【難易度別】トランプを使った簡単なカードマジック
実はカードマジックの世界には、特別な道具を使わなくても簡単にできる不思議なトリックがたくさん隠されているんです。
この記事では、お客さんが選んだカードを見事に当てたり、トランプが瞬間移動したりする、ちょっとした練習ですぐにマスターできるマジックをご紹介。
中には手順通りにやればすぐにできるセルフワーキングと呼ばれるマジックも紹介しています。
この記事で紹介したマジックを覚えて、友人との集まりやパーティーで披露してみてくださいね。
特殊効果・貫通・瞬間移動マジック(11〜20)
空中から無限にトランプが出てくる

空中から何かをつかみ取るようにしてカードが出現、それを下に落としても次々にカードが出現するという手品ですね。
束からスライドという漢字でもなく、カードを1枚ずつ出しているような見た目なところも不思議さを感じますよね。
実はカードの束を手の甲の側に隠し持っていて、それを1枚ずつ表に向けていることで空中からつかみ取っているように見せているという仕組みです。
表側への束の返し方と収納の仕方をどこまでスムーズにおこなうかが、より不思議に見せるための大切なポイントですね。
ペンが貫通するトランプ

トランプをペンが貫通するマジックを見たことはありませんか?
実はあれ、簡単に再現できてしまうんですよ。
まず用意するのは細工用のトランプです。
このトランプのペンを貫通させたい場所をカッターナイフなどで切り取ります。
次に切り取った周辺にキリで穴を空けましょう。
後は切り取った部分をいくつかにカットしてから、ひもで結ぶようにして元通りにします。
開閉式の穴を作るイメージですね。
後は、ここにペンを指せば貫通してから、復活したように見えるという訳です。
カードがレモンの中に移動するマジック

レモンの中にカードが瞬間移動するマジックです。
しかも破かれたカードがレモンから出てきます。
これはトランプ1枚をあらかじめ破って、ヘタのところから丸めて差し込み、ふたをします。
そのあとはトランプの技術でその1枚を選ばせ、破り、用意したカケラと合わせます。
かなりの練習が必要ですが、できるようになればかっこいいマジックです。
カードがカードを貫通

半分に折ったトランプの折り目に別のトランプを当てると、その折り目をなぞるように貫通していくという手品です。
貫通させていく途中の段階までじっくりと見てもらえるところが、より強い不思議さを演出していますよね。
実は折り目をつけていたトランプは2枚のトランプを組み合わせたもので、半分の折り目から手前の部分で磁石を使って挟み込むことで、正面から見たときに1枚に見えるようにしています。
あとはこの磁石の隙間にカードをとおしていき、貫通しているような見た目を演出するという内容ですね。
事前に仕掛けがしっかりと加えられているので、これが見えないような角度を意識して進めていきましょう。
カードが貫通するマジック

思わず「痛そう!!」と叫んでしまいそうな強烈なインパクトのマジックをご紹介します。
ズバリ、腕をトランプカードが貫通するマジック!
こちらはギミックカードと呼ばれるしかけを忍ばせたカードを使うのがポイント。
まずは貫通させたいカードを腕のカーブに合わせてカットします。
次に通常のカードに折り目をつけたものとそれを接着剤でくっつけます。
最後にさきほどカットした切れ端をカードにくっつければ仕込みは完了。
本番では腕にトランプを当てると同時に切れ目の部分を内側に開けばトランプが貫通したように見えちゃいます!