【2025】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ
サンバといえばブラジルにおける代表的な音楽ジャンルですが、ダンスやカーニバルの総称のようなイメージを持たれている方も実は多いのではないでしょうか。
本稿では、知っているようであまり知られていない音楽ジャンルとしてのサンバの名曲を一挙ご紹介!
クラシックな名曲はもちろん、2010年代以降のサンバやパゴージをモダンに昇華した近年活躍しているアーティストによる楽曲まで、バリエーション豊かなラインアップでお届けします。
ここで取り上げられた楽曲を聴くことで、あなたのサンバに対するイメージが変わるかもしれません。
ぜひお楽しみください!
【2025】ブラジルの国民的音楽!~サンバの名曲・人気曲まとめ(31〜40)
TristezaAndrea Bocelli

「悲しみ」を意味するタイトルが付いたこちらの楽曲は、多くのアーティストによってカバーされているブラジル音楽~サンバの名曲です。
フリーソウル好きであれば、オランダのボッサ・ジャズ・グループのサンバ・トリオがカバーしたバージョンを愛聴している方もいらっしゃるでしょう。
この曲の初出はハロルド・ロボさんとニルティーニョさんが作詞と作曲を手掛け、ブラジルの国民的歌手エリス・レジーナがレコーディングして1965年に発表したものが最初です。
陽気な雰囲気ではありますが、冒頭で述べた通り「悲しみよどこかに去ってくれ」といったようなことを歌った曲なのですね。
今回は、イタリアを代表するテノール歌手、アンドレア・ボチェッリさんが歌うジャズ~スタンダードナンバーとしてカバーしたバージョンの動画を載せておきます。
クラシック畑の歌手が歌うサンバの名曲、というのもいい感じですね!
Juízo FinalNélson Cavaquinho

カヴァキーニョという、サンバやショーロで使われるギターのような弦楽器を自分の名前につけている、サンバ歌手のNélson Cavaquinhoです。
代表的な曲はたくさんありますが、この曲はその中でも人気の高い曲です。
Aquarela do BrasilGal Costa

原曲のタイトルではなく、邦題の『ブラジルの水彩画』と言えば「あの曲か」と納得される方も多いのでは?
原曲は『バイーア~サパテイロ通りの坂下で』なども手掛けた作曲家、アリ・バホーゾさんが1939年に作曲したものが初出で、聴けば分かりますが「ブラジル」と連呼する掛け声が特徴的な楽曲です。
ディズニー制作映画『ラテン・アメリカの旅』に起用されてアメリカで大人気となったこの曲は、英語詞であのフランク・シナトラさんもカバーしていますよ。
その他のカバーではエリス・レジーナさんによる歌唱も有名ですが、今回は1980年にブラジルの人気歌手にしてギタリストのガル・コスタさんがリリースしたバージョンをお届けします!
Casa de BambaMartinho da Vila

70年代にサンバ復興の立役者として活躍し、ブラジル・サンバ界の大御所の、Martinho da Vilaの代表的な曲、「Casa de Bamba」です。
まさにサンバの王道といった感じの曲で、ブラジルのカーニバルにぴったりな曲です。
Fala MangueiraÂngela Maria

Ângela Mariaによる、サンバスタンダードナンバーの、「Fala Mangueira」です。
典型的なサンバの軽快なリズムと、ホーンセクションが気持ちよく入ってくる名曲です。
踊りたくなるような、カーニバルにぴったりな曲調です。