1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介！
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代～00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね！
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もくじ
- テクノのススメ～往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
- ExtraKen Ishii
- Born Slippy (Nuxx)Underworld
- WindowlickerAphex Twin
- Strings of Life (Original Mix)Rhythim Is Rhythim, May Day, Derrick May & Mayday
- The BellsJeff Mills
- Enfants (chants)Ricardo Villalobos
- Knights of the JaguarDJ Rolando
- FirestarterThe Prodigy
- Inferno (Original Mix)Carl Cox, Reinier Zonneveld, Christopher Coe
- Hi-Tech JazzGalaxy 2 Galaxy
- The Greatest DancerRobert Hood
- SharevariA Number of Names
- Big FunInner City
- At Les (Versus Edit Version)Carl Craig
- Ghetto KravizNina Kraviz
- The Groove That Won’t StopKevin Saunderson
- The Man With The Red FaceLaurent Garnier
- Orange Minus 1Richie Hawtin
- Pitch Black田中フミヤ
- DominoOxia
- Star GuitarThe Chemical Brothers
- Blue MondayNew Order
- Swerve (Original Mix)Dubfire
- TechnologicDaft Punk
- L’esperanza (Âme Reinterpretation)Sven Vath
- Smack My Bitch UpThe Prodigy
- Energy FlashJoey Beltram
- That’s What I’m Talking AboutDJ Rush
- T-SymmetryDeetron
- Pacific 202808 State
- I Remember (303 Version)KiNK
- Don’t Laugh (Agent Orange DJ Re-Work)Winx
- Little Fluffy CloudsThe Orb
- Spastik (Original Mix)Plastikman
- Third WaveWehbba
- Wisdom To The Wise (Red 2) (A. Mochi Re-Edit)Dave Clarke
- French KissLIl’ Louis, The World
- Your MindAdam Beyer & Bart Skils
- FlashGreen Velvet
- Fragile (Original Mix)Joseph Capriati
- The Battery (Original Mix)Boys Noize
- Acperience 1Hardfloor
- FollowAmelie Lens
- Falling Up (Carl Craig Remix)Theo Parrish
- SubzeroBen Klock
- DominatorHuman Resource
- The Approach (Original Mix)Alan Fitzpatrick
- Phylyps Trak Ii/IiBasic Channel
- AtmosphereGesaffelstein
- All My Friends Are In The Bathroom (Feat. Fadi Mohem, J.Manuel)FJAAK
- Dead Man Watches the ClockMarcel Dettmann & Ben Klock
- Cleopatra (Ricardo Villalobos Cleopathique Remix)Tiga & The Martinez Brothers
- Pump ItDJ Funk
- Typerope (Original Mix)Mathew Jonson
- ClearCybotron
- EntropieEfdemin
- When I RockThomas Schumacher
- Temper TemperGoldie
- Stranger (To Stability) (Len Faki Podium Mix)Dustin Zahn
- LFO (Leeds Warehouse Mix)LFO
- I’ll ProvideMoodymann
- Confusion (Pump Panel Reconstruction Mix)New Order
- Plastic DreamsJay Dee
- Domina (Maurizio Mix Edit)Maurizio
- Drone LogicDaniel Avery
テクノのススメ～往年の名曲から00年代以降の人気曲まで（1〜20）
ExtraKen Ishii
日本が世界に誇るテクノミュージシャンといえば、Ken Ishiiさんの名前が真っ先に上がる人も多いと思います。
日本でテクノというジャンルの音楽が認識され始めた90年代の初めから活動をしており、ヨーロッパのレーベルからリリース、逆輸入という形で日本で広がったというエピソードがあります。
こちらの楽曲『Extra』は95年にリリースされた楽曲ですMVのアニメーションが有名で、まさに日本のサブカルチャーのクオリティを世界に知らしめた1曲です。
Born Slippy (Nuxx)Underworld
1996年の大ヒット映画『トレインスポッティング』のサウンドトラックとして絶大な知名度を誇る1曲です。
印象的なシンセサイザーのバッキングと作りこまれたビートが美しいですね。
繰り返される歌詞を聴いていると不思議な世界に吸い込まれていくような気分になります。
曲の展開はかなり凝っていて、最小限のフレーズの繰り返しでありながら、飽きの来ない名曲です。
映画とともに有名になった曲なので、もっと深く世界観に浸りたければ『トレインスポッティング』を鑑賞することもオススメです。
WindowlickerAphex Twin
1980年代後半、テクノという音楽ジャンルが確立され始めた頃、イギリスの最先端のテクノミュージシャンとして頭角を現したのがこちらのエイフェックス・ツインさん。
かなり実験的な音楽もリリースしており、キャッチーな楽曲が多いことで有名です。
とにかく名前より数々の名アートワークがインパクト大なので、音楽を聴いていなくてもジャケットは知っているという方も多いかもしれません。
音楽性は幅広く、初期の頃から最新作まで順に聴いていくのもおもしろいかもしれません。
Strings of Life (Original Mix)Rhythim Is Rhythim, May Day, Derrick May & Mayday
デトロイト・テクノと呼ばれるハウスのジャンルの第一人者として数えられるのがこちらのデリック・メイさん。
80年代にシカゴで盛り上がったハウスミュージックにデトロイト式の解釈を加えた音楽として知られています。
そんな彼の楽曲『Strings of Life』はまさにデトロイト・ハウスを代表する楽曲で、やや複雑なリズムにストリングス系の音源を大胆に用いた楽曲が魅力です。
全く新しい聴きごたえのある1曲で、このような曲が80年代に生まれていたと思うとテクノの可能性の広さをしみじみと感じてしまいます。
The BellsJeff Mills
テクノというジャンルにおいて、レジェンド的な活躍を残してきたのがこちらのジェフ・ミルズさん。
80年代のデトロイト・テクノを作り上げ、ミニマル・テクノというジャンルにおいても第一人者として知られています。
こちらの楽曲『The Bells』は1996年の楽曲で、大きな展開をせず、繰り返しを多用するスタイルはミニマル・テクノに当てはまりそうです。
彼の電子音楽への追求はかなり挑戦的で、さまざまなパフォーマンスが記録されていますのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか！
Enfants (chants)Ricardo Villalobos
一度再生すればいきなりオーラを感じられる楽曲『Enfants』。
チリ出身のDJ、リカルド・ヴィラロボスさんの楽曲です。
ピアノのフレーズがリフレインするミニマルテクノですが、やはりなんといっても他と違うのが民族音楽のようなボーカル。
チリ出身でラテンミュージックにも関わりがつよい彼の個性が出ているのかもしれません。
シンプルなトラックですが、メッセージ性を感じるような、しかしグルーブもあり体を揺らして楽しめる楽曲です。