【2026】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ
サンバといえばブラジルにおける代表的な音楽ジャンルですが、ダンスやカーニバルの総称のようなイメージを持たれている方も実は多いのではないでしょうか。
本稿では、知っているようであまり知られていない音楽ジャンルとしてのサンバの名曲を一挙ご紹介!
クラシックな名曲はもちろん、2010年代以降のサンバやパゴージをモダンに昇華した近年活躍しているアーティストによる楽曲まで、バリエーション豊かなラインアップでお届けします。
ここで取り上げられた楽曲を聴くことで、あなたのサンバに対するイメージが変わるかもしれません。
ぜひお楽しみください!
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【2026】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ(41〜50)
Retrato Cantado de um AmorReinaldo

2019年に惜しくもこの世を去った名サンビスタ、レイナルドさん。
音楽活動と並行して銀行家でもあったという異色の経歴を持ったレイナルドさんは、1982年に仕事を辞めて本格的に音楽活動へと軸を移します。
以降、30年に及ぶキャリアの中で膨大な作品を精力的にリリースし続け、実力派のサンビスタとしてサンバとパコーヂの発展に貢献したレイナルドさんが、1986年にリリースしたソロ・デビュー作『Retrato Cantado de um Amor』の表題曲を紹介します。
リオデジャネイロのカーニバルにおいて有名かつ人気の高い名曲であり、聴いているだけで行ったこともないブラジルの暑い夏の午後が浮かび上がるようなサウンドと、レイナルドさんの太い声質の歌声が絶妙にマッチしていますよね。
途中からシンセ風のフレーズが聴こえてくるのも、何だか新鮮で良い感じです!
A Voz do MorroZe Keti

1960年代に結成された伝説的なルーツ・サンバ・グループ、コンジュント・ア・ヴォズ・ド・モーホの一員であったゼ・ケチさん。
サンバ・ヂ・モーホの代表格とも言われ、下町の実情や陽気な生活のリアルを歌った彼は作曲家としての才能にも優れ、ゼさんが作曲した『Acender as Velas』は、ナラ・レオンさんやエリス・レジーナさんといった名シンガーが歌って成功を収めています。
今回紹介している『a voz do morro』は、先述したグループ時代から存在している楽曲で、冒頭から「俺がサンバだ」と高らかに歌い上げる様は、まさに下町サンバの真骨頂とでも言うべき内容で最高ですね!
多くのアーティストがカバーしている名曲でもありますから、YouTubeなどでいろいろと探してみるのも楽しいですよ。
Trem das OnzeAdoniran Barbosa

独特のしゃがれたダミ声が特徴的なサンパウロ・サンバの重鎮にして立役者、アドニラン・バルボーザさん。
本名をJoão Rubinatoというイタリア系ブラジル人であり、シンガーソングライターとしてでなくコメディアンなど多彩な才能を発揮した存在なのですね。
『11時の夜汽車』という邦題でも知られる『O trem das onze』は、バルボーザさんのディスコグラフィの中でも大ヒットを記録して世界的に知られる名曲中の名曲です!
もともとはサンパウロのベテラン・サンバ・グループであるデモニオス・ダ・ガロアが歌唱を担当してヒットさせたのですが、今回はバルボーザさん自身が歌ったバージョンを載せておきます。
言うまでもなく数多くのカバー・バージョンが存在していますから、合わせてチェックしてみましょう!
Tombo in 7/4Airto Moreira

有名曲の「Samba de Janeiro」の元ネタとなっている曲がこの曲です。
Airto Moreiraはサンバフュージョンの代表的なアーティストの1人で、ジャズ界の大御所、Miles Davisとの共演などをし、北米でも成功した人です。
Atire a primeira pedraAtaulfo Alves

1930年代にデビューして、60年代まで活躍し、多くの名作を残した黒人サンバ作曲家であり、歌手のAtaulfo Alvesです。
そのAtaulfo Alvesの曲で、スタンダード曲にもなっているのが、この「Atire a primeira pedra」です。
As Rosas Não FalamCartola

ブラジルが誇る伝説的サンビスタ、カルトーラさんの代表作と言えばこの曲でしょう。
失恋の痛みを、バラに語りかけるという詩的な表現で描いた本作は、1976年2月にリリースされたアルバム『Cartola II』に収録されています。
サンバの王道を行く美しいメロディーと深い情感を湛えた歌詞が、聴く人の心に染み入る名曲です。
カルトーラさんが65歳の誕生日に書いたという逸話も、この曲の魅力をより一層引き立てていますね。
心に傷を負った時、慰めを求める全ての人に寄り添う、まさにサンバの神髄とも言える1曲です。
Canto das Três RacasClara Nunes

ブラジルの歌姫クララ・ヌーネスさんが1976年に発表した楽曲は、サンバの魂と社会的メッセージが見事に融合した傑作です。
ブラジルの3つの人種の歴史と苦難を描いたこの曲は、力強いリズムと情感豊かな歌声で聴く人の心を打ちます。
オデオンレーベルからリリースされたアルバムに収録された本作は、サンバとMPBの要素を巧みに織り交ぜています。
ブラジルの多様性と文化的遺産を称える歌詞は、国民的な誇りと共感を呼び起こします。
社会問題に関心のある方や、ブラジル音楽の真髄を味わいたい方におすすめの1曲です。


