【昭和50年代】邦楽のヒット曲まとめ
昭和50年代と言えば、日本が見事に第二次世界大戦からの戦後復興を果たし一気にバブル経済へと向かう…そんな活気に溢れた時代でした。
音楽関連でも、シンセサイザーやシーケンサーの開発~普及、マルチトラックレコーダーの高性能化等、音源制作でそれまでになかったサウンドや表現手法がたくさん生まれた時代だったように思います。
そんな時代背景を反映してか、ヒット曲もまさに百花騒乱!! 演歌からニューミュージックまで非常に多岐に渡るジャンルのヒット曲が生み出されました。
そんな群雄割拠の中、生き抜いて現代まで聴き継がれる名曲の数々、ぜひお楽しみいただければと思います。
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【昭和50年代】邦楽のヒット曲まとめ(11〜20)
微笑みがえしキャンディーズ

これもまた昭和のビッグアイドルグループだった、キャンディーズの活動期間内ラストシングルで1978(昭和53年)年2月リリース。
ラストシングルとして制作された楽曲だけあって、その内容はまさにキャンディーズの集大成と言えるもので、歌詞の随所に過去のヒット曲のタイトルが散りばめられていたり、曲中の振り付けにもそれらの楽曲で使われていた振り付けをモチーフにしたものが多く取り入れられています。
メジャーキーの明るい楽曲ですが、それでも聴いていると何処かもの悲しさを感じさせてくれるところもなかなかニクい一曲ですね!
キャンディーズのお三方の素晴らしいコーラスワークも秀逸です!
与作北島三郎

北島三郎さんのシングルで、1978年(昭和53年)3月リリース。
これはもう当時をリアルタイムで過ごした方なら誰もがお耳にされたことのある昭和の名曲でしょう!
民謡に近いようなシンプルなメロディと歌詞の中に出てくる、とてもインパクトのある擬音等の数々、そして北島さんの卓越した歌唱力によって、聴く人の年代を超えた支持を得てロングセラーの大ヒット曲になりました。
北島さんの他にも何人もアーティストにカバーされたり、この曲のヒットにインスパイアされたと思われるゲームなども発売され、そんなことからもこの曲の影響力を強く感じさせてくれます。
擬音の部分だけを一緒に歌ってみるのも楽しい昭和の名曲です!
真夏の夜の夢野口五郎
野口五郎さんの通算30作目のシングルで1979年(昭和54年)4月リリース。
タイトル通り「真夏の夜の夢」の儚さを感じさせてくれるような哀愁を感じられるメロディーがとても耳に残る一曲ではないでしょうか。
野口さん自らギターを弾いて歌う姿もとても印象的でした。
今、こうやって聴いてみると曲中、いろんなメロディで構成された、ある意味で複雑な作りの曲ですが、そのメロディのどれもがとても耳に残るものになっているのに感心してしまいます。
銀河鉄道999ゴダイゴ

ゴダイゴの通算11作目のシングルで、リリースは1979(昭和54年)年7月。
ちなみにサブタイトルは『A JOURNEY TO THE STARS』。
劇場版アニメ『銀河鉄道999』の主題歌として制作され、B面収録の『テイキング・オフ!』も同劇中挿入歌として使用されています。
映画のラスト、主人公の鉄郎とメーテルが別れるところでこの曲が流れるのがとても印象的でした。
楽曲の間奏、メンバーでキーボードのミッキー吉野さんによるハモンドオルガンのソロもすごくステキです。
ぜひここは注目して聴いていただきたいポイントです。
また、サビのフェードアウトで終わるのも、何か新しい未来…的なものを予感させてくれる…そんな気がしませんか?
津軽海峡・冬景色石川さゆり
石川さゆりさんの通算15作目のシングルで、1977年(昭和52年)1月リリース。
この曲の大ヒットにより、石川さゆりさんは、第19回日本レコード大賞歌唱賞、第6回FNS歌謡祭グランプリ・最優秀歌唱賞など数々の賞を受賞されました。
イントロから最後まで、まさに雪景色の津軽海峡を見事に情景描写しており、また、それを歌唱する石川さゆりさんの歌唱力、歌唱表現力もとても素晴らしく、今こうやって聴いてみても大ヒット曲になったのも納得の一曲ですね。
林檎殺人事件郷ひろみ、樹木希林

郷ひろみさんの通算27作目のシングルで、1978年(昭和53年)6月リリース。
前作『お化けのロック』に続く樹木希林さんとのコラボ楽曲です。
「殺人事件」という少々物騒なワードの入るタイトルですが、楽曲はとてもコミカルで聴いてるだけですごく楽しい気分にさせてくれる名曲だと思います。
郷ひろみさんと樹木希林さんという、ある種、対局的なキャラクターのおふたりによるコラボというところも、ミスマッチの妙味というところではないでしょうか。
これもまた昭和の名曲!
ぜひお楽しみくださいませ!
【昭和50年代】邦楽のヒット曲まとめ(21〜30)
関白宣言さだまさし

シンガーソングライター、さだまさしさんの14作目のシングルで1979年(昭和54年)7月リリース。
楽曲としては少しコミカルで明るいメロディの楽曲ですが、亭主関白であることを強調した歌詞が、当時、女性団体などから「女性差別」「男尊女卑」などと批判され物議を醸しました。
そんなこともこの楽曲の話題性を高めるのを手伝ったのか、160万枚を超える売り上げを記録する大ヒット曲となりました。
しかし、曲を最後までよく聴くと、これから妻になる女性に対しての深い愛情を表現したものであることがよくわかるんですよね。
アコースティックギター中心のバックトラックとさださんの独特な高い声も楽しめる昭和フォークソングの名曲です。