピアノ発表会で弾きたいクラシック音楽
- スウィングジャズの名曲。おすすめの人気曲
- 【中級者】オススメのピアノ連弾曲|かっこいい&華やかな作品を厳選
- 【高難度】ピアノの詩人ショパンの難しいピアノ曲を一挙紹介!
- 【ピアノの名曲】聴きたい&弾きたい!あこがれのクラシック作品たち
ピアノの難しい曲|クラシックからジャズピアノまで紹介(41〜60)
「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ S.434Franz Liszt

1851年にローマで初演されたヴェルディのオペラ、『リゴレット』。
こちらの『「リゴレット」による演奏会用パラフレーズ S.434』は劇中の1曲です。
クラシックを知らない層にとってはマイナーな部類にあたりますが、クラシック愛好家からは高難易度かつ至高のオペラ作品として有名ですね。
非常に繊細なタッチが求められる作品で、指の力加減がうまい演奏家でなければ、音が固くなってしまいます。
演奏家によって雰囲気が変わる作品なので、ぜひ聴き比べながらこの曲を味わってみてください。
3つの演奏会用練習曲 S.144 第2番『軽やかさ』Franz Liszt

いくつもの恐ろしく難しい練習曲を作り上げてきたリスト。
『超絶技巧練習曲』や『パガニーニによる大練習曲』が有名ですが、今回はサロンの要素を持った練習曲を紹介したいと思います。
それがこちらの『3つの演奏会用練習曲 S.144 第2番『軽やかさ』』。
3連符から7連符に変わる印象的な構成で、右手に関してはさまざまな技術が詰め込まれています。
具体的な難易度としてはチェルニー50番の前半と同じ程度といったところでしょうか。
間違いなく上級なので、ぜひチェックしてみてください。
ハンガリー狂詩曲 第2番Franz Liszt

超絶技巧を要する難曲を数多く作曲したピアノの魔術師フランツ・リストの『ハンガリー狂詩曲 第2番』。
こちらの曲も例にもれず非常に難易度が高く、プロのピアニストでも演奏に苦戦する作品の一つです。
重厚な雰囲気から始まり、徐々に華やかさを増していく様子は、まさに圧巻!
明るく美しいメロディと力強いリズムは、長年にわたり多くのピアノ学習者やピアノ愛好家を魅了し続けています。
弾きこなすには相当な練習が必要になりますが、ドラマチックな世界観を楽しみながらチャレンジしてみてください!
ハンガリー狂詩曲 第6番Franz Liszt

リストの生まれ故郷、ハンガリーをテーマにした名作『ハンガリー狂詩曲 第6番』。
第2番が最も演奏が難しいと言われていますが、こちらの第6番も相当な難易度をほこります。
間違いなく上級のなかでも上位に入る難しさといえるでしょう。
とにかくオクターブの幅が広い本作は、力強さと速さ、そして正確さが求められています。
非常に難しい作品ですが、その分、演奏効果も高いので聞き手としても大いに楽しめるでしょう。
ぜひチェックしてみてください。
パガニーニによる大練習曲 S.141 第3番「ラ・カンパネラ」Franz Liszt

フランツ・リストの作品のなかで、高難易度といえばまっさきにこちらの『パガニーニによる大練習曲 S.141 第3番「ラ・カンパネラ」』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
難易度としては超上級者向けで、圧倒的な難しさをほこります。
それでも他にも難しい作品は存在するのですが、『ラ・カンパネラ』ほど高い演奏効果を持った高難易度の作品は見かけません。
演奏家にとっては地獄のような曲ですが、聞き手にとっては至高の1曲です。
巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」Franz Liszt

マイナーな作品でピアノ発表会に出たいという方にオススメしたいリストの作品が、こちらの『巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」』。
難易度としてはショパンの幻想曲よりも簡単で、異常なまでに難しいというわけではありませんが、確かな技量を見せるにはうってつけの作品です。
リストの作品にしては珍しく演奏効果が高いので、単純な楽曲としても楽しめるでしょう。
コーダの跳躍の難易度が高いので、腕に自信のある方はぜひ挑戦してみてください。