【2025】洋楽ピアノロック・ポップの名曲まとめ
突然ですが、皆さんは「ピアノロック」という言葉をご存じでしょうか。
ピアノロックはロックンロールが生まれた1950年代、リトル・リチャードピさんやジェリー・リー・ルイスさんといった先駆者にまでその起源はさかのぼれます。
今回の記事では、ロックンロールの時代から近年のポップス寄りの曲や00年代に日本でも注目を集めたピアノエモなどさまざまな観点から「ピアノロック」もしくは「ピアノポップ」の名曲をまとめてみました。
ピアノの弾き語りではなく、バンドサウンドの中でピアノが大々的に使われている曲を中心として選んでいますから、そういった音が好きな方は要チェックです!
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【2025】洋楽ピアノロック・ポップの名曲まとめ(16〜20)
Control FreakCopeland

ピアノロックの洗練されたサウンドとエモーショナルな歌詞が突き刺さるコープランドの曲、『Control Freak』は多くのリスナーの心を掴んで放しません。
2006年の印象深いアルバム『Eat, Sleep, Repeat』からの一曲は、切なさと綿密に計算されたARRを背景にしたバンドサウンドが見事に融合しています。
共依存的な恋愛関係における葛藤や不確かさ、そして自我を失う恐怖が歌詞の主題となっており、アーロン・マーシュさんの持ち前のカリスマ性とブライアン・ローレンソンさんの際立つ楽器演奏が曲に深みを加えています。
まさに感情を揺さぶられる楽曲で、心の琴線に触れる者は多いはず。
爽やかながらもどこか感傷的なピアノのメロディが、この楽曲を伝説的なピアノポップへと押し上げています。
My LifeBilly Joel

2024年1月に最後の来日公演と題して東京ドームで圧巻のライブを披露した、シンガーソングライターのビリー・ジョエルさんによる『My Life』。
個人の自由と決断を強調するこの曲は、1978年にリリースされたアルバム『52nd Street』からのヒット曲で、社会的な束縛からの開放を求めるアメリカ人の心象風景を映し出しています。
歌詞では、人生を他人の期待に左右されずに生きる決意を、ビリーさんが独特の力強さで表現。
ピアノとバンドサウンドの完璧なバランスが耳を引き、聴く者を鼓舞する力があります。
自分だけの道を切り開いていきたい方に、まさにぴったりのナンバーですね。
So Much LoveThe Rocket Summer

2007年のアルバム『Do You Feel』から生まれた『So Much Love』は、ピアノロックの魅力をギュッと圧縮したかのような一曲です。
ブライス・エイヴァリーさんことザ・ロケット・サマーさんによる弾けるようなピアノの旋律が織り成す楽曲は、リスナーを心地良い気持ちにさせてくれますね。
愛に溢れた歌詞の世界観は、対照的な要素が一つとなり、生活の中の普遍的な真実へと導きます。
特に、ピアノの旋律は優しいタッチで愛を奏で、聴く人の心に温かさをとどけることでしょう。
ピアノロックファンはもちろん、ポジティブなメッセージを求めるすべての人にオススメしたい逸品ですね。
Built To LastMêlée

2000年代に青春を過ごされた方で、『永遠のハーモニー』という邦題が付けられたメイレイの名曲『Built to Last』を思い出深い楽曲としている方はきっと多いでしょう。
ピアノロックの煌びやかな響きと共に、リードボーカルのクリス・クロンさんが自らの挑戦と決意を根強いメッセージに込め、人生の困難に立ち向かう勇気を歌います。
ピアノの力強い旋律は、闘争心を煽りつつも柔らかなメロディーで聴き手の心を温める、美しいコントラストを作り出しています。
この曲の歌詞は、真実の愛と成長の物語を語り、逆境を乗り越えて自己確立を遂げようとする若者の内面を描いています。
明日への希望を歌ったこの名曲は、ピアノが好きな方ならばきっと心に響くはずです。
Punk Rock Princesssomething corporate

2000年代のポップパンクやエモブームの中でも、後にソロとしても大成功するアンドリュー・マクマホンさんのピアノを大々的にフィーチャーしたバンドとして人気を集めたサムシング・コーポレートの名曲『Punk Rock Princess』。
2002年発表の彼らのアルバム『Leaving Through the Window』に収録され、パンクロックを愛する女の子への憧れと若さゆえの情熱が詰め込まれたこの楽曲は、ピアノの旋律が疾走感あふれるバンドサウンドに見事に溶け込んでいます。
歌詞はセンチメントに満ち、誰もが経験するであろう屈託のない日々と青春の焦燥を形容しており、リスナーの心を揺さぶります。
ピアノの力強い鍵盤は、まさに曲の中心をなし、エモーショナルな一面とポップな魅力をギュッと凝縮して放つのです。
思春期を象徴するかのような本作は、ピアノが奏でる感情の起伏を感じながら聴きたい逸品ですね。