テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(81〜90)
ClearCybotron

ホアン・アトキンス、キャリア初期のプロジェクト。
デトロイトテクノ好きの間ではアンセムです。
突然かかればフロアが歓喜することでしょう!
打ち込み方が四つ打ちとはまた違い、どこかサイバーファンク的、アフリカ・バンバータにも通じるようなビートメイキングですよね。
レジェンダリートラックで、多くのアーティストが彼のオマージュなどをやってます。
なかでも優れているのはフランスのサーキン。
彼の『Surkin USA』もチェックしてほしいです。
EntropieEfdemin

日本でも人気の高いエフデミンことフィリップ・ソルマン。
ミニマルテクノ、アンビエントハウスのシーンで世界的に注目を集めるセンスあふれるアーティスト。
これまでにエレン・エイリアンのBpitch Controlや数多くのディープハウスの名曲を残していたAusなどで活躍しています。
Temper TemperGoldie

テクノ黄金期とも言われる1990年代において、電子音楽はその可能性を大幅に広げ、多くのサブジャンルが生まれました。
いわゆるドラムンベースもその1つ。
もともとはジャングルと呼ばれる音楽ジャンルから発展して、ブレイクビーツを基盤とした複雑なリズム・パターンかつハードなサウンドを主として、他のクラブ・ミュージックと比べて速いテンポが特徴的です。
今回の記事の趣旨とは少しずれますが、90年代らしいクロスオーバーの象徴的な楽曲の1つとして、この『Temper Temper』を紹介いたします。
ドラムンベースの代表的なアーティスト、ゴールディーさんがあのオアシスのノエル・ギャラガーさんをゲストに迎えて1998年にリリースした名曲で、インパクトの強すぎるMVも含めてぜひチェックしてみてください!
I’ll ProvideMoodymann

デトロイト直球のドープなテクノを主体としてサウンドメイクするMoodymannの名曲です。
ロングトーンとショートトーンのビープ音の繰り返しでありながら深みを感じさせます。
展開もほとんど付けることなくただループして行くミニマルの味わいを存分に楽しめる曲となっています。
ディープハウス的なアプローチも見られ深いですよね。
Plastic DreamsJay Dee

ジェイ・ディー、またの名をケミストリー。
イギリスのテクノレーベル、R&Sレコーズの初期の名作品。
非常にファンク的なテクノのサウンドに縛られないアプローチでいまなお色褪せないテクノの名曲です。
この曲もクラシックアンセムという位置づけでなかにはフロアで大喜びする人がいると思います!
Domina (Maurizio Mix Edit)Maurizio

Basic Channelを率い、数多くの名作ダブテクノを残した、シーンの立役者。
このレーベルの音源は美しいサウンドスケープの作品は多いのですが、デジタル全盛期のこのご時世、どうしても最近のテクノに比べるとダイナミクスが豊かすぎ逆に下音の関係でフロアでかけづらくもあるのですが、この曲は比較的使いやすい1曲です。
ピークタイムには厳しいですがオープニングなどではお世話になったDJは多いかもしれません。
Confusion (Pump Panel Reconstruction Mix)New Order

ニューウェーブのシーンを発展させたバントといえばこのバンド、イギリス出身のNew Orderです。
この曲はリミックスでニューヨークのDJ、Arthur Bakerの手によってプロデュースされました。
アシッドハウスの手法を取り入れ、よりフロアライクに仕上げられ、映画「Blood」の中でも冒頭のシーンでこの曲が演出に使われました。
New Orderの作品の中でもとくにテクノとして評価の高いナンバーです。
Stranger (To Stability) (Len Faki Podium Mix)Dustin Zahn

数々の野外レイヴでこの楽曲がピークタイムにドロップされてきました。
ダークテクノのエースと呼ばれる、ダスティン・ザーンと南ドイツ出身のテクノDJ、レン・ファキによってエディットされた大アンセム。
じわじわと上昇するシンセサイザーのサウンドが高揚感を与えてくれます。
決して明るい雰囲気ではありませんが、ハイになれる雰囲気を持った名曲。
Drone LogicDaniel Avery

ポストエイフェックス・ツインと名高いダニエル・エイヴェリー。
彼の場合はエイフェックス・ツインよりもクリーンなイメージですが、現代のプロパーなテクノシーンにも通用するグルーヴを持ち合わせています。
DJなども使いやすい作品が多いのではないのでしょうか?
LFO (Leeds Warehouse Mix)LFO

ジェズ・ヴァーレイによるソロプロジェクトLFO。
2014年に彼が死去してしまってから当然のように活動を停止しています。
なかでもプロジェクトの名前がつけられたこの曲は最も彼のキャリアのなかで有名となったテクノの歴史における名曲です。
そしてこのバージョンが最も人気があります。
おわりに
初期のテクノ・クラシックから、派生ジャンルの発展の中で生まれた名曲・人気曲まで順を追って聴いてみると、テクノという音楽が持つ可能性に改めて気付かされます。
EDMやDUB STEPといった近年の人気ジャンルの中にどのようなルーツが存在しているのかを知る上でも、オールドスクールな名曲に耳を傾けることはとても重要ですよね。
今回の記事が、そのきっかけとなればとても嬉しいです!


