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【2025】洋楽ピアノロック・ポップの名曲まとめ

突然ですが、皆さんは「ピアノロック」という言葉をご存じでしょうか。

ピアノロックはロックンロールが生まれた1950年代、リトル・リチャードピさんやジェリー・リー・ルイスさんといった先駆者にまでその起源はさかのぼれます。

今回の記事では、ロックンロールの時代から近年のポップス寄りの曲や00年代に日本でも注目を集めたピアノエモなどさまざまな観点から「ピアノロック」もしくは「ピアノポップ」の名曲をまとめてみました。

ピアノの弾き語りではなく、バンドサウンドの中でピアノが大々的に使われている曲を中心として選んでいますから、そういった音が好きな方は要チェックです!

【2025】洋楽ピアノロック・ポップの名曲まとめ(1〜10)

BostonAugustana

彼女と別れて彼女がボストンへ引っ越す、という歌詞の内容です。

このバンドはカリフォルニアのサンディエゴ出身で、アメリカの中では南西の街、ボストンはその場所から真逆の北東の街、ということでかなり遠くへ引っ越してしまうというイメージです。

最初のピアノのイントロに個性があっていいですね。

My ImmortalEvanescence

感動的なピアノの旋律とエイミー・リーさんの印象的な歌声で、2003年に大ヒットを記録した『My Immortal』は、エヴァネッセンスのデビューアルバム『Fallen』からの心に沁みるバラードです。

本作は失われた友情への切なさとその後に残る痛みを描いており、リリースから20年近く経った今でも多くの聴き手にとって特別な楽曲となっています。

この曲には、悲しみの中で自己を見つめ直し、終わった関係への感謝と前向きな力を見いだしていく姿がちりばめられていますね。

この楽曲はアルバムに収録されているピアノとストリングスだけのバージョンも有名ですが、力強いバンドのアレンジが加わるライブバージョンをぜひチェックしてもらいたいですね。

エイミーさんの感情豊かなボーカルが曲の重厚さを引き立てて、ピアノロックの名曲として多くのファンに愛される所以です。

ピアノが軸となる楽曲の中で、心揺さぶるドラマチックな世界観を味わいたい方にはぜひおすすめしますよ!

Tutti FruttiLittle Richard

ピアノロックの金字塔として輝く『Tutti Frutti』は、1955年にリトル・リチャードさんの情熱的なボーカルと衝撃的なピアノ演奏で世に放たれた歴史的な名曲です。

力強いリズムとユニークな歌詞で、ロックの基本を示したこの曲は、ロックンロールが持つエネルギーと躍動感を具現化しています。

虜にするようなその鋭利なサウンドは、ポップチャートでの成功と長年にわたる影響力でその価値を証明。

ピアノロックの起源とも言えるこの楽曲は、ピアノを愛するすべての人、そしてエネルギッシュなサウンドが欲しいと切望する人々に自信を持ってオススメします!

【2025】洋楽ピアノロック・ポップの名曲まとめ(11〜20)

Open ArmsJourney

Journey – Open Arms (Official Video – 1982)
Open ArmsJourney

この曲はマライア・キャリーがカバーしたことで、ご存じの方も多いかもしれませんね。

ボーカルのスティーブの歌唱力は格別で、またバラードにピッタリなので、いつ聴いても惚れ惚れしてしまいます。

ジャーニーの曲の中で最も売れた曲です。

Dark BlueJack’s Mannequin

Jack’s Mannequin – Dark Blue (Video)
Dark BlueJack's Mannequin

サムシング・コーポレートのフロントマンでもあるアンドリュー・マクマホンさんがリードをとるジャックス・マンネキンによる楽曲『Dark Blue』は、彼らしい軽やかなピアノの音色ととびきりポップながらもどこか切ないメロディが心を打つ名曲です。

タイトルからも察せられるように、恋愛中でありながらもどこか孤独な心情を描いた歌詞とのコントラストも素晴らしいですね。

楽しげなプロムの夜を描いたようなMVは一見矛盾しているようにも見えますが、どんなシチュエーションであっても人には「ダークブルー」があるということかもしれません。

ぜひ歌詞の和訳を確認新柄聴いてみてくださいね。

New BornMuse

Muse – Butterflies and Hurricanes (Video)
New BornMuse

2001年、まだ世界が21世紀の幕開けに浸っていたそのころ、ミューズは名盤『Origin of Symmetry』で音楽界に革命をもたらしました。

その中でも『New Born』は特に際立つ存在で、そのシャープで激しいピアノリフが印象的です。

技術の進化と新たな現実への恐れを描いた歌詞は、混沌とした時代の悲観的な世界観を反映しています。

まるで抗えない運命に翻弄され、自らの存在感を確立しようとする人間の叫びが込められたかのよう。

そして、2001年のリリースから時を経ても、この彼らのピアノドライヴンなロックは色褪せず、情緒の深さを増すばかり。

ミューズはフロントマンのマシュー・ベラミーさんがクラシックのピアノの教育を受けていることもあって、ピアノが大々的にフィーチャーされた多くの名曲がありますから、ぜひ深掘りしてみてください!

Punk Rock Princesssomething corporate

2000年代のポップパンクやエモブームの中でも、後にソロとしても大成功するアンドリュー・マクマホンさんのピアノを大々的にフィーチャーしたバンドとして人気を集めたサムシング・コーポレートの名曲『Punk Rock Princess』。

2002年発表の彼らのアルバム『Leaving Through the Window』に収録され、パンクロックを愛する女の子への憧れと若さゆえの情熱が詰め込まれたこの楽曲は、ピアノの旋律が疾走感あふれるバンドサウンドに見事に溶け込んでいます。

歌詞はセンチメントに満ち、誰もが経験するであろう屈託のない日々と青春の焦燥を形容しており、リスナーの心を揺さぶります。

ピアノの力強い鍵盤は、まさに曲の中心をなし、エモーショナルな一面とポップな魅力をギュッと凝縮して放つのです。

思春期を象徴するかのような本作は、ピアノが奏でる感情の起伏を感じながら聴きたい逸品ですね。