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人気の昭和ポップス。色褪せないヒット曲

ひと口に昭和と言っても、その期間は60年以上に及ぶほど長く、その間に今、筆者がパッと思いつくだけでも、70年代のフォークソング、グループサウンズ、そして80年代のニューミュージック、そしてもちろん歌謡曲…と、数多くの名曲が生まれました。

今回の特集では、そんな懐かしい昭和のポップソングをたっぷりとご紹介していきます!

リアルタイムで昭和をご経験されている方には、当時の思い出とともに懐かしく、また平成以降にお生まれの方にも、昭和の香りをお楽しみいただけるようできるだけ幅広く選曲してみました。

音楽ジャンル的にも混沌としていますが、それもまた昭和のミュージックシーンの魅力だったのではないかと思います。

魅力的な昭和の名曲の数々、ぜひお楽しみください!

人気の昭和ポップス。色褪せないヒット曲(1〜20)

君といつまでも加山雄三

若大将の愛称で親しまれている歌手、加山雄三さん。

いつになっても衰えを見せない容姿や活力には、いつも驚かされますよね。

そんな加山雄三さんの名曲といえば、こちらの『君といつまでも』を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

1965年にリリースされたこの曲は、大きなヒットだけではなく「いやぁ、幸せだなぁ」という加山雄三さんを代表する名言も生み出しました。

このように、楽曲以外の部分でも記憶に残るものが存在するというのは、今よりも昭和の方が多かったように思えます。

ふれあい中村雅俊

俳優としていくつもの名作を生み出してきた、中村雅俊さん。

1970年代は歌手としても活動をスタートさせ、いくつかのヒットソングをリリースしていますね。

こちらの『ふれあい』は、彼が主演を務めるラグビーを描いた青春ドラマ『われら青春!』の挿入歌で、デビュー・シングルでもあります。

ドラマを知っている方ならラグビーを通じて、絆を深めていく部員たちをイメージするのではないでしょうか?

この曲は松本人志さんの映画、『大日本人』でも使用されているのですが、同じ曲にもかかわらず、こちらの方は雰囲気が大きく異なります。

使用される部分によって雰囲気を大きく変えてしまうのは、この曲のある種の魅力と言えるのではないでしょうか?

いい日旅立ち山口百恵

山口百恵さんの通算24作目のシングルで、リリースは1978年11月リリース。

累計100万枚以上を売り上げた、山口百恵さん最大のヒット曲でした。

作曲は、当時、自身のユニットであるアリスの大ヒットで飛ぶ鳥を落とす勢いだった谷村新司さんで、当時の国鉄(現JR )の旅行誘致キャンペーンソングとして制作されました。

どこか切ない気持ちにさせてくれるメロディと歌詞で構成された楽曲で、この曲を聴いているとふと旅に出たくなるような気持ちになってきますね。

みずいろの雨八神純子

どこまでも伸びていきそうな、透明感のある歌声が印象的な八神純子さん。

1978年発売の5枚目のシングルである『水色の雨』は、60万枚の大ヒットを記録しました。

米米CLUBのボーカル石井竜也さんや松浦亜弥さん、女優の上白石萌音さんなど数々のアーティストによってカバーされ、時代を越えて愛され続ける名曲となっています。

自分の過ちをとがめることなくやさしく受け止めてくれていた恋人。

大切な人が去ってはじめてこみ上げる後悔に苦しむ胸の内が、哀愁漂う旋律にのせて歌われています。

かもめが翔んだ日渡辺真知子

ハーバーライトという言葉を聴けば、もう浮かぶのはこの曲だけ!

1978年に発売された、渡辺真知子さんの大ヒットソングです。

作曲は渡辺真知子さんご自身。

デビュー2曲目にして夢だったプロの作詞家からの歌詞提供を受け、詩を見た瞬間にメロディーが思い浮かんだのだそうです。

寂しさに耐え切れず、独り海にやってきた女性の前を悠々と行き交う1羽のかもめ。

「あなたは独りでも寂しくないのね」と、別れた男性を思いながらかもめを眺める切ない情景が目の前に浮かんできます。

過去の悲しい恋愛を思い出して、うるっとしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。