テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(1〜20)
Knights of the JaguarDJ Rolando

デトロイトのテクノミュージックレーベル、「アンダーグラウンド・レジスタンス」での最大のヒットとなった楽曲がこちらの、DJローランド『Knights of the Jaguar』。
ループの中にドラマチックな展開のあるダンスビートが特徴です。
テンポも早く、楽曲が進むにつれどんどんと展開されていきますので初心者の方でも飽きずに楽しむことができると思います。
次はどんな展開が来るのだろうと、DJのアイディアに耳を傾けて聴いてみるのもいいですね。
Enfants (chants)Ricardo Villalobos

一度再生すればいきなりオーラを感じられる楽曲『Enfants』。
チリ出身のDJ、リカルド・ヴィラロボスさんの楽曲です。
ピアノのフレーズがリフレインするミニマルテクノですが、やはりなんといっても他と違うのが民族音楽のようなボーカル。
チリ出身でラテンミュージックにも関わりがつよい彼の個性が出ているのかもしれません。
シンプルなトラックですが、メッセージ性を感じるような、しかしグルーブもあり体を揺らして楽しめる楽曲です。
FirestarterThe Prodigy

ザ・プロディジーさんはロックとテクノの融合を試みてきたテクノバンドです。
この曲で使用されているサンプリングされたドラムはやギターのリフはロックそのものですが、加工を重ねることでテクノとして成立させています。
他にもサンプリングされたボーカルなどがちりばめられていて、電子音楽の代表的な楽器であるシンセサイザーのサウンドはそれほど多くありません。
この曲のみならず常識にとらわれずに生み出されたザ・プロディジーさんの作品は、電子音楽の可能性を大きく広げたと称賛されています。
Inferno (Original Mix)Carl Cox, Reinier Zonneveld, Christopher Coe

イギリス出身のダンス・ミュージックの伝説的な存在であり、長きに渡ってイビザ島のトップDJとして名を馳せてきたカール・コックスさん。
フロアの狂騒を生み出す驚異的なテクニックを持ち、ジャンルレスに展開していく音作りをこなし、実業家としての顔をも持ち合わせる言葉通りのマルチなタレントの持ち主ですよね。
そんなカール・コックスさんが1991年生まれの若きDJレイニエル・ゾンネフェルトさんと、オーストラリア出身のクリストファー・コーさんとの連名で、2018年にリリースした『Inferno』をご紹介。
硬質な4つ打ちのトラックを軸として、8分をこえる長尺な曲ながらも飽きさせない構成となっているのはさすがの一言。
洗練された電子音の扱いに、貫録とフレッシュな感性が同居した名トラックです!
Hi-Tech JazzGalaxy 2 Galaxy

アメリカデトロイト出身のエレクトロデュオ、ギャラクシー・2・ギャラクシー。
黒人音楽の町、デトロイト出身ということもあり、黒人音楽からの影響を感じられる楽曲が魅力的です。
特にこちらの楽曲『Hi-Tech Jazz』は四つ打ちのダンスビートにジャズ楽器を取り入れた、まさにタイトル通りの楽曲に仕上がっています。
テクノという音楽のふところの広さを知らしめた1曲で、彼らの代表曲の一つとして数えられます。
ジャズが好きな人にとっても聴きごたえのある作品ではないでしょうか。