桑田佳祐の名曲・人気曲
サザンオールスターズのリーダーとして、そしてソロアーティストとして日本の音楽シーンを彩り続ける桑田佳祐さん。
ロックからソウル、演歌まで、ジャンルの垣根を軽々と飛び越える音楽センスと、遊び心あふれる歌詞世界は、多くの音楽ファンの心を魅了してきました。
洋楽のエッセンスを巧みに取り入れながら、独自の世界観で紡ぎ出される珠玉の楽曲の数々をご紹介します。
桑田佳祐の名曲・人気曲(1〜20)
ほととぎす [杜鵑草]桑田佳祐
![ほととぎす [杜鵑草]桑田佳祐](https://i.ytimg.com/vi/oAK6K1Itm3A/sddefault.jpg)

三浦貴大さんが父親役の光石研さんへ還暦のプレゼントとして感動パンツと1枚のチラシを贈るというシーンから始まるこちらのCM。
そのチラシとは保護犬の譲渡会のチラシで、光石さんはさっそくもらったパンツを履いて譲渡会へ。
そこで人間の年齢に置き換えると同い年くらいの犬と出会い、一緒に暮らすことになりました。
感動パンツの軽い履き心地を紹介しつつ、心まで軽くなって新しいことに踏み出す様子までを描いた、心温まるCMです。
BGMには桑田佳祐さんによる2017年の楽曲『ほととぎす [杜鵑草]』が流れています。
美しい歌声で紡がれる流麗なメロディが心にじんわり染み渡ります。
BAN BAN BAN桑田佳祐

ポップな曲調と切ない歌詞が特徴の、KUWATA BANDのデビューシングルです。
資生堂のCMソングとして使用されたこの楽曲は、1986年4月にリリースされ、オリコンチャートで13週連続TOP20入りを果たしました。
桑田佳祐さんの卓越した作詞・作曲能力が光る本作は、失恋の痛みや過去の恋愛への未練を英語と日本語を交えて表現しています。
夏の儚い恋を描いた歌詞は、聴く人の心に深く響くでしょう。
2022年にはユニクロのCMソングとしても起用され、時代を超えて愛され続けています。
失恋の切なさを感じたい時や、夏の思い出に浸りたい時におすすめの一曲です。
悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)桑田佳祐

失恋した男性の切ない心情を描いた楽曲は、桑田さんのソロデビュー曲として1987年にリリースされました。
アルバム『Keisuke Kuwata』に収録され、オリコン週間ランキングで1位を獲得。
65万枚の売り上げを記録し、第30回日本レコード大賞で優秀アルバム賞を受賞しています。
軽快なポップスでありながら、失恋の悲しみを繊細に表現した歌詞が印象的。
夏の終わりや夜風といった季節感溢れる表現も、別れの寂しさを際立たせています。
50代の男性の方々にとっては、青春時代の思い出と重なる1曲。
カラオケで歌えば、同世代の共感を呼ぶこと間違いなしでしょう。
遠い街角(The wanderin’ street)桑田佳祐

桑田佳祐さんが1988年7月に発表した秋にぴったりの1曲。
心にしみる歌詞とメロディーが特徴で、失われた愛や、人が抱える切なさ、哀愁を描いています。
富士フイルムのCMソングとしても使用された本作は、アルバム『Keisuke Kuwata』に収録。
このアルバムは第30回日本レコード大賞で優秀アルバム賞を受賞し、オリコン週間ランキングでも2週連続1位を獲得しました。
ノスタルジックな雰囲気を持つこの曲は、秋の夜長に1人で聴くのもいいですし、同世代の方と一緒に口ずさむのもステキですよ。
Kissin’ Christmas(クリスマスだからじゃない)2023桑田佳祐&松任谷由実

温かいメロディラインとハーモニーが心に染みる冬の名曲です。
しんしんと降り積もる雪のような、しっとりとした美しい音色が特徴的。
愛の温もりを描きつつ、クリスマスの魔法のような雰囲気を存分に味わえる作品になっています。
2023年11月に配信開始、12月にCDリリースされたこの曲は、松任谷由実さんと桑田佳祐さんという日本を代表する二大アーティストのコラボレーションということで話題を呼びました。
温かい雰囲気とともに、感謝を伝え合うような歌詞が心に響きます。
聖なる夜に愛と平和を届けたいという思いが込められており、収益の一部は「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付されるそうです。
大切な人と過ごす冬の夜に聴きたい、心温まる1曲としてオススメですよ。