テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(71〜80)
DominatorHuman Resource

ヒューマンリソース、レイヴテクノの名曲です。
この冒頭の有名なサウンドは後に近隣のシーンで旋風を巻き起こす、フーバーサウンドといいます。
当時Rolandの高級機JUNO-106の後継となった廉価なシンセサイザー、α-JUNOからのみ出せる音として注目され、度々サンプリングが行われました。
When I RockThomas Schumacher

90年代半ばから現在もリリースを続けるベルリンを拠点に活動するテクノDJ、トーマス・シューマッハ。
本作は彼のキャリアのなかでも最もヒットしたトラックです。
当時は1997年にBushからリリースされフロアヒット。
この動画ではライセンスの関係でARTから2018年にリイシューされたバージョンの紹介となりますが、淡々と続くグルーヴは今なお色あせませんね。
なんだかレコードでプレイしたくなる1曲です。
EntropieEfdemin

日本でも人気の高いエフデミンことフィリップ・ソルマン。
ミニマルテクノ、アンビエントハウスのシーンで世界的に注目を集めるセンスあふれるアーティスト。
これまでにエレン・エイリアンのBpitch Controlや数多くのディープハウスの名曲を残していたAusなどで活躍しています。
LFO (Leeds Warehouse Mix)LFO

ジェズ・ヴァーレイによるソロプロジェクトLFO。
2014年に彼が死去してしまってから当然のように活動を停止しています。
なかでもプロジェクトの名前がつけられたこの曲は最も彼のキャリアのなかで有名となったテクノの歴史における名曲です。
そしてこのバージョンが最も人気があります。
ClearCybotron

ホアン・アトキンス、キャリア初期のプロジェクト。
デトロイトテクノ好きの間ではアンセムです。
突然かかればフロアが歓喜することでしょう!
打ち込み方が四つ打ちとはまた違い、どこかサイバーファンク的、アフリカ・バンバータにも通じるようなビートメイキングですよね。
レジェンダリートラックで、多くのアーティストが彼のオマージュなどをやってます。
なかでも優れているのはフランスのサーキン。
彼の『Surkin USA』もチェックしてほしいです。
I’ll ProvideMoodymann

デトロイト直球のドープなテクノを主体としてサウンドメイクするMoodymannの名曲です。
ロングトーンとショートトーンのビープ音の繰り返しでありながら深みを感じさせます。
展開もほとんど付けることなくただループして行くミニマルの味わいを存分に楽しめる曲となっています。
ディープハウス的なアプローチも見られ深いですよね。
Confusion (Pump Panel Reconstruction Mix)New Order

ニューウェーブのシーンを発展させたバントといえばこのバンド、イギリス出身のNew Orderです。
この曲はリミックスでニューヨークのDJ、Arthur Bakerの手によってプロデュースされました。
アシッドハウスの手法を取り入れ、よりフロアライクに仕上げられ、映画「Blood」の中でも冒頭のシーンでこの曲が演出に使われました。
New Orderの作品の中でもとくにテクノとして評価の高いナンバーです。





