【初心者向け】レイブの名曲まとめ。まずは聴きたいレイブアンセムを紹介!
90年代に世界中で巻き起こった音楽とカルチャーの革命、レイヴカルチャー。
倉庫やビーチ、森の中など、非日常の空間で数千人が集まり、朝まで音楽と光と一体となって踊り続けたあの熱狂的な体験は、今もなお多くの人々の心に鮮やかに刻まれています。
ハウスやテクノ、トランスなど、様々なジャンルが融合したレイヴミュージックは、現代のダンスミュージックシーンにも大きな影響を与え続けています。
そこで今回は、初心者にもおすすめの歴史に残る伝説的なレイブアンセムをご紹介します!
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【初心者向け】レイブの名曲まとめ。まずは聴きたいレイブアンセムを紹介!(1〜10)
Move Any MountainThe Shamen

90年代レイブカルチャーの熱狂を象徴する、高揚感に満ちたテクノ・ポップアンセム!
スコットランド出身のシェイメンは、サイケデリックロックからダンスミュージックへと大胆な変貌を遂げたグループです。
本作が持つ「どんな困難も乗り越えられる」という力強いメッセージは、聴く者の魂を揺さぶりますよね。
悲劇的な出来事を乗り越え活動を続けた彼らが奏でるからこそ、そのポジティブなサウンドに深い説得力を感じます。
1991年7月に公開されたこの作品は、UKチャートで4位を記録し、名盤『En-Tact』にも収録。
2014年のコモンウェルスゲームズ開会式でも使用されました。
何かを成し遂げたい時、きっと背中を押してくれる一曲になるはずです!
Higher State of ConsciousnessJosh Wink

脳を直接揺さぶるアシッドサウンドが炸裂し、聴く者の意識を別次元へといざなう強烈な一曲!
アメリカのクラブカルチャーを開拓したジョシュ・ウィンクさんによるこの楽曲は、じわじわと高まる緊張感から一気に解放される展開のとりこになる人続出のレイブアンセムです。
音楽と一体になり日常を忘れさせてくれる高揚感は、まさに「より高次の意識状態」というテーマそのもの。
1995年3月にリリースされ、全英シングル・チャートで8位を記録。
アルバム『Left Above the Clouds』にも収録された本作は、ゲーム『DJ Hero』などにも採用されました。
何も考えず音の渦に飲み込まれたい時、最高の没入感を味わえるかもしれませんよ!
Pacific State808 State

レイブの夜明けを優しく包み込む、あまりに幻想的なアンビエント・ハウスの傑作!
イングランド・マンチェスター出身のエイティ・オー・エイト・ステイトは、UKアシッドハウスシーンのパイオニアとして知られるグループなのだとか。
本作は、心地よいビートに重なる鳥の鳴き声とソプラノ・サックスの響きが、フロアの喧騒を忘れさせるほどの浮遊感を生み出します。
まるで楽園の浜辺で日の出を待つような、穏やかで多幸感に満ちたサウンドは、聴く人を別世界へといざなってくれるかのようですよね!
ミニアルバム『Quadrastate』に収録された本作は、ラジオDJがイビザでプレイしたことをきっかけに人気に火がつき、UKチャート10位にまで登りつめたのだそうです。
激しいダンスの合間や、一日の終わりにチルアウトしたい時にぴったりの1曲です。
【初心者向け】レイブの名曲まとめ。まずは聴きたいレイブアンセムを紹介!(11〜20)
We Are IELenny Dee Ice
心臓を直接叩くような強烈なビートと熱気に、思わず体が動き出すジャングルの原点ともいえる一曲です!
ロンドン出身のパイオニア、レニー・ディー・アイスさんによる本作は、高速で刻まれるAmenブレイクに、銃声やレコードの逆回転音といった多彩なサンプルが次々と重なっていくのが特徴。
フロアを煽る声のなかに、ミステリアスな詠唱が「我々はここにいる」と力強く宣言するようで、アンダーグラウンドな共同体の一体感が伝わってきます。
1991年に公開されると瞬く間にレイブを席巻し、1999年にはリミックスがUKチャート入りするほど長く愛されました。
音楽の歴史が動いた瞬間の純粋な熱量を、ぜひ全身で感じてみてください。
Narra MineGenaside II

90年代ロンドンの熱気を凝縮したようなサウンドで魅了する、イギリスの電子音楽ユニット、ジェナサイドII。
硬質でヘビーなブレイクビートの上を、切なく甘い女性ボーカルが漂う、この対照的な魅力のとりこになる人続出の中毒性の高い楽曲です。
都会の荒々しさとソウルフルな感性が生み出す独特のグルーヴは、一度聴くと頭から離れなくなる方も多いのではないでしょうか?
1991年に公開された本作は、のちにザ・プロディジーが名盤『Music for the Jilted Generation』でビートを引用したというエピソードも有名です。
初期レイブの衝動と、洗練されたサウンドデザインを体感したい時に最適。
まずはこの硬派で官能的な世界観に身を委ねてみてください。
GoMoby

90年代レイブカルチャーを代表する、アメリカ出身のアーティスト、モービーさんによる楽曲です。
ドラマ『ツイン・ピークス』から引用された不穏で美しい旋律と、力強いビートのギャップのとりこになる人続出の中毒性の高い楽曲です!
この楽曲は1991年3月にシングルとして公開され、UKチャートでトップ10入りを記録。
デビューアルバム『Moby』にも収録されています。
歌詞は実質的に掛け声のみですが、それが逆にフロアの一体感や夜明けに向かう純粋なエネルギーを増幅させているかのようです。
本作を体感するポイントは、とにかくミニマルなリズムに身を委ねること!
同じフレーズが繰り返される中で高まっていく緊張感と解放感を、きっと味わえるはずです。
Hardcore UproarTogether

90年代英国の熱狂がそのままパッケージされたような、高揚感あふれる祝祭的ナンバーです!
マンチェスター出身のグループ、トゥゲザーが手がけたこの楽曲は、違法レイブで録音された本物の歓声が使われているのが特徴。
高鳴るピアノリフと「想像を絶するほど強力になる」という台詞の断片が、これから始まる非日常体験への期待感を極限まで高めてくれます。
1990年8月にUKチャートで12位まで駆け上がった本作は、サッカーチームのブラックバーン・ローヴァーズの選手入場曲としてもスタジアムを熱狂の渦に巻き込んでいるのだとか。
日常を忘れて何かに没頭したい時や、アドレナリン全開で盛り上がりたい時に聴けば、最高の気分を味わえるはずです。