テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで
1980年初頭、アメリカはシカゴのクラブで生まれたハウス・ミュージックから派生し、デトロイトにて産声を上げたテクノ。
その革新性は、他ジャンルのアーティストへも大きな影響を与え続けています。
音楽史的においては、クラフトワークやYMOといったアーティストたちが試みていた電子音楽なども重要な要素ではありますが、今回の記事では純粋なダンス・ミュージックとしてのテクノを軸とした名曲や人気曲をご紹介!
クラシックな有名曲から、ジャンルの発展とともに生まれた90年代~00年代の名曲まで幅広く選出。
これからテクノを聴いてみたい、という方はぜひチェックしてみてくださいね!
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テクノのススメ~往年の名曲から00年代以降の人気曲まで(21〜40)
Pacific 202808 State

Martin Price、Graham Massey、Gerald Simpsoからなるイギリス出身のテクノバンドです。
初期の作品はシカゴから発生したムーブメント、アシッドハウスの影響を受けたものがファンの間で評判になりました。
しかし、89年のリリースとなったこの楽曲はまさに彼らにとってターニングポイントとなった作品です。
当時激しい曲やミステリアスな楽曲が多かったのに対し、この曲はかつてデトロイトテクノが試みたように、ソウルフルな雰囲気を保っています。
壮大な自然を表現し、レイヴカルチャーの中でひときわ目立った存在となり、後に語り継がれることになりました。
Don’t Laugh (Agent Orange DJ Re-Work)Winx

延々と男性のクレイジーな笑い声が収録されているシカゴハウスの名曲。
WinxのDon’t Laughですが、20年の月日を経てモダンにアップデート。
まさにピークタイム向けの楽曲でビッグルームにも通用する巨大なキックとミニマルなドロップ、深くミステリアスにかかったリバーブが特徴的ですね。
ちなみにWinxとはアシッドハウスの巨匠、ジョシュ・ウィンクスの別名義でそれを知ると納得なんじゃないでしょうか?
Little Fluffy CloudsThe Orb

ロンドン出身の二人組DJユニット、ジ・オーブ。
YMOなどにも影響を受け、YMOの復活ライブでの前座も務めたことでも有名です。
彼らを象徴するジャンルとして、アンビエント・テクノというものがあり、環境音楽とも訳されるアンビエントにテクノの要素を取り込んだジャンルです。
つまりは踊れるダンスビートというよりは、スローテンポの四つ打ちのビートが特徴です。
また他のミュージシャンたちとは違った意外なテクノの形を見つけられると思います。
Third WaveWehbba

ダークな世界観の音楽が好きというアナタにはWehbbaの「Third Wave」がオススメです!
Wehbbaはブラジル出身の、ワールドワイドに活躍するDJで、女性トップテクノDJのANNAが奥さんということもファンの間では有名です、プロパーなテクノファンに人気があります。
この曲はそんな彼がプロデュースした曲で、メインストリームのDJからの支持も高く、Oliver heldensが2019年のUltraでこの曲をプレイして話題になりました。
Spastik (Original Mix)Plastikman

リッチー・ホウティンの別名義Plastikman、彼は1980年代デトロイトでテクノシーンが産声をあげる頃、その対岸、カナダのオンタリオ州でその様子を眺めていました。
初期のDJは荒々しいシカゴハウスや少しハードなテクノスタイルでしたが、1990年代に入ると一変しミニマルの制作に傾倒します。
その中で生まれたもっとも評価された楽曲がこのSpastik。
震えるようなドラムマシンーンの小刻みなシャッフルビートが特徴的ですね!
Wisdom To The Wise (Red 2) (A. Mochi Re-Edit)Dave Clarke

90年代から活躍するイギリスのテクノシーンの雄、Dave Clarkeのヒット曲です。
彼はBBCラジオでも2012年に自分の番組を持ち、アンダーグラウンドシーンとリスナーをつなげた功労者。
この楽曲はドイツのエレクトロスターBoysNoizeのレーベルからリリースされ、世界で活躍する日本人テクノDJ、A.mochiによりエディットされました。