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【2025】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ

サンバといえばブラジルにおける代表的な音楽ジャンルですが、ダンスやカーニバルの総称のようなイメージを持たれている方も実は多いのではないでしょうか。

本稿では、知っているようであまり知られていない音楽ジャンルとしてのサンバの名曲を一挙ご紹介!

クラシックな名曲はもちろん、2010年代以降のサンバやパゴージをモダンに昇華した近年活躍しているアーティストによる楽曲まで、バリエーション豊かなラインアップでお届けします。

ここで取り上げられた楽曲を聴くことで、あなたのサンバに対するイメージが変わるかもしれません。

ぜひお楽しみください!

もくじ

【2025】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ(21〜40)

Os PassistasCaetano Veloso

1960年代後半のブラジルでの芸術運動である、トロピカリアの中の代表歌手、Caetano Veloso。

そんな彼が1997年に発表した名曲がこちらです。

Caetano Velosoは、MPBのイメージの強いですが、ボサノヴァ、サンバ、なんでもこなすマルチな音楽家です。

TristezaAndrea Bocelli

Andrea Bocelli – Tristeza (Live From Portrofino / 2012)
TristezaAndrea Bocelli

「悲しみ」を意味するタイトルが付いたこちらの楽曲は、多くのアーティストによってカバーされているブラジル音楽~サンバの名曲です。

フリーソウル好きであれば、オランダのボッサ・ジャズ・グループのサンバ・トリオがカバーしたバージョンを愛聴している方もいらっしゃるでしょう。

この曲の初出はハロルド・ロボさんとニルティーニョさんが作詞と作曲を手掛け、ブラジルの国民的歌手エリス・レジーナがレコーディングして1965年に発表したものが最初です。

陽気な雰囲気ではありますが、冒頭で述べた通り「悲しみよどこかに去ってくれ」といったようなことを歌った曲なのですね。

今回は、イタリアを代表するテノール歌手、アンドレア・ボチェッリさんが歌うジャズ~スタンダードナンバーとしてカバーしたバージョンの動画を載せておきます。

クラシック畑の歌手が歌うサンバの名曲、というのもいい感じですね!

Samba TristeBaden Powell

サンバは歌入りのものだけでなく、インストゥルメンタル曲も存在します。

本稿で取り上げている『Samba Triste』は、邦題の『悲しみのサンバ』でも知られる超名曲であり、ブラジル音楽の代表的なギタリストであるバーデン・パウエルさんが、当時19歳という若さで作曲した楽曲。

その卓越したギターのテクニックと作曲家としての才能で、後世のアーティストにも多大なる影響を与えたパウエルさんは、多くのボサノバの名曲を生み出したことでも知られていますね。

『悲しみのサンバ』にかんしては、サンバらしい躍動感にあふれたリズムを軸として、哀愁を帯びながらも情熱的な旋律を生み出すギター・プレイが見事としか言いようがなく、洗練されたボサノバでは味わえない荒々しいまでの魅力を感じさせます。

腰を据えて、じっくりと耳を傾けたい名演に乾杯です!

O Sol NasceraCartola

サンバの伝説的作曲家、Cartolaの1974年のデビューアルバムに収録される、代表曲です。

サンバというと、派手なカーニバルで豪華なイメージはありますが、心にゆっくりと染み渡る、味わい深い曲もたくさんあります。

Casa de BambaMartinho da Vila

70年代にサンバ復興の立役者として活躍し、ブラジル・サンバ界の大御所の、Martinho da Vilaの代表的な曲、「Casa de Bamba」です。

まさにサンバの王道といった感じの曲で、ブラジルのカーニバルにぴったりな曲です。