プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ
近年若い音楽ファンにもにわかに注目を集めつつある、プログレッシブロック。
1960年代後半から始まったとされるプログレッシブロックというジャンルは、ピンク・フロイドやキング・クリムゾン、イエスなど音楽史に残るバンドなどが特に知られていますが、ロックファンであっても「プログレってなんだか敷居が高そう……」といったイメージで敬遠されている方もいらっしゃるかもしれませんね。
こちらの記事では特に初心者の方に向けて、まずは聴いてほしいプログレッシブロックの名盤を紹介しています。
プログレッシブロックの特性上、1曲だけ聴いてもその真価は分からないものですから、ぜひアルバム単位で聴いてみてください!
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もくじ
- プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ
- 21st Century Schizoid ManKing Crimson
- Appena un po’Premiata Forneria Marconi
- Lady Fantasy (Medley)Camel
- KnotsGentle Giant
- Tom SawyerRush
- I Know What I Like (In Your Wardrobe)Genesis
- MoneyPink Floyd
- Ashes Are BurningRenaissance
- Close to the EdgeYES
- Thick as a BrickJethro Tull
- Golf GirlCaravan
- A Plague of Lighthouse KeepersVan Der Graaf Generator
- Inca RoadsFrank Zappa & The Mothers of Invention
- Future DaysCan
- Blackwater ParkOpeth
- Hortz Fur Dëhn Štekëhn ẀeštMagma
- Carry on Wayward SonKansas
- L’evoluzione (Evolution)Banco del Mutuo Soccorso
- Since We’ve Been WrongThe Mars Volta
- Danger MoneyU.K.
- Danse MacabreEsperanto
- AlessandraI Pooh
- TarkusEmerson Lake&Palmer
- Catherine HowardRick Wakeman
- Hommage à Violette NozièresArea
- Photos Of GhostsPremiata Forneria Marconi
- OnceBlackfield
- TiltArti & Mestieri
- HallogalloNeu!
- ArenaMarsupilami
- DiffidentiaPain of Salvation
プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ(1〜20)
Inca RoadsFrank Zappa & The Mothers of Invention

52年という生涯の中で音楽の概念を破壊し続けた鬼才、フランク・ザッパさん。
そのザッパさんが率いるザ・マザーズ・オブ・インヴェンションが1975年にリリースしたのが『One Size Fits All』です。
ジャズやロックを基盤にしつつ、フュージョンやファンクなど様々な要素を融合させた音楽性が特徴的。
George Dukeさんや Ruth Underwoodさんなど、個性豊かなミュージシャンたちが参加し、アルバム全体に深みを与えています。
Billboard 200で26位を記録するなど、商業的にも成功を収めました。
プログレッシブ・ロックの枠を超えた、音楽の自由な可能性を感じたい方にぜひおすすめしたい一枚です。
Future DaysCan

ドイツの実験音楽シーンを代表するCanが1973年に発表した名盤『Future Days』。
アンビエント要素を取り入れたこのアルバムは、ダモ・スズキさんが参加した最後の作品としても知られています。
タイトル曲は、未来への希望と現在を大切にすることの大切さを歌い上げた一曲。
霞がかったようなサウンドスケープが広がる中、ささやくようなボーカルが心地よく響きます。
Krautrockの魅力が凝縮された本作は、プログレファンはもちろん、実験的な音楽に興味のある方にもおすすめ。
夜のドライブのお供にいかがでしょうか?
Blackwater ParkOpeth

1990年にスウェーデンのストックホルムで結成されたOpethは、プログレッシブメタルにアグレッシブなデスメタルサウンドを取り入れて独自の地位を築いたバンドです。
近年はデスメタル的要素を封印して往年のプログレッシブロックに傾倒している彼らですが、2001年にリリースされた5枚目のスタジオアルバム『Blackwater Park』は、まさに冒頭で述べたような音楽性を存分に味わえるバンドの代表作の一つとして高く評価されています。
ポーキュパイン・ツリーのスティーヴン・ウィルソンさんをプロデューサーに迎え、約6週間の制作期間を経て完成したこの作品は、複雑でダイナミックな楽曲構成が特徴的で、国際的な成功を収めたアルバムとしても知られています。
オーペスの作品の中でまずはこの1枚、と問われたら迷わず本作を挙げたいですね!
Hortz Fur Dëhn Štekëhn ẀeštMagma

フランスが誇るプログレッシブ・ロックの雄、マグマ。
10代の頃からジャズ・ドラマーとして活動していたクリスチャン・ヴァンデさんを中心に、1969年に結成されたバンドです。
彼らの代表作『Mekanïk Destruktïw Kommandöh』は、1973年3月にリリースされた通算3枚目のアルバム。
独自に創造された言語「Kobaïan」を用いた宇宙オペラという斬新なコンセプトと、プログレッシブ・ロックやジャズ・ロックの要素を融合させた複雑な楽曲構成が特徴的です。
長大な1曲を7つのムーブメントに分けた構成は、まさに圧巻の一言。
多層的なボーカルとダイナミックな展開が織りなす独特の世界観は、音楽の可能性を追求したい方にぜひ体験していただきたい一枚です。
Carry on Wayward SonKansas

1976年10月、プログレッシブロックの金字塔が生まれました。
Kansasのアルバム『Leftoverture』です。
複雑なアレンジと深遠な歌詞が融合した本作は、人生の旅路や自己発見をテーマに、聴く者の心を揺さぶります。
特筆すべきは収録曲の『Carry On Wayward Son』。
失敗を乗り越え前進する大切さを歌い上げ、今も尚クラシックロック界の代表曲として愛され続けています。
アメリカで500万枚以上を売り上げた本作。
プログレ初心者から熱烈なファンまで、幅広い層に響く魅力的な1枚です。
L’evoluzione (Evolution)Banco del Mutuo Soccorso

地球上の生命の誕生と進化をテーマにした野心的なコンセプトアルバムです。
1972年にリリースされたこの作品は、プログレッシブ・ロックファンの間で高く評価されています。
Banco del Mutuo Soccorsoの独特な楽器使用とアレンジが特徴的で、まるで音楽で進化の過程を描写しているかのよう。
シンセサイザーを駆使して動物のような音を生み出すなど、聴く者に強い印象を与えます。
イタリア版ピンク・フロイドと評されるほどの完成度の高さは、プログレファンはもちろん、幅広い音楽愛好家にもおすすめ。
ドライブ中や自然の中で聴くと、より一層その魅力が引き立つことでしょう。