RAG Music
素敵な音楽
search

優美な容姿と対応力の高いサウンドが魅力、セミアコを使う有名ギタリスト

まるで工芸品のようなエレガントな容姿と、ソリッドギターとホロウギターの中間とも言えるサウンドを持つ、セミアコことセミ・アコースティックギター。

その歴史は古く、1958年にギブソン社が名器:ES-335を生み出したことに始まり、現在に至るまで各ギターメーカーが多くのモデルをリリースしてきました。

セミアコとは1つのモデルの呼称ではなく、ギターの構造に対する呼称なので、各社共に魅力的なラインアップをそろえています。

ロック、ブルース、ジャズ、フュージョンなど、幅広いジャンルで活躍するこのセミアコを扱う、名手ギタリストをピックアップしました。

優美な容姿と対応力の高いサウンドが魅力、セミアコを使う有名ギタリスト(1〜10)

Brian Setzer

Stray Cats – Stray Cat Strut
Brian Setzer

元Stray Catsのスーパーギタリストのブライアン・セッツァーさんといえば、グレッチ製のセミアコを使用していますね。

使用アンプのフェンダー製べースマンとのコンビで、丸みがあって艶やかな音を奏でるのですが、本当に彼のプレイスタイルにマッチしていると思います。

チバユウスケ

世界の終わり / thee michelle gun elephant
チバユウスケ

THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、The Birthdayの活動で知られている、チバユウスケさん。

グレッチのギターを愛用しており、The Birthdayになってからは、テネシーローズを持っていることが多くなりましたが、数々のセミアコを使用していました。

John Frusciante

Red Hot Chili Peppers – Otherside – Live at Slane Castle
John Frusciante

元Red Hot Chili Peppersのギタリスト、ジョン・フルシアンテさん。

バンド時代のメインはストラトキャスターでしたが、メロウな曲を演奏するときにたびたび登場していたのが、グレッチのホワイトファルコンです。

優美な容姿と対応力の高いサウンドが魅力、セミアコを使う有名ギタリスト(11〜20)

John Scofield

John Scofield Performs ‘Quiet And Loud Jazz’
John Scofield

日本では「ジョンスコ」の愛称で親しまれている、ジョン・スコフィールドさん。

そんな彼はセミアコのギターをよく使っています。

彼の独特なグルーブやフレージングなどと合わさると、セミアコがより輝いている感じがしてきますよね。

Pat Metheny

Pat Metheny – And I Love Her (The Beatles)
Pat Metheny

フュージョン・ジャズ・ギタリストのパット・メセニーさんもセミアコ愛用者で、Ibanezのシグネイチャーモデルを多くの場面で使用しています。

ホロウボディならではのやわらかい音は、やはりジャズに合いますよね。

Eric Clapton

Eric Clapton – I’m tore down [Live in Hyde Park 1996]
Eric Clapton

エリック・クラプトンさんといえば愛用機はストラトキャスターなのですが、ブルースカバーアルバム『フロム・ザ・クレイドル』ではギブソン社製ES-335を使用しています。

何を使おうとクラプトンさんはクラプトンさんなのですが、新鮮なのはまちがいないですよね。

The PretenderDave Grohl

Foo Fighters – The Pretender (Live At Wembley Stadium, 2008)
The PretenderDave Grohl

元ニルヴァーナのドラマーとして知られるフー・ファイターズのボーカル、ギターのデイヴ・グロールもまたセミアコの愛好家です。

映像に彼のシグネイチャーモデルが写っています。

ギブソンの『ES-335』をベースとしたメタリックな水色のボディーに、シャープなひし形の『fホール』、ネックはストラトキャスタータイプ、かなり独創的なフォルムです。

こちらのモデルはもともと60年代にアメリカで活躍したトリニ・ロペスのモデルでした。

70年代にシグネイチャーモデルとして発売されましたが、生産中止となり、それをデイヴ・グロールが使用したことでリバイバルしたモデルです。