坂本冬美の名曲・人気曲
演歌歌手、坂本冬美さんの楽曲をご紹介します。
「また君に恋してる」など、誰もが知る名曲をリリースされていますよね。
彼女の魅力といえばやはりその歌唱力ではないでしょうか。
澄み渡った綺麗な歌声に聴き惚れてしまいますね。
彼女は中学生時代の作文で「演歌歌手になりたい」と書いていたそうで、演歌歌手になるべくしてなったと言えるのではないでしょうか。
ではこのプレイリストで坂本冬美さんの名曲の数々をお楽しみください。
坂本冬美の名曲・人気曲(41〜50)
能登はいらんかいね坂本冬美

平成2年(1990年)5月9日。
デビュー4年目を迎え、舞台は日本海へ。
これまでの男歌とくらべるとしっとりとした女性的な歌い方になっていますが、輪島の酒や御陣乗(ごじんじょ)太鼓など世界観はそのまま。
石川さゆりの「能登半島」と並ぶ能登のご当地ソングとして定着しています。
オリコンでは最高13位、セールスは22.7万枚。
陽は昇る坂本冬美

平成17年(2005年)5月11日発売。
3年前の男侠のような路線の坂本冬美らしい曲です。
デビュー直後は男女の心の機微を歌ったものが多かったですが、このあたりは春夏秋冬や、山川花などの自然を歌詞にふんだんに採り入れるようになってますね。
最高27位、3.5万枚。
風鈴坂本冬美

平成12年(2000年)の第1弾は「夜叉海峡」(最高38位、2.4万枚)、重厚なテーマの曲を力強く歌い上げました。
半年後の9月6日にリリースされた「風鈴」はまったく違った世界で、母親への思いがテーマ。
「秋桜(コスモス)」のような世界です。
秋の雰囲気にマッチしたメロディで、この年の紅白は「風鈴」を歌いました。
最高39位、セールスは2.2万枚。
恋は火の舞剣の舞坂本冬美

平成5年(1993年)4月28日発売。
「火の国の女」に近い感じで女の感情を歌い上げています。
セールスは徐々に伸び悩むようになり、最高26位で6.5万枚。
この年のレコード大賞は香西かおり「無言坂」でしたが、他の女性演歌勢に徐々にじわじわと攻め込まれている、そんな時期でした。
播磨の渡り鳥坂本冬美

平成16年(2004年)9月8日発売。
前作「気まぐれ道中」に続く、旅路の演歌。
今回は瀬戸内の播磨カラーを前面に出しています。
前年には水森かおりが「鳥取砂丘」でブレイクし紅白歌合戦に出場、以降、ご当地ソングの女王とよばれますが、観光とも相まったご当地ソングの流れに演歌界全体が迎合していくような時期でした。
最高24位、6.7万枚。
男侠(おとこぎ)坂本冬美

平成14年(2002年)1月17日発売。
デビュー以降、「男の情話」「男惚れ」をはじめ男をテーマにした曲を歌い上げてきた流れと、一方で「大志」「風に立つ」「凛として」など人生の応援歌が続いている流れと、両方を踏まえて作られたような曲。
九州のご当地の地名も登場し、原点に帰ったというか、これまでの集大成のような曲でしょうか。
最高37位、セールスは5.3万枚。
この年、すい炎を患って体調を崩し、しばらく活動を休止しました。
男惚れ坂本冬美

平成4年(1992年)4月22日発売。
舞台は関西・大阪へ。
「男の情話」に近い男の世界を歌った曲ではあるのですが、しっとりと女性らしく歌い上げています。
もともと和歌山出身であるだけに関西弁の言い回しは文句なしです。
最高16位、セールスは16.8万枚。