テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(31〜40)
Pacific 202808 State

Martin Price、Graham Massey、Gerald Simpsoからなるイギリス出身のテクノバンドです。
初期の作品はシカゴから発生したムーブメント、アシッドハウスの影響を受けたものがファンの間で評判になりました。
しかし、89年のリリースとなったこの楽曲はまさに彼らにとってターニングポイントとなった作品です。
当時激しい曲やミステリアスな楽曲が多かったのに対し、この曲はかつてデトロイトテクノが試みたように、ソウルフルな雰囲気を保っています。
壮大な自然を表現し、レイヴカルチャーの中でひときわ目立った存在となり、後に語り継がれることになりました。
T-SymmetryDeetron

スイスはベルン出身のDJ、プロデューサー。
ディートロンの名義で知られるサム・ゲイザーは、ディープハウスからテクノまで幅広いプロデュースで人気を得ています。
独特の世界観をもったどこかオールドスクールな雰囲気ただよう、彼の作風は同じシーンにいるDJからも信頼されており、アッパーすぎず、ディープすぎないムードが最大の魅力です。
この曲は彼が2019年にリリースした楽曲。
爽やかなで穏やかなテクノです。
Open Eye SignalJon Hopkins

コールドプレイの作品参加やブライアン・イーノさんとの協働でも知られる、イギリス出身の電子音楽家ジョン・ホプキンスさん。
彼が2013年6月に発売された名盤『Immunity』に先駆けて、同年4月に公開したのが『Open Eye Signal』です。
強靭に脈打つ低域のビートと、本人の声を極限まで加工したという有機的な音色が重なり合い、ミニマルながらも劇的な展開を見せるテクノトラックに仕上がっています。
スケートボーダーが広大な風景の中をひたすら滑り続ける、エイフィ・マカードル監督によるミュージックビデオも物語性があって素晴らしい!
夜のドライブで没入感を味わいたい時や、深く集中したい作業時間のBGMとして最適ですよ。
Little Fluffy CloudsThe Orb

ロンドン出身の二人組DJユニット、ジ・オーブ。
YMOなどにも影響を受け、YMOの復活ライブでの前座も務めたことでも有名です。
彼らを象徴するジャンルとして、アンビエント・テクノというものがあり、環境音楽とも訳されるアンビエントにテクノの要素を取り込んだジャンルです。
つまりは踊れるダンスビートというよりは、スローテンポの四つ打ちのビートが特徴です。
また他のミュージシャンたちとは違った意外なテクノの形を見つけられると思います。
Blackbox Life Recorder 21fAphex Twin

電子音楽界の奇才、エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェームスさんは、90年代からテクノやアンビエントの歴史を更新し続けてきたエレクトロニカの象徴的な存在です。
そんなリチャードさんが2023年に発表したEP『Blackbox Life Recorder 21f / In a Room7 F760』の表題曲である本作は、5年ぶりの公式新曲として話題を呼びました。
乾いた質感の変則的なビートと哀愁を帯びたシンセサイザーの旋律が絡み合うサウンドは、激しいブレイクコアとは異なる抑制された美しさをたたえています。
第66回グラミー賞にノミネートされたことでも知られる名曲で、じっくりと音の細部に耳を傾けたい夜や、心静かに没入したい時に最適な一曲ではないでしょうか。
ArcadiaApparat

ドイツのベルリンを拠点に、テクノやアンビエントの要素を取り入れた独自の音響美を追求し続けているのが、アパラットさんです。
Moderatの一員としても知られるサッシャ・リングさんのソロプロジェクトで、計算された電子音と生楽器の響きを織り交ぜた作風が多くのファンを魅了しています。
そんな彼が2007年5月に発売された名盤『Walls』に収録した楽曲『Arcadia』は、ドリームポップのような淡い歌声と、無機質なビートが絶妙なバランスで共存する美しいナンバー。
題名が示す「理想郷」のような、どこかはかなくも幻想的な情景が浮かぶサウンドに、心が洗われるような感覚を覚えることでしょう。
静かな夜に一人、ヘッドホンで細部まで味わい尽くしてみてくださいね。
ThieveryArca

ベネズエラ出身の鬼才として、現代の電子音楽シーンを牽引し続けるアルカさん。
ビョークさんやカニエ・ウェストさんの作品プロデュースでも知られる彼女が、2014年に公開したデビューアルバム『Xen』からの先行曲をご紹介します。
重く鈍い金属的なビートと、うねるようなシンセサイザーが絡み合う本作は、ヒップホップやIDMを独自に解釈した強烈なインパクトを放つ一曲となっています。
ジェシー・カンダさんが手がけた映像世界とともに、既存のクラブ・ミュージックの枠組みを壊すような斬新なサウンドデザインは、聴くたびに新しい発見があることでしょう。
2014年9月に公開されて以来、デコンストラクテッド・クラブの先駆けとしても評価される名曲ですから、刺激的で前衛的な音響体験を求める方にはたまらないはずです。
FalaiseFloating Points

神経科学の博士号を持つ異色の音楽家、サム・シェパードさんによるプロジェクトであるフローティング・ポインツ。
彼が2019年に発売した名盤『Crush』の冒頭を飾るのが本作です。
当初は室内楽のために書かれたという経緯があり、弦や木管楽器を思わせる優雅な旋律に、モジュラー・シンセの荒々しい電子音が重なる展開は圧巻の一言。
フランス語で「断崖」を意味する原題の通り、美しい静寂とスリリングな緊張感が同居しており、Pitchfork等のメディアで高く評価されたアルバムの世界観を見事に象徴しています。
クラシックとクラブ・ミュージックを架橋する知的な音響は、深夜に一人、ヘッドホンで細部までじっくりと味わいたいものです。
エレクトロニカの新たな地平を感じさせる名曲と言えましょう。
Third WaveWehbba

ダークな世界観の音楽が好きというアナタにはWehbbaの「Third Wave」がオススメです!
Wehbbaはブラジル出身の、ワールドワイドに活躍するDJで、女性トップテクノDJのANNAが奥さんということもファンの間では有名です、プロパーなテクノファンに人気があります。
この曲はそんな彼がプロデュースした曲で、メインストリームのDJからの支持も高く、Oliver heldensが2019年のUltraでこの曲をプレイして話題になりました。
Don’t Laugh (Agent Orange DJ Re-Work)Winx

延々と男性のクレイジーな笑い声が収録されているシカゴハウスの名曲。
WinxのDon’t Laughですが、20年の月日を経てモダンにアップデート。
まさにピークタイム向けの楽曲でビッグルームにも通用する巨大なキックとミニマルなドロップ、深くミステリアスにかかったリバーブが特徴的ですね。
ちなみにWinxとはアシッドハウスの巨匠、ジョシュ・ウィンクスの別名義でそれを知ると納得なんじゃないでしょうか?


