近年若い音楽ファンにもにわかに注目を集めつつある、プログレッシブロック。
1960年代後半から始まったとされるプログレッシブロックというジャンルは、ピンク・フロイドやキング・クリムゾン、イエスなど音楽史に残るバンドなどが特に知られていますが、ロックファンであっても「プログレってなんだか敷居が高そう……」といったイメージで敬遠されている方もいらっしゃるかもしれませんね。
こちらの記事では特に初心者の方に向けて、まずは聴いてほしいプログレッシブロックの名盤を紹介しています。
プログレッシブロックの特性上、1曲だけ聴いてもその真価は分からないものですから、ぜひアルバム単位で聴いてみてください!
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プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ(1〜20)
21st Century Schizoid ManKing Crimson

1968年にロンドンで結成されたキング・クリムゾンは、プログレッシブ・ロック界の巨人的存在です。
ロバート・フリップさんを中心に、クラシック、ジャズ、フォーク、ヘヴィメタルなど、幅広いジャンルの要素を取り入れた独自の音楽性で知られています。
1969年10月10日にリリースされたデビュー作『In the Court of the Crimson King』は、プログレッシブ・ロックの金字塔として今なお高い評価を受けています。
録音はロンドンのウェセックス・サウンド・スタジオなどで行われ、制作には約2週間を費やしました。
独創的な音楽性と革新的なアートワークで注目を集め、イギリスのチャートでトップ5入りを果たしています。
音楽の可能性を追求したい方や、ロックの新しい形に触れたい方にぜひお勧めしたい一枚です。
Lady Fantasy (Medley)Camel

1970年代を代表するプログレッシブ・ロックの名バンド、Camel。
アンディ・ラティマーさんを中心に、シンフォニックで叙情的な音楽性で知られる彼らの1974年のセカンド・アルバム『Mirage』は、プログレッシブ・ロックの名盤として語り継がれている作品です。
Island StudioとDecca Studioで録音されたこのアルバムは、新しいマネジメントチームのサポートも得て、バンドの音楽性が大きく飛躍した転換点となりました。
プログレッシブ・ロックの要素を全面に押し出した楽曲の数々は、高度な演奏技術と美しいメロディの融合が光ります。
2014年にはProg magazineの読者投票で歴史上最も重要なプログレッシブ・ロックアルバムの1つに選出されるなど、今なお高い評価を受け続けています。
プログレッシブ・ロックの奥深さに触れてみたい方にぜひおすすめの1枚です。
Appena un po’Premiata Forneria Marconi

イタリアのプログレッシブ・ロック界を代表するバンド、PFMことプレミアータ・フォルネリア・マルコーニ。
彼らの2ndアルバム『Per un Amico』は、1972年にリリースされた傑作です。
シンフォニック・ロックやハードロックなどの要素を巧みに融合させた楽曲の数々は、プログレファンならずとも魅了されること間違いなしでしょう。
後世のバンドたちにも多大なる影響を与え、批評家筋の高い評価を受けているこのアルバムは、Genesis、Yes、King Crimsonといった名だたるバンドの作品に比肩する内容となっています。
クラシック音楽や伝統的なイタリア音楽の影響も感じられる独自のサウンドは、まさにイタリアン・プログレの真骨頂。
プログレに興味はあるけれど、どこから聴き始めればいいか迷っている方にもおすすめの1枚です。
Tom SawyerRush

カナダが世界に誇るプログレッシブ・ロックの大御所、Rushが1981年にリリースした名作『Moving Pictures』を紹介します。
ゲディー・リーさんの特徴的な高音ボーカル、アレックス・ライフソンさんの多彩なギター、そしてニール・パートさんの複雑なドラムスが織りなす圧巻のサウンドは、まさに聴く者を魅了してやみません。
全米3位を記録した本作には、「Tom Sawyer」や「YYZ」など、今なお人気の高い楽曲が収録されています。
プログレッシブ・ロックとハードロックを見事に融合させた本作は、音楽好きならぜひ一度は聴いてみてほしい歴史的な名盤ですね。
KnotsGentle Giant

1970年から1980年まで活動したイギリスのプログレバンド、Gentle Giantのアルバム『Octopus』は、彼らのキャリアの中でも特に重要な作品です。
1972年12月にVertigo Recordsからリリースされ、翌年にはアメリカでも発売されました。
複雑な楽曲構成や技術的な巧みさが際立つ本作は、プログレファンの間で高い評価を得ています。
ジャズやクラシックの要素を取り入れたアートロックスタイルが特徴的で、楽器の多彩な使い方や複雑なハーモニーが魅力です。
マルチ楽器奏者であるメンバーたちの個性が存分に発揮された『Octopus』は、プログレの金字塔として今なお多くの音楽愛好家に支持され続けています。