【難易度別】トランプを使った簡単なカードマジック
実はカードマジックの世界には、特別な道具を使わなくても簡単にできる不思議なトリックがたくさん隠されているんです。
この記事では、お客さんが選んだカードを見事に当てたり、トランプが瞬間移動したりする、ちょっとした練習ですぐにマスターできるマジックをご紹介。
中には手順通りにやればすぐにできるセルフワーキングと呼ばれるマジックも紹介しています。
この記事で紹介したマジックを覚えて、友人との集まりやパーティーで披露してみてくださいね。
テクニック・手順重視マジック(11〜20)
フォールスカット

フォールスカットとは、さまざまなマジックの中に登場する基本技法です。
簡単にいうと、どう見ても混ぜたように見えるのに混ざっていない、というテクニック。
この技法を使うだけで一番上に乗せて混ぜたはずなのに、また上に現れるというアンビシャスカードも実現できます!
基本の技法かつ、さまざまなやり方があるのでぜひ修得してみてくださいね!
リボルバー

トランプが一枚ずつ裏返ったり、裏面の柄が変わったりと、いろんな不思議な現象が起こる「リボルバー」というマジックです。
トランプは、赤色と青色など、裏面が違う色柄のものを2種類用意します。
初めから、赤色の4枚のカードを青色のカードに混ぜておくのがポイント。
おなじみの「ブレイク」という隙間を開ける技などを使いながら、巧みにカードを繰ってください。
難しそうですが、中級者のみなさんなら練習次第で簡単にできるようになるはずの、かっこいい技ですよ!
1度のマジックで3度驚かせる

1回のマジックで3回の驚きが詰まったトランプマジックです。
このマジックでは最初の仕込みが重要。
カードを赤と黒に分けて重ねておきます。
それぞれの束の最初と最後がエースになるように重ねておきましょう。
マジックの実演が始まったら、最初にサポートカードを選びます。
サポートカードは相手に見えないようにして、真ん中のエースの左側に来ているカードを選びましょう。
選んだカードだけをお客さんにみせ、表向きの状態で束に戻します。
戻す時には真ん中にあるエース同士の間にはさみましょう。
そしたら束のなるべく下の方からカードを1枚選んでもらい、束に戻します。
ここから26枚ずつにカードを分け、1枚ずつめくって行くと、サポートカードと同じタイミングで、選んでもらったカードが出てきます。
そこからさらにめくればめくった4枚すべてがエース、そして4つの束が色分けされているという3つのサプライズが起こります。
最初の仕込みが肝心なマジックです!
3枚のハートが上がるトランプ

山札の1番上にあったハートの1、2、3をランダムな位置へ戻した……はずなのに、3枚すべてがまた1番上へ戻ってくる、というマジックです。
スリップカットという、1番上のカードを残したまま山札をシャッフルする技術を使っており、動画の通りのやり方を3回おこなうと、最終的に1、2、3がそろう仕掛け。
スリップカットの仕組み自体シンプルなので、ぜひ練習して身につけましょう!
ダブルリフトのバリエーション

アンビシャスカードなどでも定番の技法であるダブルリフト。
上の1枚をめくって示すように見えて、実は上から2枚をめくって示すというもの。
小指で2枚目のところにブレイクを作って2枚を持ち上げるという方法ですが、2枚あることが相手にばれないように、何度も練習が必要です。
ここで解説されているやり方は派手な方法なので、見栄えもするしオススメ!