RAG MusicHit Song
素敵なヒットソング
search

人気の昭和ポップス。色褪せないヒット曲

ひと口に昭和と言っても、その期間は60年以上に及ぶほど長く、その間に今、筆者がパッと思いつくだけでも、70年代のフォークソング、グループサウンズ、そして80年代のニューミュージック、そしてもちろん歌謡曲…と、数多くの名曲が生まれました。

今回の特集では、そんな懐かしい昭和のポップソングをたっぷりとご紹介していきます!

リアルタイムで昭和をご経験されている方には、当時の思い出とともに懐かしく、また平成以降にお生まれの方にも、昭和の香りをお楽しみいただけるようできるだけ幅広く選曲してみました。

音楽ジャンル的にも混沌としていますが、それもまた昭和のミュージックシーンの魅力だったのではないかと思います。

魅力的な昭和の名曲の数々、ぜひお楽しみください!

人気の昭和ポップス。色褪せないヒット曲(11〜20)

ブルー・シャトージャッキー吉川とブルー・コメッツ

昭和はフォークやディスコ・ミュージックなど多くのジャンルがブームになりました。

なかでもグループ・サウンズは、1960年代の昭和の音楽性を最も感じられるジャンルと言えるのではないでしょうか?

そんなグループ・サウンズのなかでも、とくにオススメしたい作品が、こちらの『ブルー・シャトー』。

ジャッキー吉川とブルー・コメッツの代表曲で、日本レコード大賞も受賞したヒットソングです。

本来は洋楽にも並ぶ音楽性にしようと作られたそうですが、さまざまな経緯により、結果的に非常に日本的なメロディーになってしまいました。

ヒットこそ起こしたものの、作曲を担当した井上忠夫さんは、この曲を汚点としているようです(笑)。

少女人形伊藤つかさ

『3年B組金八先生』の第2シリーズ出演後人気スターとなった、伊藤つかささんのデビューシングルです。

この曲が発売された1981年当時、彼女はまだ14歳の中学生!

あどけない歌声とちょっとメルヘンチックな歌詞が、絶妙にマッチしていますよね。

好きな人に告白したいのになかなか勇気が出ない、そんな経験は誰もがもっているはず。

「風にのって小鳥と遊んでいるうちに勇気が湧いてくるかも!」こんなかわいらしい空想に浸りながら好きな人のことを思えるのは、少女ならではかもしれませんね。

オリビアを聴きながら杏里

杏里 ANRI / オリビアを聴きながら [Official Video]
オリビアを聴きながら杏里

切ない恋の余韻を優しく包み込むメロディーと、洗練された演奏が心に染みわたります。

失恋を経験した女性の繊細な心情を、オリビア・ニュートン=ジョンの曲を聴きながら癒やしていく姿を丁寧に描いた歌詞は、多くの人の共感を呼んでいます。

杏里さんの透明感のある歌声が、都会的で大人びた印象を与える本作は、1978年11月に発売され、アルバム『杏里』にも収録されました。

2008年には日本テレビ系ドラマ『斉藤さん』の挿入歌としても起用され、世代を超えて愛される名曲となっています。

失恋の痛手から立ち直ろうとする人、大切な人との別れを経験した人の心に寄り添う、温かみのあるバラードです。

受験生ブルース高石ともや

フォークシンガーの高石ともやさんの1968年発売のシングルです。

しれつな受験戦争が繰り広げられていたという当時。

高学歴・高収入が選ばれる男性の絶対条件とも言われた昭和の時代。

いい大学に入りいい企業に永久就職することがもっとも幸せな人生の筋道とされる中、苦しく虚しい受験生生活を送る若者の心情が歌われています。

朝はご飯も食べずに慌てて学校へ行き、恋する暇もなく、深夜のラジオ講座で終える毎日。

曲の終わりで予備校生活を予言しているところが、なんとも切ないですよね。

年下の男の子キャンディーズ

キャンディーズ 05 年下の男の子 1975
年下の男の子キャンディーズ

1970年代に活躍した3人組女性アイドル、キャンディーズの5枚目のシングルです。

同グループ初のヒットソングで、「普通の女の子に戻りたい」と解散を宣言した1978年までに累計50万枚を売り上げました。

1975年には本曲で紅白歌合戦紅組歌手として初出場を果たしています。

取れかけた服のボタンや丸めて詰め込んだハンカチのせいで膨らんだポケットを見て、ちょっと頼りない年下男子にきゅんとする大人の女性の恋心。

年下の恋人を持った経験のある方なら「そんなおちゃめなところがかわいいんだよね」と思わず共感してしまうのでは?

ペッパー警部ピンクレディー

Pink Lady – Pepper Keibu (ピンク・レディー – ペッパー警部) (1976.12.10 OA)
ペッパー警部ピンクレディー

昭和の人気アイドルユニット、ピンクレディーのデビューシングルで1976年8月リリース。

後のヒット曲の数々でも、新曲が出るたびにその衣装と振り付けが話題になった彼女たちですが、その特徴はこのデビュー曲から健在!

とってもステキな振り付けと歌声を披露してくれています。

当時の小中学生の女の子たちはみんなピンクレディーに夢中になって、彼女たちの楽曲を歌って踊って楽しんでいました。

当時を知っている方は、久しぶりにこの曲を歌って踊ってみると楽しいかもしれないですよ?

今、あらためてこうして聞いてみると彼女たちの歌唱力の高さにも驚かせれますね!

人気の昭和ポップス。色褪せないヒット曲(21〜30)

テクノポリスYellow Magic Orchestra

イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の1枚目のシングルで、リリースは1979年10月。

この楽曲のリリース当時、とにかくシンセサイザーを多用したサウンドとボコーダーによる声がとても印象的だったことを覚えています。

筆者は、中学生の時にこの曲を朝のFMラジオで初めて聴いて、一発でこの曲に魅了されて、その日、学校から帰るとすぐにレコード店に走りました。

2022年現在で40代後半以上の方の中には、同じような思い出を持たれている方も多いのでは?

シンセサイザーという楽器の存在やサウンドを一般層にまで知らしめた昭和の名曲だと思います!