プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ
近年若い音楽ファンにもにわかに注目を集めつつある、プログレッシブロック。
1960年代後半から始まったとされるプログレッシブロックというジャンルは、ピンク・フロイドやキング・クリムゾン、イエスなど音楽史に残るバンドなどが特に知られていますが、ロックファンであっても「プログレってなんだか敷居が高そう……」といったイメージで敬遠されている方もいらっしゃるかもしれませんね。
こちらの記事では特に初心者の方に向けて、まずは聴いてほしいプログレッシブロックの名盤を紹介しています。
プログレッシブロックの特性上、1曲だけ聴いてもその真価は分からないものですから、ぜひアルバム単位で聴いてみてください!
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プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ(21〜30)
Danse MacabreEsperanto

プログレッシブ・ロックの中でも異彩を放つEsperantoのアルバム『DANSE MACABRE』。
1974年にA&M Recordsからリリースされた本作は、ヴァイオリンを中心とした弦楽器が織りなす独特のサウンドが魅力です。
キング・クリムゾンのピート・シンフィールドさんがプロデュースを手掛けており、彼の影響も感じられますね。
多国籍メンバーによる個性的な演奏は、まるで異なる文化が交わる音楽の万国博覧会のよう。
ストリングスが奏でる美しいメロディから、アヴァンギャルドな実験的サウンドまで、幅広い音楽性を堪能できます。
プログレファンはもちろん、新しい音楽体験を求めるリスナーにもおすすめの一枚ですよ。
TarkusEmerson Lake&Palmer

プログレッシブ・ロックの最高峰を体現する壮大な組曲。
1971年6月にリリースされたEmerson Lake & Palmerのアルバム『Tarkus』の表題曲は、20分を超える野心的な作品です。
キース・エマーソンさんの卓越したキーボードテクニックが冴え渡り、グレッグ・レイクさんの深みのある歌声が、架空の生物「ターカス」の壮絶な物語を紡ぎ出します。
自己発見や善悪の闘争をテーマに、複雑な構成と変幻自在な展開で聴く者を魅了します。
プログレファンはもちろん、音楽の新たな可能性を探る冒険心旺盛なリスナーにぜひ聴いてほしい一曲です。
AlessandraI Pooh

1972年に発表された、壮大なスケールと繊細な感情表現が融合した名作です。
アルバムに収録された曲は、愛の美しさや複雑さを掘り下げたロマンチックなバラードで、I Poohの音楽性の深みを感じられる内容になっています。
オーケストラによる豊かなアレンジや、メンバーそれぞれのボーカルが特徴的で、ポップとプログレの要素が絶妙に溶け合った一枚。
イタリア音楽史に残る傑作として、多くのファンに愛され続けています。
愛する人への想いを深く考えたいときや、心に響く音楽に浸りたいときにぴったりの1枚です。
TiltArti & Mestieri

イタリアンプログレの代表作と呼ばれるアルバム『Tilt』。
1974年にリリースされたこの作品は、ジャズロックを軸にさまざまな要素が融合した独創的なサウンドが魅力です。
精巧なアレンジとテクニカルな演奏が圧倒的で、イタリア語の歌詞が神秘的な雰囲気を醸し出しています。
本作は、マハヴィシュヌ・オーケストラなどの影響を受けつつ、独自の音楽性を確立。
オープニングの「Gravità 9.81」は、重力の法則に触発された曲で、バンドの創造性が完璧に融合されています。
プログレファンはもちろん、ジャンルを超えた音楽愛好家にもおすすめの一枚です。
Photos Of GhostsPremiata Forneria Marconi

イタリアのプログレッシブ・ロックバンド、Premiata Forneria Marconiが1973年に発表したアルバム『Photos Of Ghosts』。
幻想的な情景を描き出す歌詞と、高度な演奏技術が融合した傑作です。
クラシック音楽の要素を取り入れた繊細なアレンジは、聴く人の想像力をかき立てます。
本作は、バンドにとって英語詞での初のアルバムであり、アメリカのBillboard 200チャートに180位で登場。
これはイタリアのロックバンドとして初の快挙でした。
プログレファンはもちろん、音楽の新たな可能性を探求したい方にもおすすめの一枚です。
Catherine HowardRick Wakeman

歴史に基づいたコンセプトが新鮮な、リック・ウェイクマンさんの名盤『The Six Wives of Henry VIII』。
ヘンリー8世の6人の妻たちを音楽で表現した意欲作で、1973年にリリースされました。
空港で購入した伝記本からインスピレーションを得て制作されたこの作品は、プログレッシブ・ロックの傑作として高く評価されています。
多彩なキーボードを駆使した演奏と、各妃の個性を巧みに描写した曲調が魅力的。
本作は、歴史や音楽に興味がある方はもちろん、新しい音楽体験を求める方にもおすすめです。
OnceBlackfield

叙情的なメロディーと緻密な楽曲構成が魅力のアルバムです。
2007年2月にヨーロッパでリリースされた本作は、愛や喪失、人間性をテーマに、深い洞察を歌詞に込めています。
アヴィヴ・ゲッフェンさんとスティーヴン・ウィルソンさんの絶妙なコラボレーションが光る11曲が収録されており、ポップでありながらも複雑な音の重なりが楽しめます。
ストリングスやギター、ピアノの美しいアレンジは、聴くたびに新たな発見があるでしょう。
落ち着いた夜に、静かに耳を傾けたい一枚です。
心に響く歌声と繊細な音作りに、きっと引き込まれることでしょう。