RAG MusicRock
素敵なロック
search

プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ

近年若い音楽ファンにもにわかに注目を集めつつある、プログレッシブロック。

1960年代後半から始まったとされるプログレッシブロックというジャンルは、ピンク・フロイドやキング・クリムゾン、イエスなど音楽史に残るバンドなどが特に知られていますが、ロックファンであっても「プログレってなんだか敷居が高そう……」といったイメージで敬遠されている方もいらっしゃるかもしれませんね。

こちらの記事では特に初心者の方に向けて、まずは聴いてほしいプログレッシブロックの名盤を紹介しています。

プログレッシブロックの特性上、1曲だけ聴いてもその真価は分からないものですから、ぜひアルバム単位で聴いてみてください!

プログレッシブロックの名盤。一度は聴きたい人気のアルバムまとめ(21〜40)

1978

Hommage à Violette NozièresArea

Area – Hommage à Violette Nozières (“Strix”, RAI TV 1978)
Hommage à Violette NozièresArea

プログレッシブ・ロックの傑作として高い評価を得ている名盤です。

1978年にリリースされたこの作品は、ジャズロックとプログレの要素を融合させた斬新なサウンドで聴く人を魅了します。

まるで荒野を駆け抜けるような解放感と高揚感を与えてくれる跳ねるリズムが印象的。

デメトリオ・ストラトスさんの独特のボーカルスタイルも聴きどころの一つです。

社会の腐敗や個人の自由をテーマにした力強い楽曲は、今なお多くの音楽ファンの心を掴んで離しません。

プログレファンはもちろん、新鮮な驚きを求める方にもおすすめの一枚。

ぜひ一度耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

Photos Of Ghosts

Photos Of GhostsPremiata Forneria Marconi

イタリアのプログレッシブ・ロックバンド、Premiata Forneria Marconiが1973年に発表したアルバム『Photos Of Ghosts』。

幻想的な情景を描き出す歌詞と、高度な演奏技術が融合した傑作です。

クラシック音楽の要素を取り入れた繊細なアレンジは、聴く人の想像力をかき立てます。

本作は、バンドにとって英語詞での初のアルバムであり、アメリカのBillboard 200チャートに180位で登場。

これはイタリアのロックバンドとして初の快挙でした。

プログレファンはもちろん、音楽の新たな可能性を探求したい方にもおすすめの一枚です。

Blackfield II

OnceBlackfield

Blackfield – Once (from NYC DVD)
OnceBlackfield

叙情的なメロディーと緻密な楽曲構成が魅力のアルバムです。

2007年2月にヨーロッパでリリースされた本作は、愛や喪失、人間性をテーマに、深い洞察を歌詞に込めています。

アヴィヴ・ゲッフェンさんとスティーヴン・ウィルソンさんの絶妙なコラボレーションが光る11曲が収録されており、ポップでありながらも複雑な音の重なりが楽しめます。

ストリングスやギター、ピアノの美しいアレンジは、聴くたびに新たな発見があるでしょう。

落ち着いた夜に、静かに耳を傾けたい一枚です。

心に響く歌声と繊細な音作りに、きっと引き込まれることでしょう。

Tilt

TiltArti & Mestieri

イタリアンプログレの代表作と呼ばれるアルバム『Tilt』。

1974年にリリースされたこの作品は、ジャズロックを軸にさまざまな要素が融合した独創的なサウンドが魅力です。

精巧なアレンジとテクニカルな演奏が圧倒的で、イタリア語の歌詞が神秘的な雰囲気を醸し出しています。

本作は、マハヴィシュヌ・オーケストラなどの影響を受けつつ、独自の音楽性を確立。

オープニングの「Gravità 9.81」は、重力の法則に触発された曲で、バンドの創造性が完璧に融合されています。

プログレファンはもちろん、ジャンルを超えた音楽愛好家にもおすすめの一枚です。

Neu!

HallogalloNeu!

1972年にリリースされたアルバム『Neu!』は、クラウトロックの金字塔とも呼べる作品です。

反復するテーマを特徴とする「Hallogallo」は、聴く人を魅了する名曲。

環境音楽風のサウンドスケープやミニマリストなアプローチが、独特の宇宙的な雰囲気を醸し出しています。

ボーカルトラック「Lieber Honig」も収録され、実験的で革新的な音楽性が光ります。

当時は3万5千枚の売り上げでしたが、後にデヴィッド・ボウイさんやブライアン・イーノさんから高く評価されました。

音楽の可能性を探求したい方、新しい音楽体験を求める方にぴったりの一枚です。

Arena

ArenaMarsupilami

Marsupilami – The Arena (1971)
ArenaMarsupilami

1971年リリースのアルバム『Arena』は、英国プログレッシブ・ロックの隠れた名作です。

Marsupilamiが紡ぎだすサウンドは、ローマ文化をテーマにした壮大な音楽世界を描き出します。

複雑なリズムと幻想的な旋律が絡み合う楽曲は、聴く者を古代ローマの闘技場へと誘います。

Peter Bardensのプロデュースによって生み出された本作は、フルートやHammondオルガンが印象的な楽器構成で、当時のプログレシーンの最先端を行く野心作といえるでしょう。

プログレファンはもちろん、音楽の冒険を楽しみたい方におすすめの一枚です。