シベリウスの名曲。人気のクラシック音楽
フィンランドが生んだ名作曲家ジャン・シベリウス。
作曲家でありヴァイオリニストであったシベリウスは交響曲からピアノ、合唱までたくさんの曲を生んでいます。
出身であるフィンランドへの故郷愛がある作品が多く、その代表作として交響詩『フィンランディア』がありますが、その他にフィンランドの民族叙事詩に触発されて100曲以上に及ぶピアノ伴奏歌曲、戯曲、合唱曲があります。
今回はその中からシベリウスの名曲をピックアップしてみました!
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シベリウスの名曲。人気のクラシック音楽(21〜30)
交響曲第2番 第1楽章Sibelius

シベリウスは家族と一緒に数カ月間イタリアへ長期旅行したあと、1901年の夏に交響曲第2番の作曲に取りかかりました。
交響曲のあちらこちらにみられる輝かしい響きは、この旅行のときにイタリアや地中海の雰囲気をスケッチしておいて作品に取り入れているからだと思われます。
交響曲第五番Sibelius

シベリウスが50歳になる年にその祝賀演奏会のために作曲した、自分自身のための記念の交響曲である。
シベリウスがこの曲を作曲した際に「日はくすみ冷たい。
しかし春はだんだん近づいてくる。
今日は16羽の白鳥を見ることができた。
神よ何という美しさか。
白鳥は私の頭上を長いこと旋回して、くすんだ太陽の光の中に消えて行った。
自然の神秘と生の憂愁、これが第5交響曲のテーマなのだ」という言葉を残しているが、この言葉こそこの曲を集約した全てである。
シベリウスの名曲。人気のクラシック音楽(31〜40)
ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47エサ=ペッカ・サロネン/スウェーデン放送交響楽団

ヴァイオリン協奏曲ニ短調作品47は、1903年に作曲され、その二年後1905年に改訂が加えられています。
シベリウスはもともとヴァイオリニストを志していたそうですが、あがり症のため断念。
そんな彼が唯一残したヴァイオリン協奏曲です。
交響曲第3番Esa Pekka/Swedish Radio Symphony Orchestra

交響曲第3番ハ長調作品52は、1907年に作曲されました。
当時既に、国際的な成功と名声を得ていたシベリウスですが、実生活では健康や金銭的な面で苦労していた時期だったそうです、そんな中、ヘルシンキの北東郊外の自然が豊かな環境に引っ越し、その中で作曲されたのがこの交響曲第3番でした。
交響曲第4番Herbert Blomstedt/Finnish Radio Symphony Orchestra

交響曲第4番イ短調作品63は、1911年に作曲されました。
体調を崩していたシベリウスですが、この時期には喉にできた腫瘍を取り除く手術なども行なっている。
そうした闘病生活の中から生まれる不安や希望といった感情がこの交響曲に込められているように感じられます。
組曲「白鳥姫」ヨンダーニ・バット/ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

組曲「白鳥姫」作品54は、劇付随音楽および管弦楽組曲として1908年に作曲されました。
ストリンドベリ戯曲の付随音楽です。
劇の上演後に、シベリウスは、付随音楽を7曲からなる組曲として編曲しました。
現在では、この組曲が演奏されることが多いです。
悲しきワルツSibelius

シベリウスは、彼の義兄である劇作家のアルヴィド・ヤルネフェルトの書いた戯曲『クオレマ(死)』のために、『悲しきワルツ』という劇音楽を作曲しました。
その中の一曲に手を加え、独立した作品として発表したのがこの曲です。
この曲は、母が死の幻影に誘われて病床から起き上がって踊る、という戯曲中の一つの情景を描写したワルツです。
死を目前とした人の悲しみや幻想性、そしてどこか狂気じみた感覚がシベリウスの独特な手法によって描かれています。





