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優美な容姿と対応力の高いサウンドが魅力、セミアコを使う有名ギタリスト

まるで工芸品のようなエレガントな容姿と、ソリッドギターとホロウギターの中間とも言えるサウンドを持つ、セミアコことセミ・アコースティックギター。

その歴史は古く、1958年にギブソン社が名器:ES-335を生み出したことに始まり、現在に至るまで各ギターメーカーが多くのモデルをリリースしてきました。

セミアコとは1つのモデルの呼称ではなく、ギターの構造に対する呼称なので、各社共に魅力的なラインアップをそろえています。

ロック、ブルース、ジャズ、フュージョンなど、幅広いジャンルで活躍するこのセミアコを扱う、名手ギタリストをピックアップしました。

優美な容姿と対応力の高いサウンドが魅力、セミアコを使う有名ギタリスト(1〜20)

Pat Metheny

フュージョン・ジャズ・ギタリストのパット・メセニーさんもセミアコ愛用者で、Ibanezのシグネイチャーモデルを多くの場面で使用しています。

ホロウボディならではのやわらかい音は、やはりジャズに合いますよね。

The PretenderDave Grohl

Foo Fighters – The Pretender (Live At Wembley Stadium, 2008)
The PretenderDave Grohl

元ニルヴァーナのドラマーとして知られるフー・ファイターズのボーカル、ギターのデイヴ・グロールもまたセミアコの愛好家です。

映像に彼のシグネイチャーモデルが写っています。

ギブソンの『ES-335』をベースとしたメタリックな水色のボディーに、シャープなひし形の『fホール』、ネックはストラトキャスタータイプ、かなり独創的なフォルムです。

こちらのモデルはもともと60年代にアメリカで活躍したトリニ・ロペスのモデルでした。

70年代にシグネイチャーモデルとして発売されましたが、生産中止となり、それをデイヴ・グロールが使用したことでリバイバルしたモデルです。

新藤晴一

ポルノグラフィティ『新藤晴一』さん前編!唯一憧れの人にカマたくタジタジ!?
新藤晴一

日本のミュージシャン、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー、作家など幅広く活動しています。

多くのギターを所有しており、テレキャスターやレスポールやセミアコなどいろいろな楽器を演奏しています。

ギブソンとエンドースメント契約をしていたこともあり、かなり多くの楽器に触れてきた経験があります。

Neil Young

Neil Young – Ohio (Live at Farm Aid 25)
Neil Young

カナダ出身のシンガー・ソングライターで、あまり評価はされていませんが、ギタリストとしても素晴らしいプレイヤーのニール・ヤングさん。

いろいろなギターを使っていますが、昔から、グレッチのホワイトファルコンを愛用していて、使っている姿はよくみられます。

Eddie Cochran

NEW * C’mon Everybody – Eddie Cochran {Stereo}
Eddie Cochran

1950年代に活躍し、21才の若さでこの世を去ってしまった、伝説的ロックンローラー、エディ・コクランさん。

数々のロカビリー系のアーティストに影響を与えており、そのほとんどがグレッチを愛用するのは、元をたどればこの人に行き着くのかもしれません。

Tom SawyerAlex Lifeson

ラッシュのこちらの曲でミュージックビデオに写っているのは彼のシグネイチャーモデル『ES-355』。

純白のボディに、ゴールドのメタルパーツ、べっ甲のピックガードが王者の貫禄を漂わせていますね。

在籍時から長きに渡り使用されてきた愛機で、セミアコのなかでもとても有名な名機です。

ラッシュのサウンドの中核を担ったサウンドはこちらのギターから成り立っています。

後にレスポールタイプでほぼ同じ形も登場してくるので、彼のアイコンとなったモデルと言えるでしょう。