沢田研二の名曲・人気曲
「ジュリー」の愛称で親しまれる沢田研二さんは、グループ・サウンズの金字塔ザ・タイガースのボーカルから、唯一無二のソロアーティストへと進化を遂げました。
独特の歌唱力と派手な衣装、カリスマ的なパフォーマンスで音楽シーンを彩り、「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」など、日本の音楽史に残る名曲の数々を生み出してきました。
フランスでも成功を収めた稀有なエンターテイナーの魅力あふれる楽曲の世界へご案内します。
沢田研二の名曲・人気曲(21〜40)
危険なふたり沢田研二

シングル6作目にして初のオリコン1位を獲得した曲。
ソロ転向後、しばらくは話題性に比べてやや低迷の感がありましたが、そうしたイメージを一気に払拭し、新御三家らが台頭する中でアイドルとは一線を画す男性ポップス界のエースの地位に躍り出た1曲。
第4回日本歌謡大賞受賞。
さよならをいう気もない沢田研二

シングル第18作。
リズミカルなロック、ポップスと情感あふれるバラードが織り交ざってリリースされるパターンの中で、その両方の要素がうまく融合した楽曲。
サビのハイトーンが鮮烈で、ものまねの題材にもよく使われています。
君をのせて沢田研二

ソロデビュー曲にして「合歓の郷ポピュラーフェスティバル」参加曲。
GS時代のアイドル的イメージを払拭するとともに、ボーカリストとして長足の進化を遂げた歌唱力が印象に残る佳作となりました。
1990年にホンダトゥデイのCMソングとしてセルフカバーされました。
おまえがパラダイス沢田研二

シングル第32作。
作詞に初めて、一連のアイドル歌謡に詞を提供していた三浦徳子が起用されました。
曲調のはガラリとハードロック路線への変貌を見せ、バックバンドと絡み合うパフォーマンスや中低音でシャウトする歌唱は、明らかにひとつのターニングポイントとなるものとなりました。
AMAPOLA沢田研二

シングル第43作。
原曲はスタンダードナンバーとして知られ、1984年のアメリカ映画「Once upon A Time in America」の挿入歌に使われたものを国内公開に向けたイメージソングとしてカバーしました。
沢田のA面曲としては初のカバー作品で、資生堂のCMソングとしても歌われました。
それまでのロック志向から180度の転換を図った上に話題性もあったものの、セールスは低調に終わり、結果的にポリドールからの最後のシングルリリースとなりました。