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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで

1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。

その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。

音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!

クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。

これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!

テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(41〜50)

Acperience 1Hardfloor

ハードフロアは、ジャーマン・テクノ~アシッド・ハウスにおける代表的な2人組です。

ローランドのシンセサイザーの名機、TB-303を独自の感性で操るオリジネイターであり、多くのヒット曲を持つヒットメイカーでもある彼らもまた、テクノ・シーンが生み出した素晴らしい才能の1つと言えましょう。

1991年に結成された彼らが翌年に発表して、シーンに衝撃を与えた9分に及ぶ名曲『Acperience 1』は、初期の彼らを代表する名曲というだけでなく、テクノの歴史に残る名トラックです。

ちなみに、名作テレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の第12話のサブタイトルの元ネタでもありますよ。

The Approach (Original Mix)Alan Fitzpatrick

Alan Fitzpatrick – The Approach (Original Mix) [Suara]
The Approach (Original Mix)Alan Fitzpatrick

トレゾアなどベルリンの気鋭のクラブで活動してきたアラン・フィッツパトリックの人気曲。

イギリスのレイブシーンを連想させるスタブを乗せたサウンドをビックルーム向けにアップデートした、どこかハウスミュージックなどにも通じるテクノ。

その後彼はテクノレーベルとして最高峰のドラムコードの常連となり、大型のテクノフェスティバルや週末はアンダーグラウンドな人気パーティーに出演しています。

Falling Up (Carl Craig Remix)Theo Parrish

セオ・パリッシュ。

日本でも根強い人気ですね。

この曲は、過去にオーケストラによる再演なども話題になったデトロイトテクノのオリジネーター、カール・クレイグによるリミックスです。

フロアライクな1曲でいまでも聞くことができます。

ディープテクノの代表格ですね。

Phylyps Trak Ii/IiBasic Channel

デトロイトテクノの次に日本で人気があるのはこのレーベル。

「ベーチャン」の愛称で愛されるBasic Channel。

ダブテクノを定義づけたレーベルで、いまだ根強い人気があります。

この「テクノかハウスか分からないような淡いミニマルなトーン」は絶妙な立ち位置で、テクノファンは一度は通る道なのです。

AtmosphereGesaffelstein

カリスマ的人気を博したテクノシーンのプリンス。

ゲサフェルスタイン、彼はフレンチエレクトロが廃れた頃に登場しポストエレクトロとも言える、テクノのサウンドをシーンを巻き込み布教したような存在と言えます。

当時は彼の作品やDJはハードでストイックなエレクトロとしか見られていなかったのですが、彼がメインストリームにも影響を与えていくにつれ、テクノ的アプローチにも評価が集まっていきました。

DominatorHuman Resource

ヒューマンリソース、レイヴテクノの名曲です。

この冒頭の有名なサウンドは後に近隣のシーンで旋風を巻き起こす、フーバーサウンドといいます。

当時Rolandの高級機JUNO-106の後継となった廉価なシンセサイザー、α-JUNOからのみ出せる音として注目され、度々サンプリングが行われました。

Typerope (Original Mix)Mathew Jonson

『She is He』などもそうですが、彼を世界的に有名にしたのはこの曲です。

カナダ在住の型にはまらないテクノミュージシャン。

テクノのトラックには大体のルールが有るのですが、彼はそのルールに縛られておらず、のびのびとした表現をしています。

それでいてダンスミュージックとしてのマナーは守っており、音楽への深い造詣を感じます。

彼はアナログ機器愛好家。

作品を聞いているとサウンドへの深いこだわりも感じることができます。