トランペットがかっこいい曲。吹奏楽やジャズの名曲を紹介
トランペットは管楽器の中でもとくに花形楽器として位置づけられることが多く、とくに吹奏楽やクラシックではトランペットが目立つフレーズを演奏していることはよくありますね。
そのほかにもドラマや映画の挿入歌やジャズの名曲の中にもトランペットが活躍する楽曲がたくさんあります。
そこでこの記事では、トランペットがかっこいい曲を一挙に紹介していきますね。
トランペットを軸にして、ジャンルを問わずにさまざまな曲を選びましたので、ぜひご自身で演奏したい曲を見つけてください。
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トランペットがかっこいい曲。吹奏楽やジャズの名曲を紹介(21〜30)
ローマの祭りOttorino Respighi

1800年代後半から1930年代までの間、近代イタリア音楽において活躍したオットリーノ・レスピーギによる楽曲『ローマの祭り』です。
「ローマ三部作」と呼ばれる交響詩の最後を飾る作品であり、1つの楽章の中で4部に分かれてそれぞれテーマが設けられているという構成となっています。
非常にダイナミックな管弦楽曲であり、当然ながらトランペット奏者の出番も多い作品なのですね。
オープニングから「バンダ」と呼ばれるオーケストラ編成とは離れた位置で演奏する別動隊によるファンファーレが響き渡りますし、全体的に見ても多くのソロ・パートやアンサンブルが随所に盛り込まれており、トランペットの音色がお好きな方にはたまらない名曲だと言えましょう。
オーケストラでローマのさまざまな時代における祭りを描いたという作品ですから、作曲者自身が付けた標題を知っていると、さらに作品を楽しめるはず!
トランペット・ヴォランタリーJeremiah Clark

華やかな音色が会場のテンションを一気に引き上げる王道の祝祭曲です。
1700年頃に鍵盤楽器用の楽曲集『A Choice Collection of Ayres』に収録された本作は、トランペットの明るい音色を模倣した旋律が印象的で、モーリス・アンドレさんやロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団など、多くの名手たちが演奏を手がけています。
1981年のチャールズ皇太子とダイアナ妃の結婚式で演奏されて以来、結婚式の定番曲として親しまれてきました。
颯爽と行進しながら入場する場面や、表彰式での栄誉を讃える瞬間など、場を盛り上げたい時に効果的な1曲です。
トランペットがかっこいい曲。吹奏楽やジャズの名曲を紹介(31〜40)
聖者の行進

こちらの曲は日本でも耳なじみのある曲ですが、もともとはニューオリンズのアフリカ系アメリカ人の葬儀の際に、セカンドラインと呼ばれた楽隊が演奏していた曲がルーツです。
葬儀を済ませ、神の国に旅立った故人の魂が解放され、天国に行くことを祈り、演奏されたそうです。
映画『5つの銅貨』でルイ・アームストロングらがこの曲を演奏したことで有名になりました。
スポーツの試合などで応援歌として演奏されることも多い曲です。
華麗なる舞曲Claude Thomas Smith

華やかな舞踏会で人々が軽快に踊る様子が目の前に浮かび上がるような、躍動感があふれる1曲です!
吹奏楽の名曲を数多く手がけるアメリカの作曲家、クロード・トーマス・スミスさんの作品です。
この楽曲はアメリカ空軍バンドからの委嘱で書かれ、演奏時間約9分に及ぶ技巧的で壮大な構成が特徴。
本作は「Folâtre(陽気な、遊び心のある)」の舞曲というテーマの通り、きらびやかでスリリングなサウンドが聴く人の心をとらえて離しません。
各楽器にちりばめられた華麗なソロは、奏者の実力を存分に引き出す見せ場となっています。
演奏会のメインプログラムや、バンドの実力を示す挑戦曲を探している方にピッタリ!
聴衆に強烈なインパクトを与える、忘れられない一曲になること間違いなしです。
イン・ザ・ムードGlenn Miller

サクソフォンのメロディが耳に残る明るい楽曲は、グレン・ミラーさんが1939年9月にリリースした大ヒット作品です。
サックスとトランペットの掛け合いが生み出す躍動感あふれるサウンドは、ダンスフロアの高揚感や楽しさを表現し、スウィング・ジャズの魅力を存分に伝えています。
本作は2004年の映画『スウィング・ガールズ』でも使用され、高校生たちの青春を彩る印象的なシーンを生み出しました。
吹奏楽の世界でもスタンダードナンバーとして多くのバンドに演奏されている名曲です。
Car 16 15 A黒田卓也

前のめりなリズムが印象的なインストゥルメンタル楽曲は、最近のヒップホップとマーチングバンドを意識して制作されたもので、黒田卓也さんらしいグルーヴィで先鋭的なジャズ・サウンドが炸裂する渾身の一曲。
共同制作者のドラマー、デイヴィッド・フレイザーさんとの出会いから生まれた本作は、彼のトラックメイキングのセンスが見事に反映された意欲作となっています。
2025年2月にユニバーサルミュージックからリリースされたアルバム『EVERYDAY』の収録曲で、同年2月にはミュージックビデオも公開。
アルバムには他にも『Must Have Known』『Off to Space』など、ジャンルの壁を軽やかに飛び越えた楽曲が収められています。
まるで都会の夜を駆け抜けるような躍動感と、ジャズの本質を捉えた即興性に富んだ演奏は、夜のドライブのお供にぴったりな一曲です。
トランペット協奏曲Franz Haydn

フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが彼の晩年にあたる1796年に作曲したトランペット協奏曲がこちらです。
今ではトランペット奏者に人気のこちらの曲ですが、1800年に初演されたものの、当時は不評でした。
半音も演奏できるバルブ付きトランペットを初めて発明したアントン・ヴァイディンガーのためにハイドンはこちらの曲を作ったそうです。
昔のトランペットはバルブがなかったので、下の方の音域では半音はおろか全音差がある曲も吹けませんでした。
当時としては画期的な曲だったんですね。





