洋楽ポストパンクの名曲。まずは聴いてほしい人気曲まとめ
70年代末から80年代初頭に現れた「ポストパンク」は、パンクロックの精神を受け継ぎながらも実験的で革新的なサウンドを追求した洋楽の重要なムーブメントです。
ダークでメランコリックな雰囲気、アート性の高い音楽性、そして社会への鋭い視点を持つ歌詞が特徴的なこのジャンル。
時代を超えて現代のバンドにも大きな影響を与え続けています。
「パンク」という言葉だけで聴いてみたら驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらの記事では日本も含めて熱烈なファンも多く、00年代以降にリバイバルブームもあった「ポストパンク」の定番の名曲をご紹介。
初心者の方もぜひご覧ください!
洋楽ポストパンクの名曲。まずは聴いてほしい人気曲まとめ(11〜20)
Outdoor MinerNEW!Wire

イギリスのポストパンクバンド、ワイヤーの名を広く知らしめた代表曲。
1979年にリリースされた当時、そのポップな響きで多くの注目を集めました。
ジャンルのイメージを覆すような、きらめくピアノと浮遊感あふれるギターサウンドがとても心地よいですよね。
実はこの美しいメロディに乗せて歌われるのは、葉を掘り進む小さな虫の視点なんです。
ミクロな世界の営みをアートに昇華した独創的な歌詞に、思わず深く引き込まれてしまいます。
実は彼らの中ではかなりポップな仕上がりゆえに、リードギタリストのブルース・ギルバートさんはこの曲をひどく嫌っていてステージで演奏する際に立ち去ってしまったという逸話もあるのだとか。
ともあれこの不思議な魅力は、たくさんのアーティストに影響を与え続けているんですよ。
Sunday Bloody SundayU2

U2は1980年にデビューしたアイルランドのバンドで、2005年にはロックの殿堂入りしています。
「Sunday Bloody Sunday」は全英チャートで1位になった1983年のアルバム「WAR」に収録された曲です。
Arrogance Gave Him UpThe Associates

アソシエイツはビリー・マッケンジーとアラン・ランキンによって結成されたスコットランドのバンドで、1979年にデビューしました。
「Arrogance Gave Him Up」は1982年にリリースされたサードアルバム「Sulk」の収録曲です。
This Is EntertainmentCabaret Voltaire

キャバレー・ヴォルテールは1973年に結成されたイギリスのバンドで、バンド名はスイスのチューリヒにあったキャバレーに由来します。
「This Is Entertainment」は1980年のアルバム「The Voice of America」に収録された曲です。
Stay HereSwans

スワンズはシンガーソングライターのマイケル・ジラを中心として結成されたアメリカのバンドで、1997年に解散しましたが2010年に再結成しています。
「Stay Here」は1983年のアルバム「Filth」の収録曲です。
How Many Years Too SoonCHROME

クロームは1976年にダモン・エッジを中心として結成されたアメリカのバンドです。
「How Many Years Too Soon」は1977年にリリースされたファーストアルバム「The Visitation」に収録されています。
洋楽ポストパンクの名曲。まずは聴いてほしい人気曲まとめ(21〜30)
Love Will Tear Us ApartJoy Division

ジョイ・ディヴィジョンは1976年に結成されたイギリスのバンドで、ボーカルのイアン・カーティスの死によって1980年に解散しました。
「Love Will Tear Us Apart」は代表曲の一つで、全英シングルチャートで13位にランクインしています。