【2025】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ
サンバといえばブラジルにおける代表的な音楽ジャンルですが、ダンスやカーニバルの総称のようなイメージを持たれている方も実は多いのではないでしょうか。
本稿では、知っているようであまり知られていない音楽ジャンルとしてのサンバの名曲を一挙ご紹介!
クラシックな名曲はもちろん、2010年代以降のサンバやパゴージをモダンに昇華した近年活躍しているアーティストによる楽曲まで、バリエーション豊かなラインアップでお届けします。
ここで取り上げられた楽曲を聴くことで、あなたのサンバに対するイメージが変わるかもしれません。
ぜひお楽しみください!
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【2025】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ(31〜40)
Malandro é Malandro e Mané é ManéBezerra da Silva

上下を白のスーツで決めて、リオデジャネイロの下町を粋に練り歩く「マランドロ」は、ここ日本においても人気の高い存在でサンバのパレードでも必ず登場するそうです。
そんなマランドロ・サンビニスタの偉大なる存在が、ベゼーハ・ダ・シルヴァさんです。
政治や社会問題など、ストリートの視点を通したリアルな歌詞が特徴的で、まさに「下町サンバの重鎮」と呼ぶにふさわしいものと言えるでしょう。
本稿で取り上げている楽曲『Malandro É Malandro E Mané É Mané』は、2000年にリリースされたアルバムの表題曲。
軽やかなサンバのリズムとキャッチーなコーラスに、年齢を感じさせない「ワル」な雰囲気満載のいぶし銀な魅力が光る歌声がなんともクールでカッコいい。
リズムアルバムのジャケットからして、生涯マランドロを貫いたシルヴァさんの姿が最高ですからぜひチェックしてみてください!
Alô… AlôCarmen Miranda & Mário Reis

1930年代から50年代まで活躍していた、大物スターCarmen Mirandaです。
映画界、ミュージカル界で活躍しているイメージが強いですが、最初は歌手としての活動から始まりました。
そんなCarmen Mirandaの初期の代表曲です。
Juízo FinalNélson Cavaquinho

カヴァキーニョという、サンバやショーロで使われるギターのような弦楽器を自分の名前につけている、サンバ歌手のNélson Cavaquinhoです。
代表的な曲はたくさんありますが、この曲はその中でも人気の高い曲です。
CarinhosoPixinguinha

ブラジルの国民的音楽といえば、サンバが真っ先に思い浮かびますよね。
そんなサンバの名曲として、ピシンギーニャさんの作品をご紹介します。
ブラジル出身の彼は、ショーロとサンバの発展に大きな影響を与えた音楽家として知られています。
本作は、1937年にオルランド・シルヴァさんによって大ヒットし、2009年にはブラジルで3番目に偉大な曲として認定されました。
純粋な愛情を切なく表現した歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
まるで恋する人に語りかけるような温かさと、時に達成できない愛の切なさが感じられる一曲です。
サンバの魅力を存分に味わいたい方におすすめですよ。
Na Baixa Do SapateiroAry Barroso

ブラジル音楽の名曲として、数多くのカバーも存在するスタンダード・ナンバーです!
アリ・バホーゾさんという作曲家が1938年に作曲したものがオリジナルであり、ブラジル出身の映画スターにしてサンバ歌手のカルメン・ミランダさんが歌唱を担当しています。
この曲が世界的に有名となったのは、1945年にアメリカで公開されたディズニーのアニメ映画『三人の騎士』で使用されたことがきっかけなのですね。
『バイーア』というタイトルで歌詞も英語詞に置き換えられたこともあって、原曲を知らない方もいらっしゃるかもしれませんね。
現在は邦題『バイーア~サパテイロ通りの坂下で』としてここ日本でも親しまれているこの曲は、先述したように多くのカバー・バージョンが存在していますから、ぜひ聴き比べて楽しんでみてほしいです!
【2025】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ(41〜50)
As Rosas Não FalamCartola

ブラジルが誇る伝説的サンビスタ、カルトーラさんの代表作と言えばこの曲でしょう。
失恋の痛みを、バラに語りかけるという詩的な表現で描いた本作は、1976年2月にリリースされたアルバム『Cartola II』に収録されています。
サンバの王道を行く美しいメロディーと深い情感を湛えた歌詞が、聴く人の心に染み入る名曲です。
カルトーラさんが65歳の誕生日に書いたという逸話も、この曲の魅力をより一層引き立てていますね。
心に傷を負った時、慰めを求める全ての人に寄り添う、まさにサンバの神髄とも言える1曲です。
Canto das Três RacasClara Nunes

ブラジルの歌姫クララ・ヌーネスさんが1976年に発表した楽曲は、サンバの魂と社会的メッセージが見事に融合した傑作です。
ブラジルの3つの人種の歴史と苦難を描いたこの曲は、力強いリズムと情感豊かな歌声で聴く人の心を打ちます。
オデオンレーベルからリリースされたアルバムに収録された本作は、サンバとMPBの要素を巧みに織り交ぜています。
ブラジルの多様性と文化的遺産を称える歌詞は、国民的な誇りと共感を呼び起こします。
社会問題に関心のある方や、ブラジル音楽の真髄を味わいたい方におすすめの1曲です。