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シベリウスの名曲。人気のクラシック音楽

フィンランドが生んだ名作曲家ジャン・シベリウス。

作曲家でありヴァイオリニストであったシベリウスは交響曲からピアノ、合唱までたくさんの曲を生んでいます。

出身であるフィンランドへの故郷愛がある作品が多く、その代表作として交響詩『フィンランディア』がありますが、その他にフィンランドの民族叙事詩に触発されて100曲以上に及ぶピアノ伴奏歌曲、戯曲、合唱曲があります。

今回はその中からシベリウスの名曲をピックアップしてみました!

もくじ

シベリウスの名曲。人気のクラシック音楽(1〜20)

交響詩「大洋の女神」Segerstam/Helsingin kaupunginorkesteri

交響詩「大洋の女神」作品73は、1914年に作曲されました。

アメリカ人事業化であったカール・ステッケルという人が、知り合いを通じてシベリウスに打診した依嘱作品です。

当初は組曲として作られていましたが、最終的には三部形式の交響詩という形をとりました。

交響曲第6番ラトル/バーミンガム市交響楽団

シベリウス: 交響曲 第6番 ニ短調 作品104 ラトル / バーミンガム市交響楽団
交響曲第6番ラトル/バーミンガム市交響楽団

交響曲第6番作品104は、1914年秋に着想され、1923年に完成されました。

交響曲の作曲が進められていた中、時代は第一次世界大戦へと突入していきました、その影響もあり、作曲は一時中断されることとなりましたが、1923年に完成されています。

シベリウスの名曲。人気のクラシック音楽(21〜40)

交響詩『タピオラ』作品112Paavo Berglund/RSO

交響詩「タピオラ」作品112は、交響曲第6番、交響曲第7番と同時期の1925年に作曲されました。

初演は、ウォルター・ダムロッシュの指揮によって、1925年12月26日に行われました。

その完成度の高さからシベリウスの交響詩の中でも最高傑作と言われています。

「カレリア」組曲 第2曲バラードネーメ・ヤルヴィ/Gothenburg Symphony Orchestra

第2曲は、吟遊詩人が歌う場面で使われる音楽で、原曲ではバリトンの独唱が入っていたそうです。

クラリネットのソロから静かに始まり、徐々に楽器が増えて美しい旋律が紡ぎ出されていく様子は聴くものを曲の中に引き込む力があります。

交響曲第7番ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル

★シベリウス 交響曲 第7番 ハ長調 作品105 ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル Sibelius Symphony no.7 C-major
交響曲第7番ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル

交響曲第7番作品105は、1924年に完成されました、作曲に着手したのは、交響曲第6版と同じ時期で、1910年ごろと考えられています。

1924年3月、ストックホルムの楽友協会コンサートにて、シベリウス本人の指揮によって初演されました。

初演時は、「交響的幻想曲」という名前だったそうです。

クオレマPekka Helasvuo/Finlandia Sinfonietta

Sibelius – Incidental Music for the Play “Kuolema”  Helasvuo Finlandia Sinfonietta
クオレマPekka Helasvuo/Finlandia Sinfonietta

「クオレマ」とは「死」を意味します。

シベリウスの義兄であるアルヴィド・ヤルネフェルトの戯曲の付随音楽として作曲されました。

1903年に作曲され、その後1911年に改訂されています。

のちに単独曲として編曲された「悲しきワルツ」が特に有名です。