沢田研二の名曲・人気曲
昭和を代表する男性歌手、沢田研二の楽曲を紹介します。
「勝手にしやがれ」「TOKIO」などリアルタイムで聴いていない方でも1度は耳にしたことがある楽曲が複数ありますよね。
沢田研二が活動を始めたのはグループサウンズ全盛期の1960年代で、グループサウンズの中心的存在のザ・タイガースのボーカルとしてデビューしました。
そんな沢田研二のあだ名といえば「ジュリー」ですが、その由来は沢田研二が女優のジュリー・アンドリュースのファンだというところからきているそうですよ。
それでは昭和歌謡シーンを席巻した名曲の数々をお聴きください。
沢田研二の名曲・人気曲(1〜10)
時の過ぎいくままに沢田研二

沢田研二の14枚目のシングルとして1975年に発売されました。
沢田自身が主演を務めたテレビドラマ「悪魔のようなあいつ」の挿入歌として使用され大ヒットを記録した曲です。
阿久悠が作詞を手掛けており、男女問わず、多くのアーティストによってカバーされている、沢田研二の代表曲の一つです。
背中まで45分沢田研二

1983年1月にリリースされた沢田研二のシングルで、オリコンチャートでは20位にランクインしました。
歌詞と曲づくりを井上陽水が手がけており、翌年に発売されたアルバム「LION & PELICAN」にセルフカバーバージョンが収められています。
ヤマトより愛を込めて沢田研二

沢田研二さんの通算24作目のシングルで、1978年8月1日リリース。
当時の大ヒットアニメ『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』の主題歌でした。
本稿執筆の2022年現在で50代の方なら、このアニメに夢中になった方も多いのではないかと思います。
敵の攻撃を受けて満身創痍のヤマトが敵の超巨大戦艦に特攻をかけて地球を救うという衝撃的なラストシーンが印象的なアニメでした。
筆者がこのアニメを劇場で見たのは、たしか小学四年生の時でしたが、今でもこのシーンがとても記憶に残っています。
ヤマトの自爆とともにこの曲が流れたこともあって、とても思い出深い曲となっています。
沢田研二の名曲・人気曲(11〜20)
許されない恋沢田研二
沢田研二の2枚目のシングルとして1972年に発売されました。
沢田にとっては、オリコンで初めてのベスト10入りを果たした曲で、第14回日本レコード大賞では歌唱賞を受賞、第5回日本有線大賞では優秀賞を受賞しており、「NHK紅白歌合戦」に初出場を果たしました。
つづくシアワセ沢田研二

2002年ネスレつづく幸せプレゼントのイメージソングとして起用された1曲です。
沢田研二さんの力強くも優しい歌声にじんわりと感動します。
この曲の起用が終了したあとも、ゴスペラーズなどが歌い継ぐ形でタイアップがつづきました。
銀河のロマンス沢田研二

1968年製作の映画「ザ・タイガース世界はボクらを待っている」の挿入歌です。
この映画でヒロインシルビイを演じた久美かおりは、オーディションで役を掴んでデビューしたと思われていましたが、実際はこれ以前から芸能活動を行っていたことが後にわかりました。
勝手にしやがれ沢田研二
シングル第19作で、第19回日本レコード大賞、第8回日本歌謡大賞ほか同年の賞レースを独占、自身2番目のシングル売上を記録した代表作です。
日本歌謡大賞2度目の受賞は史上初だったそうです。
パワフルな歌唱に加えて徹底的にダンディズムを追求した振付も人気に拍車をかけ、クライマックスで客席に帽子を投げるパフォーマンスが話題を呼びました。
山口百恵の「プレイバックPart2」やサザンオールスターズの「勝手にシンドバッド」などに、オマージュの気配がうかがえますね。