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人気の昭和ポップス。色褪せないヒット曲

ひと口に昭和と言っても、その期間は60年以上に及ぶほど長く、その間に今、筆者がパッと思いつくだけでも、70年代のフォークソング、グループサウンズ、そして80年代のニューミュージック、そしてもちろん歌謡曲…と、数多くの名曲が生まれました。

今回の特集では、そんな懐かしい昭和のポップソングをたっぷりとご紹介していきます!

リアルタイムで昭和をご経験されている方には、当時の思い出とともに懐かしく、また平成以降にお生まれの方にも、昭和の香りをお楽しみいただけるようできるだけ幅広く選曲してみました。

音楽ジャンル的にも混沌としていますが、それもまた昭和のミュージックシーンの魅力だったのではないかと思います。

魅力的な昭和の名曲の数々、ぜひお楽しみください!

人気の昭和ポップス。色褪せないヒット曲(1〜20)

贈る言葉海援隊

日本を代表する卒業ソングとして知られている名曲、『贈る言葉』。

武田鉄矢さんがボーカルを務めるフォーク・グループ、海援隊の代表曲ですね。

現在でもまれに卒業ソングとして使用されているため、若い方でもご存じなのではないでしょうか?

実はこの曲……。

今では学生の卒業を描いた作品のように扱われていますが、そもそもは女性にフラれた男性をテーマにした作品なんですよね。

本来の失恋ソングとして聴いてみると、新たな発見があるかもしれません。

セーラー服と機関銃薬師丸ひろ子

薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」
セーラー服と機関銃薬師丸ひろ子

薬師丸ひろ子さんの代表曲、『セーラー服と機関銃』。

いまだに多くのメディアで使用されている楽曲のため、若い方でも聞きなじみがあるのではないでしょうか?

彼女が主演を務める同名のドラマのテーマソングとして作られたこの曲は、単なるテーマソングとしてだけではなく、若者のカルチャーとして定着しました。

地上げ問題が深刻化していた当時の時代背景が楽曲の内容とうまくリンクしていたからこそ、カルチャーと言えるほどのヒットを巻き起こしたのかもしれませんね。

港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカダウン・タウン・ブギウギ・バンド

横浜と横須賀の港町を舞台に、ある女性を探し求める様子を描いた秀作です。

1975年4月のシングルでB面に収録され、オリコン週間チャートで5週連続1位、年間チャート5位を記録するなど、大きな注目を集めました。

ダウン・タウン・ブギウギ・バンドにとって紅白初出場のきっかけとなった本作。

宇崎竜童さんがアメリカのトーキング・ブルースからインスピレーションを得て作曲し、阿木燿子さんの作詞家デビュー作となりました。

1975年9月には同名の映画も公開され、その後も1997年の富士写真フイルム「写ルンです」や2010年の明治「きのこの山」のCMで使用されるなど、長く親しまれています。

同窓会や飲み会などで、みんなでノリよく歌えば、昭和の懐かしい雰囲気を共有できるでしょう。

UFOピンクレディー

斬新なリズム感とキャッチーなメロディが印象的なピンク・レディーの大ヒット曲です。

1977年12月に発売されたシングルで、オリコン週間シングルチャートで10週連続1位を獲得し、195万枚を超える驚異的な売り上げを記録しました。

日清食品のCMソングとしても起用され、アニメ『クレヨンしんちゃん』でもカバーされるなど、幅広い世代に親しまれています。

銀色のキラキラした衣装に身を包んだパフォーマンスは、独特の振り付けと相まって子供から大人までまねする社会現象となりました。

誰もが知っているフレーズを全員で声を合わせて歌えば、一気に盛り上がること間違いなしです。

勝手にしやがれ沢田研二

ジュリーの愛称で親しまれた歌手、沢田研二さん。

当時の日本では間違いなく「カリスマ」の権化であり、いくつもの名曲を生み出してきました。

そんな沢田研二さんの名曲といえば、こちらの『勝手にしやがれ』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

この曲は同名のフランス映画から着想を得た作品で、歌詞のあらゆる部分にインスパイアをうかがえます。

登場人物の決して健全とはいえない大人な恋愛関係を描いた歌詞は、現代のポップスでは珍しいのではないでしょうか?