テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(31〜40)
Spastik (Original Mix)Plastikman

リッチー・ホウティンの別名義Plastikman、彼は1980年代デトロイトでテクノシーンが産声をあげる頃、その対岸、カナダのオンタリオ州でその様子を眺めていました。
初期のDJは荒々しいシカゴハウスや少しハードなテクノスタイルでしたが、1990年代に入ると一変しミニマルの制作に傾倒します。
その中で生まれたもっとも評価された楽曲がこのSpastik。
震えるようなドラムマシンーンの小刻みなシャッフルビートが特徴的ですね!
Wisdom To The Wise (Red 2) (A. Mochi Re-Edit)Dave Clarke

90年代から活躍するイギリスのテクノシーンの雄、Dave Clarkeのヒット曲です。
彼はBBCラジオでも2012年に自分の番組を持ち、アンダーグラウンドシーンとリスナーをつなげた功労者。
この楽曲はドイツのエレクトロスターBoysNoizeのレーベルからリリースされ、世界で活躍する日本人テクノDJ、A.mochiによりエディットされました。
French KissLIl’ Louis, The World

あらゆるハウスミュージックの起源となったシカゴハウスのパイオニア、奇人、LIl’ Louisの作品、最高にマッドネスなこの楽曲は世界中のダンスフロアのピークタイムをクレイジーな熱狂に包み込みました。
ブレイクのピッチの大幅なダウン、女性の光悦なボイスサンプリングを巧みに使ったこの楽曲は、テクノ的アプローチを感じます。
Falling Up (Carl Craig Remix)Theo Parrish

セオ・パリッシュ。
日本でも根強い人気ですね。
この曲は、過去にオーケストラによる再演なども話題になったデトロイトテクノのオリジネーター、カール・クレイグによるリミックスです。
フロアライクな1曲でいまでも聞くことができます。
ディープテクノの代表格ですね。
Your MindAdam Beyer & Bart Skils

Adam Beyerが自身が主宰するレーベル、ドラムコードから発表した大ヒット曲。
爆音で鳴る低音、印象的なボイスサンプリングの使い方が独特な1曲です。
北欧らしい空間の広がり方、雰囲気も見せつつ、四つ打ちに絡めたシンセサイザーやリズムセクションがとてつもなくグルーヴィーなビッグルーム向けのテクノナンバーです。
2018年もっともフェスティバルでピークタイムにプレイされたアンセム。
テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(41〜50)
FollowAmelie Lens

初代テクノクイーンがニナ・クラヴィッツならアメリー・レンズは2代目テクノクイーン。
骨太な直球テクノサウンドがウリで、DJプレイはどんな時も全力投球。
ハードテクノを再び若い世代に広めた女性テクノDJのカリスマ的アイコンのひとり。
作品にもしっかりと反映されていますね。
The Battery (Original Mix)Boys Noize

フランスを中心に2000年代に時代を席巻したダンスミュージック、フレンチエレクトロを独自の視点で解釈し、テクノから着想を得たアプローチで高い評価を得たベルリン出身のDJ、プロデューサー。
この曲は彼の作品の中でもっとも人気……。
というわけではありませんが、日本ではなじみある人が多いので選びました。
わかりますか?
ライザップのCMでこの曲が無断でサンプリングされたことで話題になりました。