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洋楽ポストパンクの名曲。まずは聴いてほしい人気曲まとめ

70年代末から80年代初頭に現れた「ポストパンク」は、パンクロックの精神を受け継ぎながらも実験的で革新的なサウンドを追求した洋楽の重要なムーブメントです。

ダークでメランコリックな雰囲気、アート性の高い音楽性、そして社会への鋭い視点を持つ歌詞が特徴的なこのジャンル。

時代を超えて現代のバンドにも大きな影響を与え続けています。

「パンク」という言葉だけで聴いてみたら驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらの記事では日本も含めて熱烈なファンも多く、00年代以降にリバイバルブームもあった「ポストパンク」の定番の名曲をご紹介。

初心者の方もぜひご覧ください!

洋楽ポストパンクの名曲。まずは聴いてほしい人気曲まとめ(1〜10)

This Is EntertainmentCabaret Voltaire

キャバレー・ヴォルテールは1973年に結成されたイギリスのバンドで、バンド名はスイスのチューリヒにあったキャバレーに由来します。

「This Is Entertainment」は1980年のアルバム「The Voice of America」に収録された曲です。

How Many Years Too SoonCHROME

クロームは1976年にダモン・エッジを中心として結成されたアメリカのバンドです。

「How Many Years Too Soon」は1977年にリリースされたファーストアルバム「The Visitation」に収録されています。

Whip ItDevo

Devo – Whip It (Official Music Video) | Warner Vault
Whip ItDevo

アメリカ出身のディーヴォが放った大ヒット曲『Whip It』。

一度聴いたら忘れられないシンセリフと機械的なビートは、まるで未来の応援歌みたい!

表向きは「頑張れ」と背中を押してくれるポジティブソングですが、彼らが掲げる「人類は退化する」という痛烈なコンセプトを知ると、その印象は一変します。

問題に立ち向かえと繰り返す歌詞は、当時の楽観的なアメリカ文化への皮肉だったのかもしれませんね。

この曲の本当の意味を知った時、ただのポップソングではない深みにハッとさせられます。

キャッチーなサウンドに隠された知的なユーモアに、思わず唸ってしまう方も多いのではないでしょうか?

洋楽ポストパンクの名曲。まずは聴いてほしい人気曲まとめ(11〜20)

Public ImagePublic Image Ltd

セックス・ピストルズを脱退したジョン・ライドンさんが結成したイギリスのバンド、パブリック・イメージ・リミテッドの名を世に知らしめたデビューシングルです。

パンクとは全く異なる空間を活かしたサウンドは、1978年のリリース当時、斬新さで多くの注目を集めたのではないでしょうか?

ジャー・ウォブルのうねるベースとキース・レヴィンの鋭いギターが、独特の緊張感を生み出しています。

メディアに作られた虚像への決別を叫ぶ歌詞は、何年たっても頭から離れないほど強く記憶に残り、今聴いても心を揺さぶられますよね。

この曲を聴いて、自分らしさを貫く勇気をもらえた方もきっといるはずです!

SpellboundSiouxsie And The Banshees

Siouxsie And The Banshees – Spellbound (Official Music Video)
SpellboundSiouxsie And The Banshees

イギリスのバンド、スージー・アンド・ザ・バンシーズが1981年に放った名曲『Spellbound』。

イントロから鳴り響くジョン・マッギーさんの万華鏡のようにきらめくギターリフに、心を鷲掴みにされた方も多いのではないでしょうか。

目まぐるしく展開するアルペジオは、まるで抗うことのできない魔法の呪文のようです。

そこに力強いトライバルなドラムと、唯一無二の存在感を放つスージー・スーさんの歌声が重なると、一瞬でダークで幻想的な世界へと引きずり込まれてしまいます。

張り詰めた緊張感のなかに、不思議な高揚感が生まれるこの感覚は、彼らならではの魅力かもしれませんね。

Totally WiredThe Fall

The Fall – Totally Wired (Live in New York, June 1981)
Totally WiredThe Fall

イングランド出身のポストパンクバンド、ザ・フォールが1980年に放った代表曲です。

唯一のオリジナルメンバー、マーク・E・スミスさんの毒舌なボーカルが強烈な個性を放っています。

反復されるギターリフと強靭なベースラインが織りなすサウンドは、ひりつくような緊張感そのもの。

「完全に昂ぶっている」と叫ぶ歌詞は、社会への反発やどうしようもない焦燥感を抱える心の叫びのよう。

BBCのDJジョン・ピールさんが熱烈に支持したというエピソードからも、この曲が持つ抗いがたい魅力の大きさがうかがえます。

内に秘めた衝動を解放したい時に聴いてほしい、カルト的な人気を誇る1曲です。

The Killing MoonEcho & the Bunnymen

Echo & The Bunnymen – The Killing Moon (Official Music Video)
The Killing MoonEcho & the Bunnymen

ジム・モリソンさんを思わせる内省的な歌声が印象的な、イギリスのバンド、エコー&ザ・バニーメン。

1984年に発表された『The Killing Moon』は、バンド自身も最高傑作と誇る不朽の名曲です。

映画『ドニー・ダーコ』の象徴的なシーンで流れたのを覚えている方も多いのではないでしょうか。

ポストパンクの枠を超えた壮麗なストリングスと、どこか東欧を思わせるギターの旋律が織りなすネオサイケらしいサウンドは、まるで一本の映画のよう。

抗えない運命を歌った深遠な歌詞の世界が、イアン・マッカロクさんの深みのある歌声と共に、聴く人の心にじんわりと響き渡ります。