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スティングレイを使用しているベーシストまとめ

ベースの中でもとくに存在感を放っているMUSIC MANの名機、スティングレイ。

ヘッドの形やペグの配置、ボディシェイプに特徴的なピックガードなど、一目でスティングレイだとわかる個性的な外観が印象的ですよね。

さらにアクティブベースの代表格であり、ハムバッカーピックアップを1基搭載したという仕様も特徴的で、そのパワフルなサウンドはあらゆるジャンルのベーシストから支持されています。

この記事では、そんな特徴的なベースであるスティングレイを使用している、または過去に使用していたベーシストを一挙に紹介していきますね!

それではさっそく見ていきましょう!

スティングレイを使用しているベーシストまとめ(1〜10)

春夏秋冬アユニ・D(PEDRO)

独特の個性を放つアユニ・Dさんは、BiSHのメンバーとして活躍していた2016年にソロプロジェクトPEDROを立ち上げました。

そこで彼女が選んだのが、スティングレイのStealth Blackモデルでした。

完全に見た目で選んだというアユニ・Dさんですが、このベースが彼女のパフォーマンスを際立てます。

BiSHの活動の合間を縫って練習に励み、BiSHの解散後もソロでの活動を続けています。

2本目のベースにはサンバーストカラーのスティングレイを選び、ライブやMVではそれを演奏している姿が観られます。

Silent JealousyTAIJI(X JAPAN)

X JAPANでの活躍ののち、LOUDNESSのベーシストとしても活躍したTAIJIさんは、Killarのベースを使用しているイメージが強いですが、実はスティングレイを使用している時期もあったんです。

X JAPANに在籍していた1990年代前半のライブ映像でスティングレイを演奏している姿が確認できます。

アルバム『Jealousy』のレコーディングのほか、LOUDNESS時代にもレコーディングで使用されていたそうです。

彼が生み出した楽曲やプレイスタイルは、現在も多くのミュージシャンに影響を与え続けており、彼の魅力が後世に残るのはまさに必然ですね。

フユノイガラシ(ヒトリエ)

ヒトリエ 『フユノ from 1st LIVE DVD&Blu-ray 「one-Me Tour “DEEP/SEEK” at STUDIO COAST」』
フユノイガラシ(ヒトリエ)

2011年に結成され、2014年に『センスレス・ワンダー』でメジャーデビューをしたバンド、ヒトリエのベース、イガラシさんがスティングレイのベースを弾いていました。

ヒトリエといえば、リーダーですべての曲を作っていたwowakaさんの2019年の突然の死去がとても衝撃的でしたよね。

3ピースのバンドとなった今、イガラシさんのベースの音色はバンドを支える屋台骨となっているのではないでしょうか。

このベースの音色は粗削りですが芯があり、独特の魅力があります。

スティングレイを使用しているベーシストまとめ(11〜20)

Robert Trujillo(Metallica)

Robert Trujillo Auditions for Metallica (HQ)
Robert Trujillo(Metallica)

2003年からメタリカのベーシストとして重厚なベースラインを紡ぐロバート・トゥルヒーヨさんは、WarwickやAria Pro II、Zon Sonus、Fenderなどさまざまなメーカーのベースを使ってきましたが、その中にスティングレイもラインナップされています。

中でもメタリカ加入時のオーディション映像ではスティングレイを手にした彼が映っています。

加入前はスーサイダル・テンデンシーズなどでジャズやファンクの影響を受けた独創的なプレイで注目を集めました。

躍動感あふれるパフォーマンスはファンの心に強く印象を残しており、そのプレイスタイルは今もなお数多くのベーシストたちに影響を与えていますね!

Highway to HellCliff WIlliams(AC/DC)

AC/DC – Highway to Hell (Live At River Plate, December 2009)
Highway to HellCliff WIlliams(AC/DC)

イギリス生まれ、AC/DCのベーシストである彼は、2003年には他のメンバーと一緒にロックの殿堂入りを果たしました。

1995年の『Ballbreaker』以降、スティングレイベースを使っています。

スティングレイはパワーのあるベースなので、スタジアムライブをするようなベーシストなどに人気といわれています。

ガラスのブルース直井由文(BUMP OF CHICKEN)

【歌詞変え】ガラスのブルース④【BUMP OF CHICKEN】
ガラスのブルース直井由文(BUMP OF CHICKEN)

BUMP OF CHICKENのベーシストである直井由文さんには、あまりスティングレイをプレイしているイメージはないかもしれませんが、1999年のアルバム『FLAME VEIN』のジャケットには直井さんがスティングレイを持っている姿が確認できます。

ただ、時をへるにつれて彼の機材は進化し、Fenderをはじめ、SONICやSADOWSKYのジャズベースやプレシジョンベースを使用しています。

Waiting RoomJoe Lally(Fugazi)

ジョー・ラリーさんは、スティングレイの強烈なミッドレンジとハムバッキングピックアップの力強さを操ることで、独自の音楽世界を築き上げてきました。

特にフガジのキャリアにおいて、スティングレイを構える姿が数多く確認できます。

1988年の『13 Songs』に収録される『Waiting Room』のオープニングリフは、スティングレイによる豊かなサウンドが際立っています。

彼が奏でるパワフルでグルーヴィなサウンドは、多くのベーシストに影響を与えています。