テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(1〜10)
FirestarterThe Prodigy

ザ・プロディジーさんはロックとテクノの融合を試みてきたテクノバンドです。
この曲で使用されているサンプリングされたドラムはやギターのリフはロックそのものですが、加工を重ねることでテクノとして成立させています。
他にもサンプリングされたボーカルなどがちりばめられていて、電子音楽の代表的な楽器であるシンセサイザーのサウンドはそれほど多くありません。
この曲のみならず常識にとらわれずに生み出されたザ・プロディジーさんの作品は、電子音楽の可能性を大きく広げたと称賛されています。
Hi-Tech JazzGalaxy 2 Galaxy

アメリカデトロイト出身のエレクトロデュオ、ギャラクシー・2・ギャラクシー。
黒人音楽の町、デトロイト出身ということもあり、黒人音楽からの影響を感じられる楽曲が魅力的です。
特にこちらの楽曲『Hi-Tech Jazz』は四つ打ちのダンスビートにジャズ楽器を取り入れた、まさにタイトル通りの楽曲に仕上がっています。
テクノという音楽のふところの広さを知らしめた1曲で、彼らの代表曲の一つとして数えられます。
ジャズが好きな人にとっても聴きごたえのある作品ではないでしょうか。
Inferno (Original Mix)Carl Cox, Reinier Zonneveld, Christopher Coe

イギリス出身のダンス・ミュージックの伝説的な存在であり、長きに渡ってイビザ島のトップDJとして名を馳せてきたカール・コックスさん。
フロアの狂騒を生み出す驚異的なテクニックを持ち、ジャンルレスに展開していく音作りをこなし、実業家としての顔をも持ち合わせる言葉通りのマルチなタレントの持ち主ですよね。
そんなカール・コックスさんが1991年生まれの若きDJレイニエル・ゾンネフェルトさんと、オーストラリア出身のクリストファー・コーさんとの連名で、2018年にリリースした『Inferno』をご紹介。
硬質な4つ打ちのトラックを軸として、8分をこえる長尺な曲ながらも飽きさせない構成となっているのはさすがの一言。
洗練された電子音の扱いに、貫録とフレッシュな感性が同居した名トラックです!
テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(11〜20)
SharevariA Number of Names

1981年リリース、デトロイト・テクノの古典的な名曲にしてルーツと言えるのがこちらの『Sharevari』でしょう。
デリック・メイさんにジェフ・ミルズさん、カール・クレイグさんやホアン・アトキンスさんといった大物中の大物が今もプレイするというクラシックな1曲であり、デトロイト・テクノの源流と言われるCybotronの『Alleys Of Your Mind』よりもさらに早い時期に1980年に製作されていたという話もあるのだとか。
カナダ人トリオによるこちらの楽曲は、シンプル極まりない4つ打ちのキック・ドラムとあやしげなベース・ライン、単調と見せかけてクセになるシンセのフレーズ、機械的なボーカルがやたらクールな逸品です!
テクノ史に残る名曲として、ぜひあなたのプレイリストにも加えてみてくださいね。
The Greatest DancerRobert Hood

デトロイト産ミニマル・テクノのパイオニアかつ重鎮、マッド・マイクさんやジェフ・ミルズさんとアンダーグラウンド・レジスタンスという伝説的なグループのオリジナル・メンバーとしても活躍したロバート・フッドさん。
デトロイト・ミニマルの伝道師として多くの歴史的な傑作を生み出しているフッドさんが、2001年にリリースした名曲『The Greatest Dancer』を紹介します!
ソウル・ミュージックに詳しい方であれば、タイトルだけ見て思わず「これはもしかして!」となるのでは?
1970年代を中心に人気を博した女性ボーカル・グループのシスター・スレッジが1979年に発表した楽曲『He’s The Greatest Dancer』を大胆にサンプリングした楽曲であり、ミニマル・テクノでありながらもディスコ的で最高にファンキーなクラシック・ナンバーなのですね。
フロアで流せば確実に受けることは間違いなし、色あせない永遠のキラーチューン!
2011年にはリマスターされた12インチが再発されておりますから、オリジナル盤と合わせてどちらもチェックしてみましょう。
At Les (Versus Edit Version)Carl Craig

デトロイト・テクノのカリスマ的な存在であり、多くのアーティスト名義を使い分けてジャンルレスなサウンドをクリエイトし続けるカール・クレイグさん。
その功績は短い文章で語れるものではありませんが、今回はクレイグさんの生み出してきた数多くの名トラックの中でも、時代をこえて愛され続ける名曲『At Les』を紹介します。
2017年にオーケストラとコラボレーションし、テクノとクラシックを自在に横断する天才ピアニストのフランチェスコ・トリスティアーノさんが編曲を担当、クレイグさんの生み出してきた楽曲に新たな声明を吹き込んだ『Versus』にも収録されておりましたね。
1997年に発表されたオリジナルはジャジーな香り漂うソリッドなドラムスの上を美麗なシンセ音が浮遊し、シリアスかつダークな雰囲気に魂ごと持っていかれてしまいます!
Big FunInner City

デトロイト・テクノの傑作であり、ダンス・ミュージックにおける古典中の古典です!
デトロイト・テクノのオリジネイターと言われるケヴィン・サンダーソンさんが、女性シンガーのパリス・グレイさんを迎えたユニット、インナー・シティが1988年にリリースした楽曲『Big Fun』は彼らのデビュー曲であり、後にリリースされて大ヒットを記録した『Good Life』と並んで、インディー・シティの代表曲にしてテクノの歴史に残る名曲。
純然たるテクノのトラックにキャッチーなシンセのリフ、ポップな女性ボーカルが絶妙なバランスでブレンドされており、革新的なテクノ・クラシックとして永遠に色あせない輝きを放ち続けています。
やはりこういった楽曲はアナログ盤で、かつ爆音で楽しみたいですね!