【昭和50年代】邦楽のヒット曲まとめ
昭和50年代と言えば、日本が見事に第二次世界大戦からの戦後復興を果たし一気にバブル経済へと向かう…そんな活気に溢れた時代でした。
音楽関連でも、シンセサイザーやシーケンサーの開発~普及、マルチトラックレコーダーの高性能化等、音源制作でそれまでになかったサウンドや表現手法がたくさん生まれた時代だったように思います。
そんな時代背景を反映してか、ヒット曲もまさに百花騒乱!! 演歌からニューミュージックまで非常に多岐に渡るジャンルのヒット曲が生み出されました。
そんな群雄割拠の中、生き抜いて現代まで聴き継がれる名曲の数々、ぜひお楽しみいただければと思います。
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【昭和50年代】邦楽のヒット曲まとめ(11〜20)
UFOピンクレディー

昭和のビッグアイドル、ピンクレディーの6作目のシングルで1977(昭和52年)年12月リリース。
10週連続オリコンチャート1位を獲得し、ミリオンヒットを記録しました。
筆者はこの曲のリリース当時、小学生でしたがクラスの女の子たちが列をなしてこの曲を歌って踊っていたのを覚えています。
ピンクレディーのお2人の卓越した歌唱力もさることながら、まさにUFOの飛来を表現するようなシンセサイザーのサウンドがとても新鮮に響きました。
読者の皆さんもこの曲を久しぶりにカラオケ等で歌って踊ってみると楽しいかもしれないですよ?
北の宿から都はるみ

都はるみさんの通算67枚目のシングルで、1975年(昭和50年)12月リリース。
これはもう演歌、昭和歌謡の名曲として時代を超えた評価を得ている楽曲ですね。
売り上げとしても140万枚以上を記録する大ヒット曲となっています。
切ないメロディと聴いているだけで情景が浮かんでくるような歌詞を都はるみさんが非常に高い歌唱力、歌唱表現力で切々と歌い上げています。
これからの世代の方たちにもぜひ伝えていきたい名曲です!
真夏の夜の夢野口五郎
野口五郎さんの通算30作目のシングルで1979年(昭和54年)4月リリース。
タイトル通り「真夏の夜の夢」の儚さを感じさせてくれるような哀愁を感じられるメロディーがとても耳に残る一曲ではないでしょうか。
野口さん自らギターを弾いて歌う姿もとても印象的でした。
今、こうやって聴いてみると曲中、いろんなメロディで構成された、ある意味で複雑な作りの曲ですが、そのメロディのどれもがとても耳に残るものになっているのに感心してしまいます。
愛はかげろう雅夢

三浦和人さん、中川敏一さんの両名からなるフォークデュオ、雅夢のデビューシングルで1980年(昭和55年)9月リリース。
同年の5月に開催された「第19回ヤマハポピュラーソングコンテスト」で優秀曲賞を受賞しました。
メロディ、歌詞、アレンジともにとても美しい昭和のバラードの名曲ですね。
60万枚以上の売り上げを記録したそうですが、その結果にも納得です。
メンバーのお2人の歌唱力やハーモニーも絶品で、物悲しくて切ない楽曲をより引き立てています。
銀河鉄道999ゴダイゴ

ゴダイゴの通算11作目のシングルで、リリースは1979(昭和54年)年7月。
ちなみにサブタイトルは『A JOURNEY TO THE STARS』。
劇場版アニメ『銀河鉄道999』の主題歌として制作され、B面収録の『テイキング・オフ!』も同劇中挿入歌として使用されています。
映画のラスト、主人公の鉄郎とメーテルが別れるところでこの曲が流れるのがとても印象的でした。
楽曲の間奏、メンバーでキーボードのミッキー吉野さんによるハモンドオルガンのソロもすごくステキです。
ぜひここは注目して聴いていただきたいポイントです。
また、サビのフェードアウトで終わるのも、何か新しい未来…的なものを予感させてくれる…そんな気がしませんか?
津軽海峡・冬景色石川さゆり

石川さゆりさんの通算15作目のシングルで、1977年(昭和52年)1月リリース。
この曲の大ヒットにより、石川さゆりさんは、第19回日本レコード大賞歌唱賞、第6回FNS歌謡祭グランプリ・最優秀歌唱賞など数々の賞を受賞されました。
イントロから最後まで、まさに雪景色の津軽海峡を見事に情景描写しており、また、それを歌唱する石川さゆりさんの歌唱力、歌唱表現力もとても素晴らしく、今こうやって聴いてみても大ヒット曲になったのも納得の一曲ですね。
【昭和50年代】邦楽のヒット曲まとめ(21〜30)
林檎殺人事件郷ひろみ、樹木希林

郷ひろみさんの通算27作目のシングルで、1978年(昭和53年)6月リリース。
前作『お化けのロック』に続く樹木希林さんとのコラボ楽曲です。
「殺人事件」という少々物騒なワードの入るタイトルですが、楽曲はとてもコミカルで聴いてるだけですごく楽しい気分にさせてくれる名曲だと思います。
郷ひろみさんと樹木希林さんという、ある種、対局的なキャラクターのおふたりによるコラボというところも、ミスマッチの妙味というところではないでしょうか。
これもまた昭和の名曲!
ぜひお楽しみくださいませ!






