テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(41〜50)
T-SymmetryDeetron

スイスはベルン出身のDJ、プロデューサー。
ディートロンの名義で知られるサム・ゲイザーは、ディープハウスからテクノまで幅広いプロデュースで人気を得ています。
独特の世界観をもったどこかオールドスクールな雰囲気ただよう、彼の作風は同じシーンにいるDJからも信頼されており、アッパーすぎず、ディープすぎないムードが最大の魅力です。
この曲は彼が2019年にリリースした楽曲。
爽やかなで穏やかなテクノです。
テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(51〜60)
Third WaveWehbba

ダークな世界観の音楽が好きというアナタにはWehbbaの「Third Wave」がオススメです!
Wehbbaはブラジル出身の、ワールドワイドに活躍するDJで、女性トップテクノDJのANNAが奥さんということもファンの間では有名です、プロパーなテクノファンに人気があります。
この曲はそんな彼がプロデュースした曲で、メインストリームのDJからの支持も高く、Oliver heldensが2019年のUltraでこの曲をプレイして話題になりました。
FlashGreen Velvet

グリーン・ヴェルヴェットまたの名をカジミヤ。
本名はカーティス・ジョーンズ。
彼は荒々しいシンプルなビートに演説にもよく似たミステリアスなボーカルを乗せるスタイルで自らの芸風を確立しました。
シカゴハウスの畑出身で、後にそのスタイルは「ハードハウス」と呼ばれさらにシーンを盛り上げていくわけですが。
今聴くと、この曲はベースの出力、シンプルなアプローチがとてもテクノ的。
いまでも大型野外フェスティバルでよく聞くアンセムで、メインストリームに昇格したテックハウスの流行へも貢献してると言えます。
そんなことから少し視点を変え、テクノの曲として紹介しておきます。
リル・ルイスでも同じようなことが言えます。
French KissLIl’ Louis, The World

あらゆるハウスミュージックの起源となったシカゴハウスのパイオニア、奇人、LIl’ Louisの作品、最高にマッドネスなこの楽曲は世界中のダンスフロアのピークタイムをクレイジーな熱狂に包み込みました。
ブレイクのピッチの大幅なダウン、女性の光悦なボイスサンプリングを巧みに使ったこの楽曲は、テクノ的アプローチを感じます。
Spastik (Original Mix)Plastikman

リッチー・ホウティンの別名義Plastikman、彼は1980年代デトロイトでテクノシーンが産声をあげる頃、その対岸、カナダのオンタリオ州でその様子を眺めていました。
初期のDJは荒々しいシカゴハウスや少しハードなテクノスタイルでしたが、1990年代に入ると一変しミニマルの制作に傾倒します。
その中で生まれたもっとも評価された楽曲がこのSpastik。
震えるようなドラムマシンーンの小刻みなシャッフルビートが特徴的ですね!
Acperience 1Hardfloor

ハードフロアは、ジャーマン・テクノ~アシッド・ハウスにおける代表的な2人組です。
ローランドのシンセサイザーの名機、TB-303を独自の感性で操るオリジネイターであり、多くのヒット曲を持つヒットメイカーでもある彼らもまた、テクノ・シーンが生み出した素晴らしい才能の1つと言えましょう。
1991年に結成された彼らが翌年に発表して、シーンに衝撃を与えた9分に及ぶ名曲『Acperience 1』は、初期の彼らを代表する名曲というだけでなく、テクノの歴史に残る名トラックです。
ちなみに、名作テレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」の第12話のサブタイトルの元ネタでもありますよ。
Your MindAdam Beyer & Bart Skils

Adam Beyerが自身が主宰するレーベル、ドラムコードから発表した大ヒット曲。
爆音で鳴る低音、印象的なボイスサンプリングの使い方が独特な1曲です。
北欧らしい空間の広がり方、雰囲気も見せつつ、四つ打ちに絡めたシンセサイザーやリズムセクションがとてつもなくグルーヴィーなビッグルーム向けのテクノナンバーです。
2018年もっともフェスティバルでピークタイムにプレイされたアンセム。





