【2025】洋楽ピアノロック・ポップの名曲まとめ
突然ですが、皆さんは「ピアノロック」という言葉をご存じでしょうか。
ピアノロックはロックンロールが生まれた1950年代、リトル・リチャードピさんやジェリー・リー・ルイスさんといった先駆者にまでその起源はさかのぼれます。
今回の記事では、ロックンロールの時代から近年のポップス寄りの曲や00年代に日本でも注目を集めたピアノエモなどさまざまな観点から「ピアノロック」もしくは「ピアノポップ」の名曲をまとめてみました。
ピアノの弾き語りではなく、バンドサウンドの中でピアノが大々的に使われている曲を中心として選んでいますから、そういった音が好きな方は要チェックです!
【2025】洋楽ピアノロック・ポップの名曲まとめ(6〜10)
MidnightCreeper

イギリスのロックバンド、クリーパーが放つ『Midnight』は、2021年にリリースされたEP『American Noir』からのリードシングルであり、バンドの新たな地平を開いた1曲と言えるでしょう。
ピアノをフィーチャーした楽曲において、この曲はその弾むような旋律で聴くものを惹きつけます。
歌詞は、夜の世界をさまようクリーパーの像を描き出し、リードボーカルのウィル・ゴールドさんとキーボーディストのハンナ・グリーンウッドさんの共同リードボーカルが、曲に奥深いドラマをもたらします。
それでいて彼らの魅力は、どこか予測不能な部分にあります。
2021年5月28日のリリースからその鮮烈さは色褪せることなく、ピアノロックの新たなスタンダードとして位置づけられるでしょう。
日常から一歩踏み出したくなるような、そんな刺激を求めるあなたにオススメです!
Great Balls of FireJERRY LEE LEWIS

1957年発売のかなり古い曲ですが、彼はピアノロックの開拓者と言われているようです。
アップテンポな曲に合わせて、重たいピアノの鍵盤を軽々と弾いているところは、まさにミュージシャンという感じですね。
途中に“Kiss me baby mmh feels good”と歌うところがグットです。
BostonAugustana

彼女と別れて彼女がボストンへ引っ越す、という歌詞の内容です。
このバンドはカリフォルニアのサンディエゴ出身で、アメリカの中では南西の街、ボストンはその場所から真逆の北東の街、ということでかなり遠くへ引っ越してしまうというイメージです。
最初のピアノのイントロに個性があっていいですね。
Tutti FruttiLittle Richard

ピアノロックの金字塔として輝く『Tutti Frutti』は、1955年にリトル・リチャードさんの情熱的なボーカルと衝撃的なピアノ演奏で世に放たれた歴史的な名曲です。
力強いリズムとユニークな歌詞で、ロックの基本を示したこの曲は、ロックンロールが持つエネルギーと躍動感を具現化しています。
虜にするようなその鋭利なサウンドは、ポップチャートでの成功と長年にわたる影響力でその価値を証明。
ピアノロックの起源とも言えるこの楽曲は、ピアノを愛するすべての人、そしてエネルギッシュなサウンドが欲しいと切望する人々に自信を持ってオススメします!
My ImmortalEvanescence

感動的なピアノの旋律とエイミー・リーさんの印象的な歌声で、2003年に大ヒットを記録した『My Immortal』は、エヴァネッセンスのデビューアルバム『Fallen』からの心に沁みるバラードです。
本作は失われた友情への切なさとその後に残る痛みを描いており、リリースから20年近く経った今でも多くの聴き手にとって特別な楽曲となっています。
この曲には、悲しみの中で自己を見つめ直し、終わった関係への感謝と前向きな力を見いだしていく姿がちりばめられていますね。
この楽曲はアルバムに収録されているピアノとストリングスだけのバージョンも有名ですが、力強いバンドのアレンジが加わるライブバージョンをぜひチェックしてもらいたいですね。
エイミーさんの感情豊かなボーカルが曲の重厚さを引き立てて、ピアノロックの名曲として多くのファンに愛される所以です。
ピアノが軸となる楽曲の中で、心揺さぶるドラマチックな世界観を味わいたい方にはぜひおすすめしますよ!