カラオケで歌いやすい昭和の名曲
近年のリバイバルブームにともなって、若い世代にも再び注目されている昭和。
特に1980年代のヒットソングは、メディアでも頻繁にピックアップされています。
今回はそんな昭和の名曲たちのなかでも、特に歌いやすいものをセレクトしました。
誰もが知っている名曲のなかから選んでいるので、世代の方はもちろんのこと、若い世代の方でも聞き覚えがあるかもしれません。
歌う上でのコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
カラオケで歌いやすい昭和の名曲(21〜30)
SWEET MEMORIES松田聖子

1980年代の代表的なアイドルとして知られ、現在も精力的に活動しているシンガーソングライター、松田聖子さん。
もともとは14thシングル『ガラスの林檎』のカップリング曲として収録されていた『SWEET MEMORIES』は、サントリーCANビールのCMソングになったことをきっかけに、幅広い層のリスナーからも支持を集めた有名曲です。
かなりゆったりしたテンポの上にシャッフルビートのため、リズムが走ったり外れたりしないよう気をつけましょう。
ブルージーな楽曲であることから、少しため気味で歌うと楽曲の雰囲気に合いますよ。
もしかして PART I小林幸子 & 美樹克彦

小林幸子さんと美樹克彦さんによるデュエット曲『もしかして PART I』。
演歌のデュエット曲を代表する存在として、今でもカラオケで歌われていますよね。
そんな本作は非常に歌いやすい楽曲です。
できればデュエットで歌っていただきたい楽曲ですが、ソロとしても歌える構成に仕上がっています。
演歌の特徴であるこぶしが少ない楽曲なので、歌唱力に自信がない方でも問題なく歌えるでしょう。
氷雨日野美歌

佳山明生さんの名曲『氷雨』。
多くの歌手にカバーされてきた作品で、現在でもムード歌謡調の演歌として愛され続けています。
そんな『氷雨』のなかでも、特にオススメしたいのが日野美歌さんのバージョン。
彼女は原曲よりもしんみりとした雰囲気で歌い上げます。
演歌といえばどうしても難しい要素が多いのですが、彼女の歌い方をマネすれば、上手に歌い上げられると思います。
ムードがただよう大人な1曲を歌いたいという方にオススメです。
22才の別れ風

かぐや姫の伊勢正三さんと、猫の大久保一久さんによって結成されたフォークデュオ、風。
フォークを代表する名歌手が共演したということもあり、当時は大変な人気を集めました。
そんな風の名曲といえば、もちろんこちらの『22才の別れ』ですよね。
本作はフォークソングらしく、淡々とそして暗く歌い上げられています。
高い声が出ない方でも問題なく歌えるほど、シンプルなボーカルラインなので、ぜひ挑戦してみてください。
朧月夜唱歌

春の夕暮れ時の情景を美しく描き出した楽曲は、菜の花畠に広がる夕日と霞、空に浮かぶ淡い月光が織りなす風景を、繊細な筆致で表現しています。
のどかな里山の情景とともに、森の色や田んぼの小道を歩く人々の姿、蛙の鳴き声や鐘の音など、日本の春の風物詩を優しく包み込んだ作品に仕上がっています。
1914年に文部省唱歌として発表された本作は、高野辰之さんの詞と岡野貞一さんの曲が見事に調和し、学校教育の場でも長く親しまれてきました。
2009年には森山愛子さんがカバー、2023年6月には西田あいさんが番組で歌唱するなど、世代を超えて愛され続けています。
穏やかな春の夕べに聴きたい一曲として、心に染み入る温かさを感じさせてくれることでしょう。
あんたやしきたかじん

関西では知らない人は居ない名歌手、やしきたかじんさん。
司会者としても大活躍したやしきたかじんさん。
お茶の間では荒っぽい言動を見せていましたが、歌声は歌手のなかでもトップクラスに繊細なんですよね。
そんな彼の魅力がたっぷりとつまった作品が、こちらの『あんた』。
別れた男女を描いた感動的な1曲です。
音域がせまくリズムもゆったりとしているので、カラオケでも歌いやすい作品と言えるでしょう。
ぜひ感情をこめて、歌ってみてください。
どうにもとまらない山本リンダ

セクシーなビジュアルとボーカルで昭和に大活躍した歌手、山本リンダさん。
多くの名曲を残してきた彼女ですが、その中でも特にオススメしたいのが、こちらの『どうにもとまらない』。
本作はラテン調の激しいナンバーなのですが、実は音域が狭めなんですよね。
そのため、高い声が出ない方でも問題なく歌えます。
リズムさえしっかりと取られるのであれば、ロングトーンが少ないことも相まって、誰でも上手に歌えます。
ぜひ挑戦してみてください。