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トランペットがかっこいい曲。吹奏楽やジャズの名曲を紹介

トランペットは管楽器の中でもとくに花形楽器として位置づけられることが多く、とくに吹奏楽やクラシックではトランペットが目立つフレーズを演奏していることはよくありますね。

そのほかにもドラマや映画の挿入歌やジャズの名曲の中にもトランペットが活躍する楽曲がたくさんあります。

そこでこの記事では、トランペットがかっこいい曲を一挙に紹介していきますね。

トランペットを軸にして、ジャンルを問わずにさまざまな曲を選びましたので、ぜひご自身で演奏したい曲を見つけてください。

トランペットがかっこいい曲。吹奏楽やジャズの名曲を紹介(21〜40)

軽騎兵Franz von Suppé

「軽騎兵」序曲  フランツ・フォン・スッペ
軽騎兵Franz von Suppé

オーストリアの作曲家フランツ・フォン・スッペが作ったこちらの曲は、オペレッタの作品『軽騎兵』の中の1曲として演奏される曲でしたが、現在オペレッタはほとんど上演されず、こちらの曲だけが独り歩きして有名になっています。

とくにこの曲の冒頭のファンファーレ部分は、テレビ番組の効果音などでもよく使われているので、聴いたことがあるのではないでしょうか。

複数のトランペットによるファンファーレは印象的で、威厳があり、独特の雰囲気を持っています。

聖者の行進

《とっておきのソロ(トランペット)》聖者の行進(演奏:徳富 豊)
聖者の行進

こちらの曲は日本でも耳なじみのある曲ですが、もともとはニューオリンズのアフリカ系アメリカ人の葬儀の際に、セカンドラインと呼ばれた楽隊が演奏していた曲がルーツです。

葬儀を済ませ、神の国に旅立った故人の魂が解放され、天国に行くことを祈り、演奏されたそうです。

映画『5つの銅貨』でルイ・アームストロングらがこの曲を演奏したことで有名になりました。

スポーツの試合などで応援歌として演奏されることも多い曲です。

トランペット協奏曲Franz Haydn

Haydn: Trumpet Concerto / Tarkövi · Minkowski · Karajan-Academy of the Berliner Philharmoniker
トランペット協奏曲Franz Haydn

フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが彼の晩年にあたる1796年に作曲したトランペット協奏曲がこちらです。

今ではトランペット奏者に人気のこちらの曲ですが、1800年に初演されたものの、当時は不評でした。

半音も演奏できるバルブ付きトランペットを初めて発明したアントン・ヴァイディンガーのためにハイドンはこちらの曲を作ったそうです。

昔のトランペットはバルブがなかったので、下の方の音域では半音はおろか全音差がある曲も吹けませんでした。

当時としては画期的な曲だったんですね。

おわりに

吹奏楽で定番の楽曲を中心に、クラシックやジャズ、ポップスも加えてトランペットがかっこいい曲を紹介しました。

端切れのいいファンファーレがある楽曲をはじめ、ムーディーで大人な雰囲気の曲もありました。

ぜひあなたがトランペットで演奏したい曲を見つけてかっこよく披露してくださいね。