シベリウスの名曲。人気のクラシック音楽
フィンランドが生んだ名作曲家ジャン・シベリウス。
作曲家でありヴァイオリニストであったシベリウスは交響曲からピアノ、合唱までたくさんの曲を生んでいます。
出身であるフィンランドへの故郷愛がある作品が多く、その代表作として交響詩『フィンランディア』がありますが、その他にフィンランドの民族叙事詩に触発されて100曲以上に及ぶピアノ伴奏歌曲、戯曲、合唱曲があります。
今回はその中からシベリウスの名曲をピックアップしてみました!
- Jean Sibeliusの人気曲ランキング【2025】
- Sibeliusの人気曲ランキング【2025】
- 【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介
- ラフマニノフの名曲。おすすめのラフマニノフの曲
- エルガーの名曲。人気のクラシック音楽
- ブラームスの名曲。人気のクラシック音楽
- 【カルテット】弦楽四重奏の名曲と人気曲
- Oskar Merikantoの人気曲ランキング【2025】
- メンデルスゾーンの名曲|人気のクラシック音楽
- 【中級レベル】華やかな旋律が印象的なピアノの名曲を厳選!
- 【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
- 【上級者向け】ピアノ発表会で挑戦すべきクラシックの名曲を厳選
- ムソルグスキーの名曲。人気のクラシック音楽
シベリウスの名曲。人気のクラシック音楽(21〜30)
樅の木Sibelius

フィンランドの作曲家で、樹の組曲の中の一つです。
フィンランドの象徴であるモミの木を題材に作られた曲です。
雪の中でも強く生きるモミの木の力強さを感じることができます。
とても綺麗な曲で中盤の流れるような旋律は優雅でとてもずっしりきます。
交響曲第7番ムラヴィンスキー/レニングラード・フィル

交響曲第7番作品105は、1924年に完成されました、作曲に着手したのは、交響曲第6版と同じ時期で、1910年ごろと考えられています。
1924年3月、ストックホルムの楽友協会コンサートにて、シベリウス本人の指揮によって初演されました。
初演時は、「交響的幻想曲」という名前だったそうです。
交響詩「フィンランディア」Sibelius

フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスが1899年に作曲した交響詩です。
彼の作品の中でもっとも有名な曲のひとつではないでしょうか。
この曲が作られたころ、フィンランドは帝政ロシアの圧政に苦しめられ、独立運動が起こっていました。
帝政ロシア政府はこの曲を、フィンランドに対する愛国心をあおるということで演奏禁止処分にしました。
それほど、この曲はフィンランドへの愛国心をうまく表現できていたということですよね。
「カレリア」組曲 第2曲バラードネーメ・ヤルヴィ/Gothenburg Symphony Orchestra

第2曲は、吟遊詩人が歌う場面で使われる音楽で、原曲ではバリトンの独唱が入っていたそうです。
クラリネットのソロから静かに始まり、徐々に楽器が増えて美しい旋律が紡ぎ出されていく様子は聴くものを曲の中に引き込む力があります。
クオレマPekka Helasvuo/Finlandia Sinfonietta

「クオレマ」とは「死」を意味します。
シベリウスの義兄であるアルヴィド・ヤルネフェルトの戯曲の付随音楽として作曲されました。
1903年に作曲され、その後1911年に改訂されています。
のちに単独曲として編曲された「悲しきワルツ」が特に有名です。
夜の騎行と日の出パーヴォ・ヤルヴィ/Royal Stockholm Philharmonic Orchestra

交響詩「夜の騎行と日の出」は、1908年に作曲された管弦楽曲です。
初演は1909年の1月で、ジロティの指揮によってサンクトペテルブで行われました。
民族的、文学的もしくは神話的な題材に依拠していないシベリウスには珍しい交響詩です。
「樹の組曲」より「樅の木」Sibelius

原題は『ピアノのための5つの小品』ですが、すべての曲に樹木の名前がつけられていることから、日本では「樹の組曲」と呼ばれ親しまれています。
「モミの木」は常緑樹で、葉が枯れずに青々と茂り続けることから「永遠の命」の象徴とされており、クリスマス・ツリーにも使われています。
しかしこの曲では、クリスマスのような楽しげな雰囲気ではなく、作曲家シベリウスの故郷であるフィンランドの長く厳しい冬に耐えながら、緑の葉を絶やさずに立ち続ける「モミの木」の力強い姿が描かれています。





