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【初心者向け】レイブの名曲まとめ。まずは聴きたいレイブアンセムを紹介!

90年代に世界中で巻き起こった音楽とカルチャーの革命、レイヴカルチャー。

倉庫やビーチ、森の中など、非日常の空間で数千人が集まり、朝まで音楽と光と一体となって踊り続けたあの熱狂的な体験は、今もなお多くの人々の心に鮮やかに刻まれています。

ハウスやテクノ、トランスなど、様々なジャンルが融合したレイヴミュージックは、現代のダンスミュージックシーンにも大きな影響を与え続けています。

そこで今回は、初心者にもおすすめの歴史に残る伝説的なレイブアンセムをご紹介します!

【初心者向け】レイブの名曲まとめ。まずは聴きたいレイブアンセムを紹介!(11〜20)

QuadrophoniaQuadrophonia

Quadrophonia – Quadrophonia (1990/1991)
QuadrophoniaQuadrophonia

オランダとベルギーを拠点に活動したユニット、クアドロフォニアが放ったこちらのレイブアンセムを聴くと、当時の熱気が蘇ってくるという方も多いでしょう。

本作の強烈なインパクトの源は、なんといっても革新的なブレイクビーツと、日本のYMOから引用した遊び心満載の電子音ですよね。

この音がSF的なムードを醸し出し、聴く人を一気に非日常のダンスフロアへと連れて行ってくれます。

言葉がなくても、怒涛のように押し寄せるビートの波と中毒性の高いサウンドが、フロアの一体感や高揚感を鮮やかに描き出しているようです。

1990年に公開され、アルバム『Cozmic Jam』にも収められたこの作品は、UKチャートで14位に入るヒットを記録しました。

レイブカルチャーの原体験を味わいたいなら、まずはこの曲から聴いてみるのがオススメです!

LFO (Remix)LFO

LFOのセルフタイトル曲『LFO』は、レイヴカルチャーの中でも英国北部で生まれた「ブリープ・テクノ」という潮流を決定づけた、歴史的な一曲です。

この曲の本質はグループ名を体現する、内臓を揺さぶるほどの超低周波ベースにあります。

ウェアハウスの巨大なサウンドシステムでその音圧を体感して初めて、この曲の真価は理解できるでしょう。

無機質でSF的なブリープ音との極端な対比が生み出す空間は、ピアノリフによる高揚感とは対極の、重くフィジカルな没入体験をもたらしました。

これはもはや音楽ではなく、レイヴという空間と巨大なスピーカーのために設計された「音響兵器」と言えます。

E-Vapor-8Altern 8

Altern 8の『E-Vapor-8』は90年代英国レイヴカルチャーを凝縮した特大級のアンセムです!

デトロイト・テクノの金字塔、デリック・メイさんによる『Strings of Life』を大胆に引用し、デトロイトの持つ音楽的ソウルを英国のハードコアな現場へと接続、単なる熱狂に留まらないエモーショナルな多幸感を生み出すことに成功しました。

アシッドなシンセと歴史的ピアノリフが融合し、危険な香りと共に爆発的なエネルギーを放出する様は、まさに異文化を貪欲に飲み込み進化するレイヴ精神そのものを体現していると言えるでしょう。

Annihilating RhythmUltraSonic

ULTRASONICはスコットランドのMCも入ったやたらハイテンションのハードコアレイブユニット、ダンスバンドです。

日本ではavextraxより発売されました。

オーストラリアでも大人気だったそうです。

Night In MotionCubic22

Cubic22のヒット曲で、ラップがあるバージョンもあります。

ボーカルサンプルのparty time!は他の曲でも使われるので有名ですね。

特徴なのは後半のバイオリンセクションの織りなすバブル感でしょうか。

On a Ragga TipSL2

Matt “Slipmatt” Nelson, John “Lime”FernandezによるSL2によるラガマフィン、レゲエ調のフレーズが出てくる曲でXLRecordingsよりリリースされました。

【初心者向け】レイブの名曲まとめ。まずは聴きたいレイブアンセムを紹介!(21〜30)

Can’t undo ThisMaximizor

Can’t undo this は Maximizorという日本のアーティストによるレイブ、ジュリアナテクノの名曲です。

オーケストラヒットのメインリフはもちろん、すこしアジアンなボーカルサンプルも特徴です。