RAG MusicRock
素敵なロック
search

プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ

近年若い音楽ファンにもにわかに注目を集めつつある、プログレッシブロック。

1960年代後半から始まったとされるプログレッシブロックというジャンルは、ピンク・フロイドやキング・クリムゾン、イエスなど音楽史に残るバンドなどが特に知られていますが、ロックファンであっても「プログレってなんだか敷居が高そう……」といったイメージで敬遠されている方もいらっしゃるかもしれませんね。

こちらの記事では特に初心者の方に向けて、まずは聴いてほしいプログレッシブロックの名盤を紹介しています。

プログレッシブロックの特性上、1曲だけ聴いてもその真価は分からないものですから、ぜひアルバム単位で聴いてみてください!

プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ(1〜20)

Octahedron

Since We’ve Been WrongThe Mars Volta

The Mars Volta – Since We’ve Been Wrong (Video)
Since We've Been WrongThe Mars Volta

プログレロックの世界に新たな風を吹き込むThe Mars Voltaが2009年6月に放った意欲作です。

ラテンアメリカ文化における「ランダムな失踪や誘拐」という重いテーマを、独特のサウンドで表現しています。

従来の複雑な構成を抑え、よりポップな要素を取り入れた本作。

Cedric Bixler-Zavalaさんのナチュラルな歌声が心地よく響きます。

社会問題や政治的な内容を織り交ぜた歌詞は、聴く人の心に深く刻まれることでしょう。

プログレファンはもちろん、新しい音楽に挑戦したい方にもおすすめの1枚。

耳を澄ませば、きっと新たな音楽の世界が広がりますよ。

Danger Money

Danger MoneyU.K.

プログレッシブ・ロックの魅力が詰まったU.K.のアルバム『Danger Money』。

緻密に練られたオルガンのメロディ、力強いドラムのビートが融合し、楽曲には独特の緊張感とドラマを演出する幾層もの音の波が心地よく広がります。

1979年3月にリリースされた本作は、エディ・ジョブソンさんとジョン・ウェットンさんが全曲の作詞作曲を手掛けています。

孤独と危険を伴う仕事に就いた主人公の葛藤を描く歌詞は、聴く人の心に深く響くことでしょう。

新たな音楽体験を求めるロックファンにもおすすめの一枚です。

プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ(21〜40)

Danse Macabre

Danse MacabreEsperanto

プログレッシブ・ロックの中でも異彩を放つEsperantoのアルバム『DANSE MACABRE』。

1974年にA&M Recordsからリリースされた本作は、ヴァイオリンを中心とした弦楽器が織りなす独特のサウンドが魅力です。

キング・クリムゾンのピート・シンフィールドさんがプロデュースを手掛けており、彼の影響も感じられますね。

多国籍メンバーによる個性的な演奏は、まるで異なる文化が交わる音楽の万国博覧会のよう。

ストリングスが奏でる美しいメロディから、アヴァンギャルドな実験的サウンドまで、幅広い音楽性を堪能できます。

プログレファンはもちろん、新しい音楽体験を求めるリスナーにもおすすめの一枚ですよ。

Alessandra

AlessandraI Pooh

1972年に発表された、壮大なスケールと繊細な感情表現が融合した名作です。

アルバムに収録された曲は、愛の美しさや複雑さを掘り下げたロマンチックなバラードで、I Poohの音楽性の深みを感じられる内容になっています。

オーケストラによる豊かなアレンジや、メンバーそれぞれのボーカルが特徴的で、ポップとプログレの要素が絶妙に溶け合った一枚。

イタリア音楽史に残る傑作として、多くのファンに愛され続けています。

愛する人への想いを深く考えたいときや、心に響く音楽に浸りたいときにぴったりの1枚です。

Tarkus

TarkusEmerson Lake&Palmer

プログレッシブ・ロックの最高峰を体現する壮大な組曲。

1971年6月にリリースされたEmerson Lake & Palmerのアルバム『Tarkus』の表題曲は、20分を超える野心的な作品です。

キース・エマーソンさんの卓越したキーボードテクニックが冴え渡り、グレッグ・レイクさんの深みのある歌声が、架空の生物「ターカス」の壮絶な物語を紡ぎ出します。

自己発見や善悪の闘争をテーマに、複雑な構成と変幻自在な展開で聴く者を魅了します。

プログレファンはもちろん、音楽の新たな可能性を探る冒険心旺盛なリスナーにぜひ聴いてほしい一曲です。

The Six Wives of Henry VIII

Catherine HowardRick Wakeman

歴史に基づいたコンセプトが新鮮な、リック・ウェイクマンさんの名盤『The Six Wives of Henry VIII』。

ヘンリー8世の6人の妻たちを音楽で表現した意欲作で、1973年にリリースされました。

空港で購入した伝記本からインスピレーションを得て制作されたこの作品は、プログレッシブ・ロックの傑作として高く評価されています。

多彩なキーボードを駆使した演奏と、各妃の個性を巧みに描写した曲調が魅力的。

本作は、歴史や音楽に興味がある方はもちろん、新しい音楽体験を求める方にもおすすめです。