テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(51〜60)
The Battery (Original Mix)Boys Noize

フランスを中心に2000年代に時代を席巻したダンスミュージック、フレンチエレクトロを独自の視点で解釈し、テクノから着想を得たアプローチで高い評価を得たベルリン出身のDJ、プロデューサー。
この曲は彼の作品の中でもっとも人気……。
というわけではありませんが、日本ではなじみある人が多いので選びました。
わかりますか?
ライザップのCMでこの曲が無断でサンプリングされたことで話題になりました。
Wisdom To The Wise (Red 2) (A. Mochi Re-Edit)Dave Clarke

90年代から活躍するイギリスのテクノシーンの雄、Dave Clarkeのヒット曲です。
彼はBBCラジオでも2012年に自分の番組を持ち、アンダーグラウンドシーンとリスナーをつなげた功労者。
この楽曲はドイツのエレクトロスターBoysNoizeのレーベルからリリースされ、世界で活躍する日本人テクノDJ、A.mochiによりエディットされました。
Fragile (Original Mix)Joseph Capriati

イタリアはナポリ、世界各地で活躍するDJ、ジョセフ・カプリアッティによる比較的初期の人気作品。
彼の作品は初期ではミニマルテクノでした。
ハードテクノ、テックハウス、ハウスとさまざまなジャンルの垣根を超えて自分のスタイルを貫き、地元ではキングと呼ばれています。
SubzeroBen Klock

2000年代のジャーマン・テクノが生んだ名トラック!
ベルリン出身のDJにして音楽プロデューサー兼レーベル・オーナー、ベン・クロックさんが2009年にリリースした傑作EP『Before One』に収録され、新たなマスターピースとして高い人気を誇る楽曲です。
ベルリン流儀の硬質かつ重厚なミニマル・テクノでありつつも、パーカッシブなサウンドが盛り込まれ、どこかシリアスで不穏なシンセ音に包み込まれていく感覚を味わえます。
フロアで体感するべき音ではありますが、ヘッドホンをセットして、真夜中のベッドルームでこの音世界に浸ってみるのもいいのではないでしょうか。
ここではない、違う世界が見えてきそうです……!
テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(61〜70)
Cleopatra (Ricardo Villalobos Cleopathique Remix)Tiga & The Martinez Brothers

独特のクロスオーバーセンスでTurbo Recordingsを率いるカナダはモントリオール出身の第二世代のテクノジゴロ、ティガが2019年6月に自身のレーベルからリリースした、NYのデュオザ・マルチネス・ブラザーズとの共作したEP「BLESSED / CLEOPATRA Remix」に収録されたリミックス。
リミキサーには、チリ出身のミニマルシーンの第一人者、リカルド・ヴィラロボスをフィーチャーし、現在のシーンに一石を投じるようなコラボレーションとなりました。
このタッグはやはりティガにしかできない人選だと思います。
FollowAmelie Lens

初代テクノクイーンがニナ・クラヴィッツならアメリー・レンズは2代目テクノクイーン。
骨太な直球テクノサウンドがウリで、DJプレイはどんな時も全力投球。
ハードテクノを再び若い世代に広めた女性テクノDJのカリスマ的アイコンのひとり。
作品にもしっかりと反映されていますね。
Dead Man Watches the ClockMarcel Dettmann & Ben Klock

世界的ミニマルテクノの権威マルセル・デットマンとクロックワークス主宰、ベルリンのアンダーグラウンドテクノシーンを率いたベン・クロックの男前な名コンビ。
2人の作家性やシーンを代表するようなシリアスな展開が人気の1曲です。
彼らのコンビの作品は他にもよくありますがとくにこのトラックは人気ですね。





