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トランペットがかっこいい曲。吹奏楽やジャズの名曲を紹介

トランペットは管楽器の中でもとくに花形楽器として位置づけられることが多く、とくに吹奏楽やクラシックではトランペットが目立つフレーズを演奏していることはよくありますね。

そのほかにもドラマや映画の挿入歌やジャズの名曲の中にもトランペットが活躍する楽曲がたくさんあります。

そこでこの記事では、トランペットがかっこいい曲を一挙に紹介していきますね。

トランペットを軸にして、ジャンルを問わずにさまざまな曲を選びましたので、ぜひご自身で演奏したい曲を見つけてください。

トランペットがかっこいい曲。吹奏楽やジャズの名曲を紹介(1〜20)

Car 16 15 A黒田卓也

前のめりなリズムが印象的なインストゥルメンタル楽曲は、最近のヒップホップとマーチングバンドを意識して制作されたもので、黒田卓也さんらしいグルーヴィで先鋭的なジャズ・サウンドが炸裂する渾身の一曲。

共同制作者のドラマー、デイヴィッド・フレイザーさんとの出会いから生まれた本作は、彼のトラックメイキングのセンスが見事に反映された意欲作となっています。

2025年2月にユニバーサルミュージックからリリースされたアルバム『EVERYDAY』の収録曲で、同年2月にはミュージックビデオも公開。

アルバムには他にも『Must Have Known』『Off to Space』など、ジャンルの壁を軽やかに飛び越えた楽曲が収められています。

まるで都会の夜を駆け抜けるような躍動感と、ジャズの本質を捉えた即興性に富んだ演奏は、夜のドライブのお供にぴったりな一曲です。

夜空のトランペットニニ・ロッソ

夜空のトランペット  ニニ・ロッソ
夜空のトランペットニニ・ロッソ

静寂に包まれた夜空に、トランペットが心に染み入る優美な音色を奏でます。

イタリアを代表するトランペット奏者ニニ・ロッソさんによる本作は、戦場での消灯ラッパから着想を得た、平和への祈りが込められた名曲です。

1964年に公開された本作は、イタリアやドイツ、オーストリアなど欧州各国でチャート1位を獲得し、1967年までに500万枚以上のヒットを記録しました。

1972年には第23回NHK紅白歌合戦にも出演し、フランク永井さんの伴奏を務めるなど、日本でも親しまれています。

穏やかな時間を過ごしたい時や、心を落ち着かせて集中したい時に、響き渡る叙情的な旋律が心に寄り添ってくれることでしょう。

ロッキーのテーマ岩井直溥

ロッキーのテーマ 岩井直溥編曲 浦和吹奏楽団
ロッキーのテーマ岩井直溥

ある年代以上のトランペットを手にしたことのある方なら、1度はこっそり吹いてみたことがありそうなのが、こちらの曲です。

1977年にリリースされた、映画『ロッキー』の主題歌は、トランペットのテーマを聴くだけでロッキーの熱い戦いをイメージし、胸が熱くなりますよね。

トランペットの魅力は高音にあると思いますが、それが十分に生かされた曲です。

動画は吹奏楽用のアレンジとなっており、よりトランペットがフィーチャーされています。

On the Sunny Side of the StreetLouis Armstrong

ブロードウェイのミュージカル『ルー・レスリーのインターナショナル・レビュー』で始めて演奏されたこちらの曲は、ジャズのスタンダードナンバーとして今も愛されています。

日本でもっとの知られているのはルイ・アームストロングさんによる歌唱と演奏なのではないでしょうか。

2022年のNHK連続テレビ小説、『カムカムエヴリバディ』の中でも一貫してとりあげられ、物語の軸となっていました。

明るいトランペットの音色が暗い世の中を明るくしてくれそうです。

祝典序曲Dmitrii Shostakovich

ショスタコーヴィチ / 祝典序曲 ( Shostakovich / Festive Overture )
祝典序曲Dmitrii Shostakovich

ソビエト連邦出身の作曲家、ショスタコーヴィチさんが作った曲がこちらです。

そのタイトル通り、1947年に十月革命30周年を記念して作曲されました。

3拍子のトランペットのファンファーレ部分は、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

最初のトランペットのファンファーレから、いろいろな楽器に主題は引き継がれ、展開されていきます。

クラシックの曲は長いので、ファンでない方はあまり聴きこまないかもしれませんがぜひ最後までじっくり聴いてみてください。