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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで

1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。

その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。

音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!

クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。

これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!

テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(11〜20)

Ghetto KravizNina Kraviz

Nina Kraviz – Ghetto Kraviz (Official Music Video)
Ghetto KravizNina Kraviz

ニーナ・クラヴィッツさんは、世界的な知名度を誇るシベリア出身の女性DJ、プロデューサー兼シンガーソングライターです。

自身の主宰するレーベルの「トリップ」も含めてその音楽性は高い評価を得ており、ここ日本では世界遺産に指定されている京都二条城で行われたイベント「アートアクアリウム」で着物姿でDJをプレイ、劇団荒城の花形・荒城蘭太郎による「花魁の舞」とのスペシャルコラボレーションといったパフォーマンスが大いに注目を集めました。

そんなニーナさんが2011年に発表した楽曲『Ghetto Kraviz』を今回は紹介します。

オールドスクールなシカゴ・ハウス風のトラックを軸としながらも、ニーナさん自身のアンニュイな声をループさせたミニマルな空気感が実にクールで都会的な香りも漂います。

冷徹とまではいきませんが、どこかさらりとした手触りが2010年代以降らしいセンス、と言えるかもしれませんね。

Orange Minus 1Richie Hawtin

彼もまたこのテーマでは語らずにはいられないミュージシャン、リッチー・ホゥティンさん。

テクノと密接な関係にあるハウスミュージックはかなり細分化されたジャンルがあり、その中でもアナログシンセの響きを用いた、アシッド・ハウスに影響を受けたミュージシャンです。

こちらの楽曲『Orange Minus』はミニマル感のある楽曲で、繰り返しのなかにどこかアシッドなテイストも発見できるかと思います。

大の日本好きというエピソードも有名で、日本人の我々にとって親しみやすさも感じられます。

The Man With The Red FaceLaurent Garnier

Laurent Garnier – The Man With The Red Face (Live)
The Man With The Red FaceLaurent Garnier

デリック・メイさん、ジェフ・ミルズさんと並び称され、俗に「世界三大テクノDJ」とも呼ばれるのがフランス出身のローラン・ガルニエさんです。

1980年代の後半にイギリスはマンチェスターにあった伝説的なクラブ、ハシエンダを拠点としてハウスのパーティーを主催し、1990年代初頭から本国フランスにて本格的にテクノ・ミュージシャンとしての活動を始めます。

定期的に来日公演も行っておりますから、ダンス・ミュージックを愛する方々であれば周知の存在ですよね。

そんなローランさんが2000年にリリース、テクノ・クラシックとしてフロアで愛され続けているのがこの『The Man With The Red Face』です。

シリアスなイントロから、哀愁を帯びた情熱的なサックスが絶妙に絡み合い、ドラマティックに展開していく圧倒的なセンスに脱帽!

A Paw in My FaceThe Field

The Field – A Paw in My Face ‘From Here We Go Sublime’ Album
A Paw in My FaceThe Field

スウェーデン出身のアクセル・ウィルナーさんによるソロ・プロジェクト、ザ・フィールド。

ミニマル・テクノやアンビエントを融合させた作風で、ドイツの名門レーベル「Kompakt」を代表する存在ですよね。

そんな彼が2007年当時にリリースした歴史的な名作デビュー・アルバム『From Here We Go Sublime』に収録されている本作は、微細なサンプルのループが織りなす浮遊感と、徐々に高まる多幸感がたまらない名曲。

淡々とした反復の果てに、誰もが知るポップソングのフレーズが一瞬だけ顔を出す展開には、思わずハッとさせられます。

没入感あふれる音像は、夜のドライブや一人でリラックスしたい時に最適。

ザ・フィールドの魔法に触れてみたい方は、ぜひアルバムも合わせて聴いてみましょう!

Pitch Black田中フミヤ

日本を代表するDJ、テクノ・ミュージシャンであり、世界的な知名度を誇る田中フミヤさん。

京都出身で現在はドイツはベルリン在住の田中さんは、10代前半にしてパンク・バンドとして音楽活動を始めます。

その後、18歳でクラブ・ミュージックの洗礼を受け、ジャンルにとらわれないDJ活動をスタート。

1993年には自費で日本初となるダンス・ミュージック専門レーベル「とれまレコード」を設立させるという異端の経歴の持ち主です。

この『PITCH BLACK』は、そんな田中さんが1997年にリリースした名作シングル『MIDNIGHT EP』に収録されている楽曲。

ミニマルな音作りながら、ざらついたハイハットの音色とうねるようなベースがあまりにもクールな名曲です!

ちなみに2013年にリリースされた、とれまレコードのオムニバス集『20th』にも収録されておりますよ。