テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(21〜30)
TechnologicDaft Punk

ずばりテクノではないですが、イントロからキッズボイスのフレーズを繰り返すことでミステリアスなテクノ的アプローチをフレンチエレクトロに落とし込んだDaft Punkのスマッシュヒットです。
クラフトワークを匂わせるヴォコーダーを使用した未来的なサウンドは、再び世界中に流行しました。
L’esperanza (Âme Reinterpretation)Sven Vath

ジャーマンテクノの名門、Cocoon Recordingより、総帥スヴェン・ヴァスの名曲。
この曲は気鋭のプロジェクト、クリスチャン・ベイヤーとフランク・ワイドマンによるユニット、アームによるリミックス。
よりドラマティックに、よりメロディックに、いわゆるソロモンのDiynamicを代表するようなメロデックテクノ調に仕上げられています。
テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(31〜40)
Pacific 202808 State

Martin Price、Graham Massey、Gerald Simpsoからなるイギリス出身のテクノバンドです。
初期の作品はシカゴから発生したムーブメント、アシッドハウスの影響を受けたものがファンの間で評判になりました。
しかし、89年のリリースとなったこの楽曲はまさに彼らにとってターニングポイントとなった作品です。
当時激しい曲やミステリアスな楽曲が多かったのに対し、この曲はかつてデトロイトテクノが試みたように、ソウルフルな雰囲気を保っています。
壮大な自然を表現し、レイヴカルチャーの中でひときわ目立った存在となり、後に語り継がれることになりました。
T-SymmetryDeetron

スイスはベルン出身のDJ、プロデューサー。
ディートロンの名義で知られるサム・ゲイザーは、ディープハウスからテクノまで幅広いプロデュースで人気を得ています。
独特の世界観をもったどこかオールドスクールな雰囲気ただよう、彼の作風は同じシーンにいるDJからも信頼されており、アッパーすぎず、ディープすぎないムードが最大の魅力です。
この曲は彼が2019年にリリースした楽曲。
爽やかなで穏やかなテクノです。
That’s What I’m Talking AboutDJ Rush

長年に渡りドラムのグルーブ、マシンのリズムがもつ魅力について追求し、荒々しくも芸術的なビートを生み出したシカゴのプロデューサー。
この作品は彼の曲の中でも人気の高い作品で、彼の生々しく、バンギンなボイスサンプリングが入ったもの。
DJ Rushはテクノの名曲を残していますが、少し通好みなミステリアスで芸術的難解さも兼ね備えています!
Little Fluffy CloudsThe Orb

ロンドン出身の二人組DJユニット、ジ・オーブ。
YMOなどにも影響を受け、YMOの復活ライブでの前座も務めたことでも有名です。
彼らを象徴するジャンルとして、アンビエント・テクノというものがあり、環境音楽とも訳されるアンビエントにテクノの要素を取り込んだジャンルです。
つまりは踊れるダンスビートというよりは、スローテンポの四つ打ちのビートが特徴です。
また他のミュージシャンたちとは違った意外なテクノの形を見つけられると思います。
I Remember (303 Version)KiNK

Boiler Roomでの独創的なライブセットが話題となり、2018年からはリリースも盛んになりテクノ界の重鎮としてテクノフリークから崇拝されているプロデューサーであり、ライブパフォーマーのキンク。
小型のベースシンセをMIDIシーケンスし、ローランドのTR-8とTB-3を使った、良い意味で荒削りなグルーヴは唯一無二のサウンドです。
この曲は2019年6月にリリースされたEP「Piano Power」に収録されたテクノで、アップリフティングなハウスから着想を得た、アンセムです。





